月別アーカイブ: 2017年6月

『プレ夏期から始まる、新美の夏。』

私立美大デザインコース講師の笹本です

6月も半ばを過ぎ、1ヶ月後にはいよいよ夏期講習が始まります。

夏の受験対策の計画はバッチリでしょうか?

新美では、夏期講習会前の7月15(土)、16(日)、17日(祝)の3日間でプレ夏期講習を実施します。

新美の夏は、このプレ夏期からスタートします!

私立美大デザインコースは、「静物デッサン」「手のデッサン」「構成デッサン」の3コースを設置。授業時間は9時?16時。志望校に応じたコースを自由に選択して受講できます。

各コースの内容について

■ 静物デッサン:静物の定番モチーフを描くことで、現在の実力の確認と今後の目標を見定めます。

■ 手のデッサン:各専攻の入試傾向を踏まえながら、手の見方や描き方について学んでいきます。

■ 構成デッサン:基本形態の立体感と様々な質感の表現、描き進め方を学んでいきます。

1日のみでも受講できます。

この夏から本格的に受験の実技対策を始める方や実技経験の無い初心者の方を対象に画材の説明や入試の解説も行います。随時、受験相談にも対応します。

7月19日から始まる夏期講習会前のこの機会に、ひと足はやいスタートをきりましょう!!

ワークショップ速報

先週に引き続き、本日6/18(日)もワークショップを実施しました。

今回は豪華ゲストをむかえ、外部生内部生ともに大勢の方にご参加いただきました。

ありがとうございました!

みなさんの楽しんでる様子や真剣に製作に打ち込んでいる様子がとっても印象的でした。

美術ってたのしい!

そう思える環境を提供できるように、これからもスタッフ一同精一杯がんばります。

重ね重ねになりますが、新美サマーワークショップにご参加・ご協力いただいた皆様、

本当にありがとうございました。

彫刻科 夏前の3週連続イベント報告。

こんにちは!彫刻科の小川原です。新美彫刻科では3週にわたって日曜に「石膏デッサン6時間チャレンジ」「全国公開実技コンクール」「手の型取りとデッサン」を行って来ました。
まずは6時間チャレンジ。普段あまり短時間では制作しないので、皆必死でした!次の週に公開コンクールがあったのでその練習も兼ねています。
優秀作品です。3点特に良い物が出ました!

3点とも浪人生の作品です。

動き、構造、量感。どれをとっても素晴らしく印象が取れていますね!豊かな色幅を使った炭の表現力が魅力的です。手前の腕が途中弱かったですが最終的には満足できる内容です!


この位置から見たフォーンのムチッとした感じがよく出せています!筋肉の微妙な隆起も見逃さず捉えられていますね!迫力があります。脇の黒と腹の黒がやや似ているところは少し気になります。


伸びの動きに合わせた探りがとてもよい効果を出せています。静止している石膏像としてと言うより、まさに動いている過程の一瞬を捉えたようなリアリティを感じます。陰側の色幅が一層増えてくるとさらにレベルの高い作品が目指せそうです。

次は公開コンクールです。秋の公開コンクールと同じ位の人数が集まり、緊張感のある試験の場となりました!

1位は新美生の1浪生でした。

頭部の立体感が弱かったり、腕の引きが甘かったりしますが、作品としての迫力が強く感じられる作品でした。今後は抜けの無いようにしっかり全体を確認していきましょう!

2位の作品です。学外生の作品です。

色がきれいな作品です。石膏像の白さを感じることが出来ます。顔も繊細に捉えていてよいですね。逆に体の厚みが弱いのがもったいないところです。

3位の作品です。学外生の作品です。

出だしから印象をバッチリ捉えられていました。描き出しで印象が良いと思ったのはこの作品だけです。ただ後半は少し空回りしてしまい中身が詰まりきらなかったです。実力があるのでこれからどんどん高めていきましょう!

順位が振るわなくても、それぞれいいところが必ずあります。何か意識や技術が抜けてしまっている所があって上手く行っていないところが目立ってしまっているのだと思います。まだまだこれからなので、夏期講習に向けて気合を入れなおして頑張りましょう!今回参加してくれた人たちの中から多くの合格者が出ることを期待しています!頑張れー!

次は手の型取り、デッサンです。
シワまで綺麗に型どれた「手」というモチーフを、鉛筆で描いていきます。生身の手ではなく、物としての手だと、皆結構正確に形がとれることに驚きました。

野村先生にデモンストレーションしてもらいました!


イベントは無事終わり、夏期講習に向けて頑張りましょう!

そして…。

紹介が随分遅くなってしまいましたが、春に自主制作していた狼の塑造作品を紹介して終わります。

7月15、16、17にプレ夏期講習があります。ここでは講師のデモンストレーションを混じえながらもう一度入試の試験時間に合わせて特訓を行います。
今年芸大受験を考えている方は是非参加してみてください!

サマーワークショップ木工でお皿を作ろう!

こんにちは、新宿校デザイン工芸科の多田です。ムサビのオープンキャンパスも終わり、生徒達は少しずつ入試を意識し始めてるのではないでしょうか。ムサビでも様々なワークショップが開催されていましたが、前回に引き続き18日も新宿校では魅力的なワークショップを行います。

私の担当は木でお皿を作るというものです。

木を加工するというのは馴染みがない方には『難しそう、硬そう、大変そう、、、』というイメージがあるかもしれませんが、今回は2mmの薄い板をお湯で蒸して曲げて作るというシンプルなものなのでどなたにもご参加いただけます!

好きな形を決めて材料に下描きします。今回は葉っぱの形でやってみました!

 

鋸やナイフ、カンナといった手道具で形を作ります。小物を作るためにこんな小さなカンナもあるんです、、、。当日は刃物を扱うので安全対策で手袋をして作業したいと思います!

 

お湯に浸した木材を専用のアイロンを使って曲げます。このアイロンはギターやヴァイオリン制作にも使われています。焦って折らないように注意!

 

 

仕上げてオイル塗装するとこんな感じに仕上がります!木の材種の違いでここまで表情が違うんですね。ちなみに左から楓、桜、ウォールナットという木材です。

 

 

こんなお皿に和菓子やアクセサリーなどを乗せたら素敵だと思いませんか?まだ申し込み受け付けておりますので興味のある方は是非ご参加下さい!親子でのご参加もお待ちしております!

 

http://www.art-shinbi.com/event/2017/summer-workshop/ サマーワークショップ

映像科:オーキャン見学&今週末は物語のワークショップ

こんにちは。映像科の森田です。
日曜日の授業では武蔵美のオープンキャンパス(オーキャン)へ行ってきました。
映像科の学生の多くが第一志望にしている武蔵美の映像学科。
映像作品の上映や写真の展示、スタジオでの撮影体験などもあり、一日で周るのはなかなか大変。入試対策としては合格者の感覚テストの作品なども見て、色々と吸収してきました。

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さて、告知です。
新美ではサマー・ワークショップが開催されていますが、今週の日曜日に映像科と先端芸術表現科が合同で企画するのがこちらです。

題して「物語を見つける・物語をつくる」!

当たり前のように考えている「物語」について考えてみるために、一日で色々な制作をします。映像科や先端芸術表現科の受験を考えていて、予備校の雰囲気を見てみたいという人はもちろん、
いつもは絵を描いていて「キャラクターって何だろう?」と思っている人や、
小説や漫画を描いていて「ストーリーって何だろう?」と思っている人にもヒントになるはず。
webの方で授業の内容も紹介されてますが、制作の詳細は当日のお楽しみということで。。

直前でも申し込み可能なので、日曜日の予定がまだ決まってない人はぜひ!