新宿校基礎科の夏期の講習、平面構成の昨品と授業の様子をご紹介。
コラージュ課題。
夏らしい「すいか」のモチーフ課題、、などなど。
この夏はじめて平面構成に挑戦した人たちも、普段問題点を克服すべく頑張っていた人たちも、それぞれ成果が出てきています。
2学期も平面構成課題もたくさん入っております、さらに高みを目指して頑張ろう!












新宿校基礎科の夏期の講習、平面構成の昨品と授業の様子をご紹介。
コラージュ課題。
夏らしい「すいか」のモチーフ課題、、などなど。
この夏はじめて平面構成に挑戦した人たちも、普段問題点を克服すべく頑張っていた人たちも、それぞれ成果が出てきています。
2学期も平面構成課題もたくさん入っております、さらに高みを目指して頑張ろう!












渋谷校の箱岩です。
皆さん充実してますか?渋谷校の生徒さん、いい顔してますね~。
きっと充実感が味わえているのでしょう。とても楽しそう。

夏期講習も残すところあと4日。時間も夜間部生にとっては長く、週3日コースの生徒さんにしてみれば日数も倍。それはそれは大変な夏休みになったことでしょう。
今、2学期のカリキュラムを組み立てながら、課題数が夏期講習よりも少ないことにかなりあせっています。時間が足らないなかで、どうすればいいか?
そのヒントは、この夏のスポーツ関連のニュースの中に見て取れました。
皆さんも見てましたか?リオ・オリンピック2016と甲子園とで、「気持ち」というものが如何に人の心を打つか思い知りました。
純粋に好きなことに本気で打ち込んできた気持ちの強さ。
様々なプレッシャーの中でかみ締める悔しさ。
どんな状況でも仲間を信じる強い気持ち。
ライバルを心から尊敬し気持ちを継承する勝者の気持ち。
祖国平和や祖国の子供たちへの気持ち。
選手の気持ちは様々ですが、人は気持ちによってこんなにも強く、逞しく、物理的な制約も、常識も打ち破っていくものなのかと、連日涙が止まりませんでした。
どんな逆境にあっても自分の可能性を信じて、結果が出て当然だと思えるだけの努力をする。これこそが勝者共通の言葉だったように思います。
自分を信じて、想い念じ続けること。それは人を強くするものなんですね。
「信念」
胸にきざんで今年度の後半戦を戦いたいと思います。
さて、絵画においてもそうした明快な信念は大きな力になります。
「私こうしたい!」「もっとこんな感じ!」
黙々とこんな気持ちを積み重ねると絵が充実してきます。
素直にいいなーと感心した作品の中から少し紹介いたしましょう。(油絵コースの生徒ばかり取り上げてしまいますがあしからず。)

基礎科油絵コースの子の作品です。背景を難しく考えるのをやめ、とにかくモチーフをしつこく丹念に観察して丁寧に描いていた作品です。
次は受験科油絵コースの3名。それぞれ色へのこだわり、調子へのこだわり、線へのこだわり。どの作品も強いこだわりを感じさせる意志力のある作品になっています。



最近、関口先生からいただいた言葉を借りれば「油絵科の生徒の熱意ってのは、金属をも溶かすほど極端に熱いか、半身浴をする程度に極端にぬるいか・・・」
(笑)正に、そのとおり!!
いろんな生徒がいるのが面白いところ。
残りの日程も「信念」をもって、熱闘していきましょう!!
基礎科の加藤です。こんにちは。
夏期講習で行った。彫刻クラスの作品紹介です。今回は5課題、塑像の授業を行いました。粘土は全く初めて!!という生徒が多かったのですが、良い作品もたくさん出てきました。これからさらにデッサンと一緒に経験を積んでいくと、良い基礎力が身に付くのではないでしょうか!!

石膏模刻:マリエッタ
微妙な動きが難しい石膏像です。動きが弱くなってしまいましたが、マリエッタらしい雰囲気がよく出ています。初の石膏模刻でこのクオリティーなら、先が期待できますね。



立体構成:体の一部 フェイスタオル ピーマン
少し難しい課題でした。それでも工夫して面白い作品が何点か出ました。タオルで鶴を折る発想は、長い講師生活でも初めての出来事でした、、、。



動物模刻:ウサギ
動物を作るのはもちろん初めて。動いてるのにどうやって作ったらいいのかわからない!!なんて声は毎年聞いている気がします。ポーズ決めのクロッキーに時間をかけ、作りたいポーズを吟味しました。

石膏模刻:ジャンヌダルク
少し老けたジャンヌダルクになりましたが、首と顔の傾きなどしっかりと模刻されています。顔のパーツや髪の毛など、もっと作り込めると良かったですね。


こんにちは。油絵科の関口です。
新宿校では先日、トゥールズさん主催で、フランスの名門メーカーであるラファエルの筆について講習会がありました。説明は代理店である丸善美術商事さんにお願いしました。
放課後に希望者のみ、という事でしたが、約40名が参加してくれました。
僕は当日学生を面接していたので、半分以上内容を聞けなかったのですが、参加した人は色々と面白いお話が聞けたのではないかと思います。特に筆の洗い方なんかは、筆洗器だけで洗っていた人にも、石鹸でちゃんと洗っていた人にも、目からウロコだったのでは?
一時間半程度の短い講習会でしたが、高級な筆を試し描きさせてもらえたり、他にも丸善美術商事さんが取り扱っているメーカーの色んな描画材にも触れられたり、盛り沢山の内容でしたよね。

気が付けば、夏期講習会もあと一週間。台風の影響が心配ですが、皆にはこの夏の講習会の集大成を見せてもらいたいと思います。まだまだ熱い夏は続きます。一緒に頑張りましょう!!
昼間部講師の氷室です。
いよいよ夏期講習もあと1週間になりました。今年は、デッサンを集中的に改革していく1週間があり、その後には模刻を強化する1週間が盛り込まれており、着実に重要な実技のレベルを上げることに繋がった様に思います。
濃密な課題を、粘り強くこなし、確実に成長して行く皆さんの姿が、本当に頼もしく感じました!
模刻強化での1週間は、まず、出だしで意識するべき項目の説明を行い、粘土の付け方、動かし方、荒付けまでの段階を、各課題ごとに、主任がデモンストレーションして下さいました。

その結果が実ったレベルの高い2点の塑像作品を紹介します

陰影や表情の印象がとても良く、ゲタ独特の内部から感じられる張りをしっかり意識できています。これぞ彫刻の醍醐味ですね!上手いです!切り口にもきちんと気を使えていますね。

こちらもアムールの表情が良く捉えられています。髪の毛の表現も全体感を損なわず作り込めており、また、しっとりした顔の印象や地味に難しい構造、全てに意識が行き渡っています!バランス感覚が素晴しいです!
さらにデッサンと素描を1点ずつ紹介します
こちらは、現役生のデッサンです

とても丁寧に描写できており、作者の見ていた視点や空間を、確実に伝えられています。自然にかつ言い切りも強く、その両者を同時に説得出来る完成度の高い1枚です。自然に魅せる様に、知識や感覚を使って組み立てていく、1番大切な事を気づかせてもらえるデッサンです!
外国人素描です

作者の意気込みを感じます。最初にモデルさんから受けるイメージを着実に絵にしてくる行程には、感心させられました。彫刻の大切な要素のひとつである空間。どこからかモチーフを取り巻く空気が絵に現れて来る瞬間があります。その空気感が見えてきたら、それはもう立派な作品だと感じます。良い素描ですね!
今回の作品紹介は以上です。
まだ夏期講習も1週間残っています。ぜひ、自分に納得のいく実技を目指して、走り切って下さい。
彫刻家の土谷武さんは、こう書かれています。
ものを作るということはー
才能ではなく、選択であり、欲求であり、自分の決意で彫刻家になるのです と。
皆さんも、ここで頑張っているということは、選択してきた道のはずです。
粘り、踏ん張り、自分の明確になった課題に、しっかり向き合って行きましょう!!
最後に、実技以外の一コマを!
新美から見える夕日は、とても綺麗です
その夕日を、課題終了後に眺めてみるー貴重なひとときです。
改めて自然の壮大さに元気をもらいます!

次回の更新は、稲小川原先生の担当です!お楽しみに!