高校生デッサンコンクール開催!!

1月17日(日)センター試験の最終日、受験生の皆さまの健闘を祈りつつ
高校1,2年生の皆さまは、コンクールで頑張りました。

2016.2.17全体講評

この時期、来年度以降の美大受験生は、期待と不安でいっぱいだと思います。
しかし、負けずに今日の勇士たちは奮闘!!
初めて描く石膏像にあたってしまった人や、以前失敗した場所にあたってしまった人もいたようです。
でも、入試なんてそんなものです。決して良い条件で描けるとは限りません。
悪い条件の時こそ、力を発揮するものです。

今日のコンクールは、そんな勇士がたくさんいて盛り上がった次第です。

2016.1.17表彰式

総勢89名より、選ばれし者たちの笑顔です。おめでとうございます!
選ばれた人も、そうでない人もこれからです。

頑張って来年に備えましょう!

1.18 本日の授業について

本日の授業は、平常通り行います。(a.m.5:00現在)

ただし、積雪の影響で路面状況が悪く、交通機関の乱れも予想されます。
お住まいの地域によって地域によって降雪の状況も異なりますので、
登校につきましては、各自安全面を考慮の上、ご判断ください。
よろしくお願いいたします。

日本画 最近の着彩作品紹介。

こんにちは、日本画の佐々木です。

冬期講習もあっという間に過ぎ、今日はちょうどセンター試験でしたね。
国公立を受験するみんな、明日も頑張って?!
あっという間とはいえ、みんないい緊張感でかなり充実したものになった冬期講習。
デッサン着彩ともにいい作品がたくさん出ています!
今日はそんな中から少しだけ着彩を紹介してみようと思います。

着彩サイネリア
パッとメインのサイネリアが見えてくる軽やかな仕上がりです。
光側の質感の変化はとても魅力的ですが、もう一歩影側にも質感の差が観察、表現できるといいですね。

白菜
↑現役生作品
白菜のボリュームがよく描かれており、手前の炭など、筆による質感の表現も豊かに使えています。ここからさらに、メインの白菜に対しての千代紙の柄や台、周りのものの見え方が合ってくると、より臨場感のある場面として見えてくるでしょう。

そして、入ったばかりですが入直作品!
同じ課題から二枚。

0114アネモネ
画面全体に神経が行き届いており、見ていて心地よい仕上がりです。
欲を言えば、奥の紅茶缶とりんごの高さをもう少し変化させて空間をリズミカルにできたらより見やすくなったかと思います。

0114アネモネ 2
光と質感が豊かで魅力的な一枚です。
こちらも、構図でさらにレベルアップできるのではないでしょうか!
画面左のりんご、リボン、電球の塊を右へずらし画面に収めてあげると、右手前のりんごからリボンの流れが繋がり、空間の広がりがより見えてきそうです。

うーん、みんないい仕事してます。
ここからはどんどん試験へのプレッシャーが強くなっていくと思いますが、それにのまれず、しっかりと自分自身を見つめて進んでいるみんなはとても素敵で頼もしいです。
頑張るみんなを講師全員でとことんサポートしていきたいと思っています!頑張ろうっ!

基礎科 油画の冬期講習

こんにちは、基礎科の冬期講習で描いた油絵を紹介したいと思います。

冬期講習では面白いモチーフの課題が沢山ありました。

生徒達も試行錯誤しながら油絵に取り組んでいて、刺激的な冬季講習になったのではないかと思います。

PC290240

PC270175

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この冬で生徒自身、表現の幅も広がり成長を感じた冬期講習になりました。

残りわずかの基礎科で、いい思い出になるような日々を過ごして下さい!

以上基礎科油画でした。

基礎科 日本画の冬期講習

新美の基礎日本画の冬期講習の様子をご報告。

基礎科の皆、春期、夏期の講習会から見比べると別人のように上手くなっているなぁと素直に感じます。
描いている枚数もかなり多くなって来て、経験も、失敗もたくさん繰り返してから一枚ずつ進化していったるんだなぁと思うと、時間が経つのはすごく早いと思いました。

冬期の最終課題は冬らしいモチーフの水仙を描きました。
水仙の花はとても立派なモチーフが来てくれたので、皆きれいにデッサンを取って着彩に挑んでいました。水仙は花が強調されるようなかわいらしい花とは違い、葉っぱがかなりたくさんあって、しかも細長く、色合いも少し青っぽかったり赤っぽかったり…と皆中々苦戦していました。

水彩絵の具で葉っぱや自然物を描くときのコツはズバリ!反対色を混ぜる、です。
補色の色を自然物を描く時に上手く使えるとそれだけでも色合いがきれいになります。
絵の具のまんまの緑色をそのまま溶いて塗るとかなり嘘っぽい、造花のような質感になり、日本画が本来目指す「その物らしさ」からかけ離れて行きがちです。
デッサンで物の形をしっかり取る事も勿論大事ですが、使う色に寄ってその形をよりその物らしくさせることができるのです!

形と色は常に隣り合わせ、大事な関係です。
きっと日本画の静物着彩だけでなく、石膏デッサン、静物デッサンに通ずる物だと私は考えています。

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そんな中、この一枚は割とそのような観察ができているように感じます。
植物の形、色、かなり実感があってとっても魅力的です。
手前のクワイの実なんかもかなりリアルで食べられそうです。

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これからはついに入試直前!
受験科の皆が更に熱を上げて行く頃になります。
基礎科の高校2年生もついに受験科にいくまでの描ける枚数も少なくなってきました。
受験生に負けないように、残り少ない課題を一つ一つ丁寧に取り組んで、学びながら受験科に行って欲しいなと思います。高校1年生も更なる向上を目指して。一緒に頑張って行きましょう!

以上、講師の木南でした。