彫刻科GW前の課題優秀作品。

こんにちは!彫刻科の小川原です。GWが明けて1学期も中盤に入っていきます。夏期講習に向けて集中して課題に取り組んでいきましょう!

さて、今日はGW前の優秀作品を紹介していきたいと思います。
昼間部生の作品。静物基礎特訓を受けての静物課題です。
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とても完成度の高い作品になっています。ゲーテのマスクの質感にややリアルさ(自然さ)が足りないですが、画面全体をやりきっていて、作者の意気込みを感じられる内容です。

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こちらも昼間部生の作品です。全体に自然な印象で描けています。モチーフ台の布の質感にさらに迫りたいところですが、平面感なども出せていて、落ち度のない作品に仕上がっています。

昼間部生の作品。ジョルジョ模刻
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正直この時期これだけ印象が良く、カッチリした模刻が出せて来れていることに驚かされます。
この先観察が甘くなっていかないよう持っていければ模刻で負けることはないでしょう。
次回これよりレベルの高い作品を目指して欲しいです。ただそれはとても難しいことで、相当な意識の高さが必要なことを分かっておいて欲しいです。

同じく昼間部生の作品。
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出だしはかなり不安定で、動きも合わなかったですがかなり修正できました。軸に狂いは残りましたが、他の印象はとてもよいです。感覚的な反応によって捉えた印象はグイグイ引き出せるという良い面もあれば、理論的に確認する場面が少ないために正確性を欠いている部分もあります。弱点を意識的に抑えこんでいきましょう。

春期講習からの作品。フォーンの模刻。
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浪人生の作品です。春期講習から少しずつ進めてきました。まだ完全に完成はしていないですがここで一区切りつけました。途中形を丸く見てしまい、彫刻的な形体感の強さが弱くなってしまった時もありましたが大分良くなってきています。かなり勉強になったと思います。もうちょっとなのでぜひ完成させて下さい!

4月から基礎課題を反復し、基礎力を固めてきました。ここから夏期講習までの間に実践力をどんどん上げていきたいと思います。時期としてはまだまだ早いですが、全員が実際の試験でも戦えるかも!という実感が持てる作品を一つでも出せるように講師陣も指導を頑張っていきます!
生徒の皆さんも気合を入れて課題に臨んで下さい!

映像科:映像実習/アニメーション制作

こんにちは、映像科講師の土屋です。

映像科では先週4/21(木)?23(日)、3日間で
「ストップモーション・アニメーションを作ろう」という授業を行いました。

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グループワークで、実際に1?3分程度のコマ撮りアニメ作品を作ってもらい、
23日の発表にはなかなかの力作が3本そろいました。

さて、その前提授業となる21日には、制作の参考になるような映像作品を
上映しましたので、上映しきれなかったものも含めて、いくつかご紹介します。
ブログだとYouTubeなどにすぐ飛べるのでぜひ見てみてください。

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『オオカミとブタ -Stop Motion with Wolf and Pig-』作者:竹内泰人さん

「ストップモーション・アニメーションは、写真の連続で出来ている!」
という特性の参考として観てもらいました。

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『こまねこ はじめのいっぽ』監督:合田経郎さん

コマ撮りアニメを作るこまねこの話。
こまねこ自体もコマ撮りアニメで作られていて、構造が興味深いです。
調べてみたら、東京都写真美術館『過程を見せる展覧会。“絵コンテの宇宙ーイメージの誕生”』
での展示が、こまねこの始まりなのだそうです。
http://www.komaneko.com/intro/about.html

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『Western Spaghetti』監督:PES

「物をコマ撮りで動かしてアニメーションを作る」という話の参考として観てもらいました。
この作品は、音の使い方がヤン・シュヴァンクマイエルを彷彿とさせますね。

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『The Joy of Books』監督:Sean Ohlenkampさん

新美の課題ではテーマを「場所に魂が吹き込まれる」として制作をしてもらい、
この作品はそのテーマの参考として紹介しました。
この本物の本屋さんを使った作品、すごく手間がかかりそうな分
温かみのある映像になっていますよね。

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この他に観てもらったのは、
ヤン・シュヴァンクマイエル『闇・光・闇』や伊藤高志『SPACY』などなど。

紹介したい映像作品はまだまだたくさんあるのですが、
ストップモーション・アニメーションは技法として定着しているので、
世の中にさまざまな表現が溢れているのです。

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新美では、こんな感じで
通常の紙+鉛筆の課題以外のワークショップも時々行っています。

終了間近!エリザベス・ペイトン展

こんにちは。油絵科の関口です。
ゴールデンウィークなのでお出かけしたいけど、どこも混雑しているから家でノンビリ…という人も多いと思います。今日はそんなあなたにお勧めの展覧会を紹介します。

品川駅から少し離れた所(徒歩15分くらい)に原美術館という美術館があるのをご存知でしょうか?ちょっと現代的で通好みの企画が多い美術館です。IMG_5575
展示は現代的なのに、外観は昔ながらの塀に囲まれた、何だか時代劇にも登場しそうな入り口です。すぐ近くにミャンマーの大使館もあります。

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美術館の裏は御殿山庭園。小さいながらも結構落ち着ける場所です。

今そこでエリザベス・ペイトン展が開催されています。僕は4月の平日に訪れましたが、割と空いていて、ジックリと見る事ができました。
エリザベス・ペイトンは1965年生まれのアメリカ人女性作家。新美にもペイトンの画集がありますので、油絵科の学生なら見た事のある人もいると思います。日本ではあまり紹介されてこなかったという事で、日本の美術館では初個展だそうです。僕も本物を見るのは初めてでした。作品の内容に関しては、それぞれ好みもあると思うので、今日はちょっと変わった視点から紹介してみようと思います。

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ペイトンの作品はどれもかなり小さく、キャンバスやパネルに描かれた作品は、殆どF6号以下のサイズでした。紙に描かれた作品以外は、ジェッソの様なアクリル系の白い下地材をナイフで塗り、その上から絵具の吸収を抑える為と思われる半透明なメディウム(これも恐らくアクリル系)が塗られているのが、側面を見る事で分かります。ペイトンはキャンバス地の凹凸は好まないタイプなのでしょう。でもナイフで下地材を乗せた後にサンドペーパーなどで磨いたりはしません。パネルのヘリからはみ出た塗料もそのままで、きっちりとした四角の作品ではないのも特徴です。
制作を始めるにあたって、テーブルの上にパネルを並べて下地作りをする事が彼女のルーティーンになっている事が伺えました。

作品は油絵具で制作している様ですが、白いところは下地の白さを活かしている事が多く、暗さで描いていくデッサンや水彩に近い構造になっています。肌の表現を除いて、全体的に殆どホワイトを使っていませんでした。この事から、色が濁るのを嫌うタイプなのだと思います。
使用している筆は丸筆が中心で、数少ない大作には、何やらスポンジ状の描画材を用いて描かれているものが見受けられました。筆致も一度画面上で止めてから離しているのが特徴です。習字でいうと「払う」タッチというものが、殆どありません。筆運びは結構早い方だと思うので、こういうのは割と珍しいタイプだと思います。理由はわかりませんが、何か特別な拘りがありのかもしれませんね。WW9-Peyton_10
この絵の写真では分かりにくいと思いますが、背景の青いタッチは明らかに筆とは違うもので描かれていました。

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他にも紙に描かれたパステルの作品(左)や水彩(右)なども面白い作品が多いです。水彩でもしっかりとタッチを止めています。

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左が今回来ていたペイトンの作品で、右がドラクロワの「アルジェの女たち」。オマージュなので原画を知っているとより一層楽しめます。この他にクールベのオマージュもありました。

かなりマニアックな見方を紹介しましたが、探偵になった気分で、作品の隅々までよく観察していくと、色々な発見があるので、どんな展覧会でも結構楽しめめるものです。まだご覧になっていない方は、会期が5月7日(日)迄です。今ならまだ間に合いますよ。

くにたちの5月

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国立校基礎科です。

新年度がスタートしてⅠヶ月
G.W.に入って一息ついている事と思います。

さて、高校1.2年生にとってはいよいよ進路を決定する時期・・・
志望校や専攻、勉強方法など迷っている人も多いと思います。
国立校ではそんな美大受験を考え始めている人のために、無料体験入学を用意しました。

授業の見学、相談だけでも構いません
学校帰りに気軽に立ち寄ってください。

 

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渋谷校、石膏デッサンデモスト

こんにちは、渋谷校です。

今日は渋谷校のデモストの様子をお伝えします。初年度に渋谷校で現役生だった学生が今年、芸大のデザイン科に合格したので、その友達に頼んでもらい先日石膏デッサンのデモストをやってもらいました。やはり、この前まで受験していただけあってとても上手でした、そのプロセスの写真を何枚か載せます。皆さん自分の制作の参考にしてみてください。

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このあたり、大分最初の方の描き出しの参考になりますね。

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隣で描いている渋谷校の現役生も中々です。5

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で、完成です。このように渋谷校ではデモンストレーターや講師たちが一緒に描いて受験のレベルを教えてくれることがよくあります。こんな授業を体験したいあなたは、連休明けから渋谷校で無料体験をしてみましょう。詳しくはこちらから。