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6/22プレ夏期講習の東京芸大デザイン科コース公開講座

デザイン科総合コースの主任滝口です。
いよいよ1学期も後半になり、夏期講習への意識も出て来ている時期かなと思います。
新宿美術学院では、6/22と6/29にプレ夏期講習公開講座が開かれます。
これは、各科の公開授業として、無料で体験する事が出来ます。

東京芸大デザイン科コースでは、6/22にデッサンと粘土の立体構成を行います。
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デッサン:
デッサンでは、今年度の東京芸大デザイン科合格者の江上秋花さんに、公開デモンストレーションをやってもらいます。
江上さんのデッサンは、とっても鉛筆の調子の美しいデッサンが特徴的で、白くて深みのある自然な石膏デッサンを描いてくれます。
江上02
江上
デッサンでは、アトリエを自由に見学も出来ます。ただ、デッサンの上手い人からヒントを得るには、やはり一緒に制作をして行きながら、どのように1日を過ごしてデッサンをしているかというプロセスも凄く大事になります。描き出し?午前中?3時間の見え方?午後の過ごし方?終了1時間前の見え方?フィニッシュ。その流れを是非とも参考にしてもらえたらと思います。
参加には、申し込みが必要ですので、下記フォームから申し込みください。
http://www.art-shinbi.com/open-s/20140622.html

立体構成:
立体構成では、新美の芸大デザイン科の立体構成を専門で教えている三上先生による「粘土立体の早作りレクチャー」をしてもらいます。
立体講座02
芸大デザイン科実技試験の特徴の1つは、やはり粘土や紙などの立体構成をどう押さえるのかが大事になってくるかと思います。デッサンや平面構成は、私大受験との両立でも対応が出来るけど、粘土のある立体構成は、どうしても工芸科の模刻等とは違うデザイン科の作品をどう学んで行ったら良いのか分からない人も多いと思います。新美では、立体構成を研究して来ている専門の先生が、分かりやすく技術や考え方等を教えています。
その中で、今回の講座では先ずは技術面での内容で、作りたい形を早く作れる方法をレクチャーしてくれます。三上先生の「早作り」は凄いです。大胆で合理的。一見の価値は必ずあります。
立体講座05
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立体講座06
作品は、今年と昨年度の合格者作品たちです。有機的な形体から板系等の幾何的な形体も何でも、作り方を伝授してくれます。デザイン科は作る技術の競い合いではなく、デザインの魅力が大事です。そのデザインや形の魅力を出す為にも、早い技術習得は必要不可欠です。
是非今回の公開講座で、そのコツを身につけるきっかけを掴んでみては如何でしょうか。
参加には、申し込みが必要ですので、下記フォームから申し込みください。
http://www.art-shinbi.com/open-s/20140622.html

また、東京芸大デザイン科のアトリエでは、合格者や昨年度の作品での優秀作品なども多数展示しています。新美で昨年度生み出された様々な作品たちを、是非とも見て頂けたらと思います。
制作や立体構成のレクチャーを聞くには、申し込みが必要です。
ただしアトリエは開放されていますので、是非ご自由にご見学にもいらして下さい。