国立校基礎科です。
秋も深まり、大学通りの銀杏並木は黄金色に輝いています。
? ? ??
国立校では、12月13日に今年最後の1日体験講習を行います。
無料ですので気軽に参加してください。
用具は全て用意してあります。
また、冬期講習会も受付が始まっています。
こちらも是非参加して新美の授業を体感してみてください。
国立校基礎科です。
秋も深まり、大学通りの銀杏並木は黄金色に輝いています。
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国立校では、12月13日に今年最後の1日体験講習を行います。
無料ですので気軽に参加してください。
用具は全て用意してあります。
また、冬期講習会も受付が始まっています。
こちらも是非参加して新美の授業を体感してみてください。
基礎科日本画です!
先日、日本画では自分の好きな物をモチーフの倉庫から探してきて細密着彩をするという課題を行いました。
絵を描く原動力というのはやっぱり自分の好奇心だったり五感を刺激するものだと私は思うので、この課題は中々面白かったのではないかと思っています。
興味あるものを真剣に描き詰めていくと、そこには新しい物の見方や捉え方が生まれてくるのではないでしょうか。
私も浪人時代によく家の中にある何の変哲もない物を選んでは細密着彩をしたものです。
例えば使い切れなかったタマネギの半分に切ってあるものだったり、乾燥しきってしまったパン、カビの生えてきたミカンなど…
予備校のセットされたモチーフにはなかなかないものが家の中にはゴロゴロと転がっています。
自分では思いもしないようなモチーフと巡り会えた時、そこでまた自分の中の知識が増えて、どんどん物を描くにあたっての多角的な視野が広がっていくように感じます。
瓶のこの色が透けて出てきている影がとっても綺麗です。
物の影というひとつの現象は物の質感を伝えるにあたって結構注目すべきポイントです。
軽いものに濃い影がついていたとしたら、それは重そうな物質に見えてしまうかもしれないし、ものすごく強い光を当てているのかもしれません。
影の濃さ、長さなどで物の重さ、質、光の当たり具合まで表現できてしまうのです!
物ばかり描くのではなく物の影にも注目できると、自分の描ける範囲が広がってきてとても楽しいです。
もうすぐ冬期講習です。
受験生にとって冬は追い込みの時期でもあります。
基礎科の生徒も受験科の生徒に負けないくらい熱い冬を過ごしましょう!
以上、講師の木南でした。
映像科の森田です。推薦入試も一段落していよいよ一般入試まで残り2ヶ月となりました。映像科の2学期の授業も今週末でラスト。今回は冬期講習の内容をお伝えしておきます!
■前期【EA】12/15~12/20|17:30~20:30 *時間に注意
前期は「志望校別対策コース」です。特に武蔵野美大映像学科の「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」の今の時点での実力を確認する課題の制作を行います。また東京造形大映像系専攻、日芸映画・写真・放送学科などの実技・小論文の対策を行うことも可能です。前期は授業時間が17:30~20:30と、まだ高校の授業があるという人も受講しやすい時間帯になっています。また武蔵美の試験を直前に控えた留学生、帰国生も感覚テストと面接試験の対策を行うことができます。
■中期【EB】12/22~12/29|9:00~18:00
中期は「私立美大映像総合コース」です。武蔵野美大、東京造形大、日芸を中心に各学科・専攻の実技試験対策を前期よりも更にじっくり行うコースです。<制作~個別講評~リメイク~全体講評>の1日8時間授業はややハードですが、その分試験で活かせるアイディアをたくさん吸収することができるはず。
■後期【EC】1/3~1/6|9:00~18:00
後期は「武蔵野美大映像特訓コース」です。「感覚テスト」「小論文/鉛筆デッサン(どちらか選択)」に特化したコースです。感覚テスト対策では特に画面のレイアウトと文章の構成を中心に、小論文対策はモチーフの捉え方を、デッサン対策では今までの過去問の傾向を踏まえて、それぞれ指定の時間でどう仕上げるかについて、解説を加えつつ制作をします。また小論文とデッサンの日には、武蔵野美大【学科試験・過去問解説講座】も予定しています!
※毎年全く同じ内容をこのブログに書いていますが、映像系の入試、特に武蔵美映像学科や日芸は学科の点数が合否を決めます。センター試験が明けると約3週間で武蔵美の試験。学科についてもそろそろスパートの時期ですよ。目標は学科8割!
こんにちは、日本画の佐々木です。
先日日曜日は公開講座があり、日本画は着彩のちょっとしたコツをレクチャーしました!
意外と、色それぞれの特徴や混色のポイント、鉛筆の効果的な使い方など、それぞれの感覚でこなしていることが多いのであまり気にしていない人も多い所ですが、実はそんなちょっとしたことで、絵が劇的に変わったりもするのです。
レクチャー後は各自好きなモチーフで実践。
やはり花が人気でした。ので、花の観察のポイントも追加でレクチャー。
完成!
花などの繊細で色が薄いものって、中々色が乗らない、手が入らない!の代表モチーフですが、しっかりと描き上げられていますね。
道具の扱い方、観察の仕方がわかれば、いくらでも描けるのです。
今回の公開講座を逃した人も、これから冬期講習です。
ぜひ、自分の苦手を埋めに来て下さい!
そしてそして・・・
お久しぶり、最近の生徒作品です。
構図など、まだまだ工夫できるところはありますが、魅力的な描写や絵全体の安定感が着実に出てきていますね。
この石膏課題をはじめ、最近は普段描かないような物を色々出題していました。
色々なものに対応できる力をつけていこう!
こんにちは。油絵科の関口です。
今年の芸大油画専攻はキャンバスサイズがF30号と発表になり、慌てている人も多いと思います。それにしても30号…中にはそのサイズの大きさに途方に暮れている人もいるかもしれませんが、それよりも受験生の皆さんにとって、経済的な負担が大きいですよね。アルバイトをしながら画材代を稼いでいる人には、正に死活問題です。そこで、今日はキャンバスを張る時に使う「キャンバス張り器」の紹介です。
キャンバス張り器にも色々ありますが、お金がない人にとっては、少しでも安い方を…と考えて、一番安いものを買う人も多いのではないでしょうか。かく言う僕も浪人生の時は安い張り器を使っていました。
同じ木枠をずっと使っている人も多いと思いますが、ドンドン木枠の裏が凄い事になって行きますよね。4?5回も張り替える頃にはボロボロになっているのではないでしょうか?。
この原因は、張り器のテコの支点にあたる部分の幅なんです。この幅が細いと、かかる力がそこに集中し、結果的に木枠を痛めてしまいます。
しかもこの張り器自体も2?3年使っていると、ある日突然持ち手部分が根元からバキッと折れてしまいます。ここが折れた日には、やる気や心も折れてしまいます(笑)。
金属疲労だとは思いますが、僕も何台壊した事か…
ところで、こちらの張り器はご存知でしょうか?
5000円強と少し高い値段設定ですが、これを使うとテコの支点部分が大きいので、木枠の裏が傷みにくいのです。しかも張る部分の幅も広いので、早く張ることが可能です。僕はかれこれ15年以上この張り器を使っていますが、一度も折れたことがなく、木枠も傷みにくいし、その上キャンバスも早く張れる、という中々の優れものなので、本当にお勧めです。 一番安いタイプの張り器と比べても値段の差は3000円程度です。でもその3000円が勇気がいるんですよね?。
ところで僕の張り器ですが、長年使っていたせいか、昨年とうとう赤いゴムのところが剥がれてきてしまいました。仕方がないので新しい張り器を買おうと思って、トゥールズさんに在庫があるか聞きにいったところ、たまたま在庫がありませんでした。しかし店員さんと話しているうちに、何とこの赤いゴムは交換可能だった事が判明したんです。ゴムの部分は確か300?400円程度だったと思います。早速取り寄せてもらいました。ボンドでくっつけたら、今でも全く問題なく使えています。
初期投資に少しお金が掛かりますが、長い目で見たら断然こちらの方が経済的だと思います。一度買ったら中々買い換えないものですから、清水の舞台から飛び降りたつもりで、是非買ってみて下さい。