カテゴリー別アーカイブ: 日本画科

日本画科便り2-講師デモンストレーション制作-

日本画科です。

 

日本画科では周期的なイベント、レクチャー、デモンストレーション(デモスト)を行い、生徒のブラッシュアップを図っています。

5-1

 

特に、講師の制作デモンストレーション(デモスト)は「全講師」が行います。口頭指導、個人指導の他、”直に見て学ぶ”というそんな学びのあり方も大切にしています。

現在は、石膏デッサンと静物着彩を中心に「描き出し」、「クロッキー」を生徒と一緒に描くことが多いです。

 

今週は、角田講師が石膏像ヘルメスの描き出しデモストを行いました。

2-4←今回は石膏像ヘルメス!胸像の中では難易度の高い石膏像です。

 

2-3←アタリ取り10分経過。この段階で生徒を集めて描きだしのレクチャー!日本画は12時間制作のため、最初の描き始めがとっても大事なんです。

 

2-2←この段階でだいたい2時間。まずまずですね。

 

2-1←ここでストップ。2時間30分程度です。ここでまた集合し、レクチャー。何が大事か、何をすべきか。

 

 

 

このように、日本画科ではレクチャー、デモンストレーションを行っています。

尚、講師の制作デモンストレーション(デモスト)作品は教材用、説明会用として参考作品にしています。これらはまた別の方法で活用されます。

 

日本画科に興味ある受験生がいらっしゃいましたら是非見学にいらしてください。

?

日本画科便り1-2014スタート-

日本画科です。

いよいよ2014年度がスタートしました。今年度も頑張って「全員、志望校合格」を目標に頑張っていきましょう。

 

今回は、日本画科の案内をしたいと思います。

新美日本画科は東京芸大、私立美大、国公立美大、その他私立美大の入試情報と入試課題の緻密な分析によってカリキュラムを作成しています。年間を通じてデッサンと着彩をバランスよく学習していくカリキュラム編成です。

指導は、受講者のレベルに沿った丁寧な対応が特徴です。その理論的で分かり易い指導は各自の課題点をクリアにしていくものです。個別の実技指導も行いますので、初心者も安心して受講することが可能です。

特に1学期は日本画科の受験に必要な「型」を構築していきます。昼間部終業後は「学科授業」、もしくは「夜間制作特訓(希望者)」に分かれ、各々の課題点克服のための対策に取り組みます。また、高校生を主とする夜間部は、“4日に1課題”というカリキュラムサイクル。基礎をしっかり習得し、芸大美大受験に必要な対応力を鍛えます。「全員現役合格!」を目標に、ひとりひとりのレベルに沿った丁寧な指導を心掛けています。

少数制の徹底した個人サポートで高い合格率。緻密な入試分析と分かり易い指導理論でどの美大入試にも強いのが新美日本画科です。また、清潔度の高い環境は空調設備も万全のため、安心して課題制作に集中することが出来ます。

 

日本画科に興味ある受験生がいらっしゃいましたら是非見学にいらしてください。

日本画科受験についても質問があれば講師がお答えします!お気軽にどうぞ!


 

2013年度合格実績     ※2013年度在籍者数23名中

東京芸術大学2名(過去3年間 9名合格)

多摩美術大学日本画10名、武蔵野美術大学4名、東北芸術工科大学5名、女子美術大学5名

広島市立大学1名、北海道教育大学1名

1-6←春の合格者作品展

1-7←春の合格者作品展

公開講座!パート3 締切迫ってます!お早目に!

【先端科 公開講座】 3月21日(金/祝日)

参加者は、芸大先端科学部生と一緒になって、作品制作をします。
先端科とは?現代美術とは?
何かとても難しそうな印象はありますが、芸大生と一緒に手を動かしながら制作する中で、
そんな質問も気楽にできる講座です。
なんとなく先端科って面白そうと思っている方。
いや、こんなことをしてみたいとイメージのある方。
これまで基礎的な美術教育を受けてきたけど、何科にするか迷っている方。
「自分は何をしたいのか?」
是非この機会を通して、確かめてみてください。

【日本画科 公開講座】 3月21日(金/祝日)
 日本画科は、東京藝術大学をはじめとして多摩美術大学、武蔵野美術大学、東北芸術工科大学、女子美術大学ほかほぼ全ての大学入試で植物が出題されていると言って良いでしょう。今後の入試課題においても植物の出題確率はかなり高いと言えます。特に、花のある植物が出題された場合、モチーフの中でメイン的な役割を担うことがほとんどです。そのため、植物を練習することは日本画科において避けて通ることの出来ない道でしょう。
 また、花は、人間に例えると“顔”になる部分でもあります。ですから、花の精度の高さが画面全体の印象を左右してしまうと言っても過言ではありません。
 
 ゼミでは「花デッサン虎の巻 ―花が描けるようになる!―」と題して「花を描く前にすべきこと」から花を描く実際まで、花を描く上で大切なポイントを解説します。また、「どうしたら“らしさ”を抽出出来、美しく魅せることが出来るのか」など、“着彩課題”に強い新美の豊富なデータを元に受験生の知りたかった「花の捉え方とテクニック」を詳しく伝授します!モチーフは、仕組みと形態が理解し易い大ぶりな花、“百合”!

花が描ければ、君の絵はきっと変わる。この春、新美の日本画科に集結しよう!

DSCN0931

花デッサン虎の巻 ―花が描けるようになる!百合編―
?花を描く上で大切なポイントを解説。また、花の捉え方とテクニックを伝授!~

午前の部
1“花を描くって本当はとても楽しい!”
①花の仕組みを知ろう―花を描く前にすべきことって何?
②花を捉える前に―魅せるアングル、配置について
③茎と葉の役割り―花を描くには茎と葉が大事!
④花を描く―花のかたちを描く上で大切なポイント、アタリの置き方
午後の部
2“花のいのちを感じ取れ!”―花の瑞々しさを表現するには?(調子について)
3“より美しく描く!”―特徴と質感を押さえる描写のコツ
4“講評”―順位評価では無く、一人一人の長所を踏まえたこれからの学習ポイントを伝授!

閉幕:普段から準備をしよう―家でも学校でも出来るトレーニング法を伝授!着彩にも役立つ理論を伝授!
Q&A―皆さんの質問にお答えします!

1

新美チャンネル

新美チャンネル始めました

動画による【実技制作プロセス】の配信をはじまめした。

今まで知る事が出来なかった制作過程や道具の使い方を動画で見て実感することが出来ます。
美大実技入試は志望科の試験内容によって様々な技法と制作過程の違いがあります。新美では各科の特徴を捉え、生徒一人一人と向き合いながら個性を大切にし、入試に対応した実力が身につく指導をしています。
ぜひ、動画制作プロセスを見て【新美の合格者全国no.1】の指導を感じてください。

現在配信しているのは
●私大デザイン 手のデッサンプロセス
私大デザイン
●日本画科 着彩プロセス
日本画

新美チャンネルはこちら

日本画科-冬へ向けて!-

日本画科講師の金子です。

暦は師走。早くも一年の締めくくりとなる時期となりました。まさしく光陰矢の如し。

今月7日、学期末コンクールをもって二学期が終了しました。昼間部はデッサン(鉛筆素描)、着彩、構成の3課題。夜間部は着彩、そして細密。着彩は昼間部と夜間部の合同採点でした。総じて夜間部生の頑張りが目に留まりましたが、この反省を活かして冬期、そして入直に繋げていってほしいと思います。
IMG_7644

? さて、9月のブログでも書きましたが、日本画科着彩写生プロセスのポスターが入稿されました。このプロセスのポスターには完成まで到るコマ取りの画像が順を追って掲載されています。仕上がりは来春予定!完成の折には是非お手に取っていただければ幸いです!

ちなみに同時に動画の撮影が行われました。動画もYouTubeにUPされる予定ですのでこちらも視聴いただけましたら幸いです。

尚、新年度パンフより2012年度武蔵野美術大学日本画学科に現役合格した北島さんの合格者体験記を掲載します。(新年度パンフも来春予定です。)

「努力は嘘をつかない」、そんな言葉を想起させられる素晴らしい体験記です。現役生の皆さん、この体験記を励みにますます頑張って下さい。

 

■合格者体験記

北島 ?音奈(東京/豊多摩高校)  武蔵野美術大学日本画学科合格<現役合格>

私が新美に入学したのは、高校三年生の春でした。それまでのデッサンの経験は少なく、分からないことだらけでした。そんな私が合格までの約一年間、一番大切にしてきたことは「昨日の自分を越える」ということでした。それはとても単純な目標であり、難しい目標でした。
始めたばかりの頃は、今日の自分は何が出来ていて、何が出来ていなかったのか、それすら分からないといった状況でした。そのせいで周りとの差を大きく感じ、それまであまり経験してこなかった劣等感にも悩まされました。しかし、先生方の熱心な指導や講評会、一対一での面談などで、徐々に自分の弱点や武器が見えてくるようになりました。先生方もそれをよく理解してくださり、私に合った指導をしてくださいました。私自身も新美以外で、その日出来たこと、出来なかったこと、今の自分の悩みなどをノートに箇条書きで書いていき、自分を冷静に分析する時間を作りました。そうすることで、今まで見えていなかったことを多く発見することが出来ました。また、書かれた箇条書きの文字が日を追うごとに減っていくことが私の自信へと繋がり、新しく増えた項目は私をやる気にさせました。それからは、昨日より今日、今日より明日と伸びていく自分を見ることが出来るようになりました。

自分の弱点と向き合うことはとても怖いことです。しかし、向き合うことで自分を冷静に見つめることが出来、それを克服した時には何よりも大きな自信に変わります。受験生の皆さん、どうか自分に自信を持って取り組んで下さい。また、自信を得るための努力をして下さい。
私はこの受験で得たことを今でも大切にしていて、大学での制作や日常生活にも大きく役立っています。「昨日の自分を越える」は、今でも私の目標です。

 

? さあ、 15日からはいよいよ冬期講習会!
今季は『前期』、『中期』、『後期』の3期に分かれます!日本画科では前期に「総合コース」と「夜間総合コース」、中期と後期に「総合コース」と「私大特訓コース」を設けています。
外部から受講する方にも強力なバックアップ態勢を整えています。面談等で徹底的な打ち合わせを行ってから指導に従事します。そのため安心して受講いただければと思います!
日本画8

IMG_8115