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ブルーピリオド直前特番撮影ちょこっと裏話

 こんにちは、油画科の鷹取です。今年はブルーピリオド関連から始まり、思わぬ形で色々なことと関わることになりました。 9 月末のブルーピリオド放送直前特番から、ブルーピリオドのアニメ公式 Twitter アカウントにて配信さ れる油絵の指導、「美術予備校ってどんなところなの?」ということで阿部先生がネット記事のインタビ ューを受けたり、『5 時に夢中』に出演したり…なかなかビックリの連続でした(笑)

そしてアニメ・ブルーピリオドも佳境に入り、特番、5 時に夢中、インタビュー、Twitter による油彩指 導の動画も#21 にして一枚目が終わったところで特番の撮影裏話をちょこっとご紹介。

峯田さん、宮本さん、尾形さんは番組ではデッサンを 2 枚制作していましたが、実は 3 枚描いていたの です!
一枚目は本当になにも説明していない状態で、初めての木炭でりんごを描いてみる!!「なんだ、これ は、え?どう色がつくのかわからない、どこで描くのかもわからない!」と皆さん思い思いの反応を見せ ながらリンゴを描くことに挑戦していました。
その後に光源と輪郭線についての 5 分程度の簡単なレクチャーを行いもう一度リンゴを描いたのですが、 その幻の二枚目をご紹介します。

 

まず峯田さんの1枚目です↓

丁寧にりんごを観察しながらブルーピリオドの知識を探りだし描かれていました。初めてだと輪郭など 描いてしまいがちですが、峯田さんはそれがなくてすごい!少し小さめで丁寧でありながらそーっと描 いていた印象です。

次に峯田さんの 2 枚目です。

初めて木炭をさわって 5 分レクチャーを受けただだけなのに木炭の使い方 がすごく大胆になって光源の意識も明快で上手い…!りんごのツヤっとした質感まで出始めててビック リでした。

 

次に宮本さんの1枚目です↓

宮本さんは何も言っていなくても 1 枚目からりんごの形に着目していたのが印象的でした。こっちのほ うがとがってて…こっちはへこんでで…と、形への反応が見えてすごく楽しかったです。

そして宮本さんの 2 枚目↓

今回は光の方向と輪郭線についての簡単に話をしたのですが…たっぷりと木炭をのせて光の方向に注目 して描いてることで立体感が出ました!形を出すときに内側から描くだけではなく、周りから消して形 を出していて、やはりここでも形への拘りが見えて素敵でした。

 

最後に尾形さんの1枚目↓

尾形さんの一枚目はとにかくリンゴを齧ったときの衝撃が忘れられないです笑 突然「バリッ!!」と音がして… 昔芸大の入試でミカンが出たときにとある学生が食べたことを思い出して笑いが止まりませんでした笑 すごく楽しくて可愛くて良い絵ですね!

次に尾形さんの 2 枚目です。

1枚目もとても素敵なりんごでしたが、今回は簡単な基本にならった光源 と輪郭線についてのレクチャーということだったので、それにならっての挑戦です。本当は自由でいい んですけどね!! りんごの面がなだらかに移り変わっていく部分の柔らかさ、色幅、すごく美しい〜。りんごの丸すぎない 特徴もよく見ていて自然な仕上がりです。

 

そしてこのあと番組で紹介されていた、 【芸大の入試に実際に挑戦してみよう!】 と 3 枚目へと突入していくのでした。※出題は りんごを持つ手、紙を持つ手、何も持たない手(写真は峯田さん、宮本さん、尾形さんの順)

 

峯田さんのわからないなら思い切ってやってしまえ!という大胆さと熱量、宮本さんの形への繊細な拘 りなど初めてでもやっぱり個性って出るんだなぁと本当に楽しかったです。
当日本当にずっと笑ってた なぁ笑
尾形さんはモチーフになっていない物を入れるのはダメだと思ったけど自分のイメージでやってみちゃ った!とのことでしたが、凄いなぁと思いました。やっちゃダメって思ったことでも、やりたいならやっ てみようという選択は中々できることではないので少し感動してしまいました。

しかし…アニメに出てくるアトリエとそのままそっくりなアトリエで声優さんと芸人さんが絵を描き… 山口さんの当時の担当講師としてその方達に絵の話をする…今思い出しても不思議な時間でした笑 最後に当日の写真をちょこっとご紹介です。 撮影時、スタッフさんも本当に沢山いて機材もカメラも沢山…テレビ番組を作るのってもの凄く大変な んだなぁ…!! 物撮りの準備をしたりアトリエうろうろしてニコニコしたり阿部先生と写真を撮ってみたり。

凄く不思 議で楽しい 1 日でした。 にしてもいつもつけているエプロンだったので汚いですね〜笑

色々なことがあった今年ですが、これからが本格的な受験本番。推薦は一通り終了しましたが、次は留学 生試験、そして一般の試験へ!!寒さも本格的に深まってきましたが、寒さに負けずに 3 月まで全力で 駆け抜けましょう!!!!

芸大デザインコース

こんにちは
デザイン・工芸科
芸大デザインコースの山本です。

寒い日が続いております。体調管理を徹底しましょう!
2学期が終わり、まもなく冬期講習会が始まります!

これから重要なのは、試験本番を想定してMAXの力で課題に取り組む回数をより多くすることです。万全な体調を作ることを意識しましょう。疲れを言い訳にしてしまう作品づくりを続けることがないように、場合によってはしっかりとした休息も重要になります。

冬期講習は12月15日から始まります。詳しくはリンクからご覧ください。
https://www.art-shinbi.com/season/winter/subject/design/geidai/index.html

そして、冬期講習直前に開催する『パーフェクト模刻ゼミ』のお知らせです。
https://www.art-shinbi.com/event/2021/21event-pre-winter/pre-winter-B.html
手の模刻の特訓講座です。水粘土のスキルアップが課題の受験生は是非ご参加ください。
日時 : 12/12(日) 10:00〜16:00

2学期の授業での講師デモストを紹介します。

映像科:二学期が終了!

こんにちは。映像科です。
先日の12/5(日)で二学期の授業が終わりました。このあとは冬期講習(12/15〜)、入試直前講座(1/10〜)が控えていますが、「木金日コース」で授業をするのはこの日が最後!ということで、受講していた皆さんはひとまずお疲れさまでした。

最後の二週間は「学期末コンクール」を行いました。併願校も含めて選択し、実際の試験に近い形式の問題に取り組みます。
最終日はすべての作品を丸一日かけて講評しました。
武蔵美映像学科型:「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」
東京造形大型:「発想力」「小論文」「鉛筆デッサン」
武蔵美芸術文化学科型:「小論文」「鉛筆デッサン」
武蔵美デザイン情報学科型:「造形表現テスト」
日芸映画学科型「小論文」

さて、少しの休みを挟んで12/15(水)からは冬期講習会が始まります。詳細はこちら
また前回のブログにも詳しい内容を書いています。

学校推薦型ディレクション資質重視方式や留学生試験なども迫ってきています!
学科の対策も続けながら、入試まで頑張っていきましょう!

いよいよ入直

 

こんにちは、留学生コースです。

1日に女子美留学生試験の合否が発表されました。
合格された方、おめでとうございます!
今回は難しいモチーフだったそうですが、よく頑張りましたね。
残念だった方は、今後の試験に向けて一度気持ちを切り替え、また準備を進めていきましょう。

 

ついに12月がやってきました。入直です。
留学生の主な志望校である武蔵美、多摩美、日芸、東京工芸などの試験や合格発表が立て続けにあり、身も心も慌ただしい季節です。
やることが多すぎてパニックにならないよう、常に計画を立てながら対策していきましょう。

 

新美では毎年、【留学生入試直前講座】を内部生向けに行っていますが、今年もやります!

期間:  12月9日(木)〜12月14日(火)  ※日曜を除く
時間:  13:30〜16:30(昼間)、17:30〜20:30(夜間)
対象:  デザイン・工芸科、油絵科内部生
内容:  個別実技対策、面接対策

まだ申し込んでない方は、1F窓口あるいは担当講師に用紙をもらって下さい。
どの日・時間帯を申し込むかは自由です。
留学生講座は14日で終了となりますが、15日以降の受講を希望する方は冬期講習会に参加して下さい。
↓↓↓

https://www.art-shinbi.com/season/winter/index.html

 

次回のブログ更新日は、多摩美入試の前日です。
ドキドキだ…

 

多摩美・武蔵美の総合推薦型の合格発表がありました。

どんどん寒くなってきました。厚手のコートやダウンが必要な季節になりました。身体はまだまだ寒さに慣れていません。体調をくずさないように、注意しましょう。

デザイン・工芸科夜間部です。

 

多摩美・武蔵美の総合推薦型入試の合格発表がありました。合格をした方、おめでとうございます。残念な結果となった方は、まだ一般入試があります。気持ちを切り替えて、精進していきましょう。

武蔵美の推薦は一般入試とは大きく違いがありますが、多摩美の推薦は一般入試と近い感じがあります。特に多摩美グラフィックに関しては、ほぼ一般入試と同じです。そして一般入試は、クリエティビティテストに替わり、学科があります。実技の上達時間の足りない現役生は、学科のある一般入試の方が合格しやすいです。さらに、これから実技がどんどん伸びていきます。冬期講習会、直前講習会をしっかりとこなして、実技力を上げていきましょう。

一般の受験は、併願によっては試験日程が厳しくなりすぎることもありますので、無理のない日程で受験していくようにしましょう。

では、また。