こんにちは。油絵科の関口です。
今日は新宿校の夜間部より、今年の芸大合格者の写真をお届けします。
こんなに嬉しそうな表情を見せてくれると、こっちも嬉しくなりますね。これは一年間を通して頑張ってきた努力の賜物だと思います。
新美ではこの23年間、一度も途切れることなく連続して芸大に現役合格者を出し続けてきました。
新学期も始まり、新たなスタートを切り出した皆さんも、現役合格を目指して一年間一緒に頑張りましょう!新美でしか体験できない未来が待っています。
こんにちは。油絵科の関口です。
今日は新宿校の夜間部より、今年の芸大合格者の写真をお届けします。
こんなに嬉しそうな表情を見せてくれると、こっちも嬉しくなりますね。これは一年間を通して頑張ってきた努力の賜物だと思います。
新美ではこの23年間、一度も途切れることなく連続して芸大に現役合格者を出し続けてきました。
新学期も始まり、新たなスタートを切り出した皆さんも、現役合格を目指して一年間一緒に頑張りましょう!新美でしか体験できない未来が待っています。
こんにちは!日本画の佐々木です。
新学期もスタートして一週間たち、そろそろリズムがつかめてきた頃じゃないでしょうか?
高校生は初めての受験にむけて、浪人生は去年の結果を胸に前を見て、さあスタート!と、いう気持ちも大切ですが、ここでもう一度、足元を確認してみませんか?
ということで、新美では今、画材のことや絵の内容について、1からもう一度確認中です。
名雪先生の作成したパレット色えらび虎の巻!
色を選ぶ際のポイントと、名雪先生のパレットの色見本がのってます。
数ある色の中からどんな色をどんな配置でパレットに入れるか・・・常に時間との戦いである受験絵画にとって、見すごすことの出来ない時短ポイントです。
現役生を始め、浪人生でも意外と理解していない「着彩」デッサンと「鉛筆」デッサンの違い。
しっかりとここを理解することで、より効果的な仕事を入れていくことが出来ます。
春先は、自分の弱点が見えやすい時期です。
この時期にしっかりと向き合い、丁寧に一つづつ苦手をほぐしてゆきましょう!
来週からは石膏デッサンスペシャル週間。
その様子も、随時こちらにアップ予定です♪おたのしみに!
こんにちは。映像科講師の森田です。
今年度も映像科の授業は「木金日コース」となっていて、4月14日の木曜日から始まります。
ちなみにブログの方も去年と同様、隔週の火曜日になります。よろしくお願いします。
今回は3月末の春期講習の様子を紹介します。
例年以上に受講生も多く、活気ある5日間でした。
映像科の実技課題のメインとも言える感覚テスト対策。
色鉛筆やパステルといった映像科でよく使う画材のレクチャーなども交えながら。
春期講習では先端芸術表現科との合同ワークショップも行いました。1日目は写真を使ったワークショップ。「セルフ・ポートレート写真」を撮影して、その写真から発想したシナリオを書きました。最終的にはその写真とともに発表を行います。
次回からも一学期の教室の様子や、オススメ展覧会情報など、色々発信していきますのでよろしくお願いします!
こんにちは。新宿校です。
桜も満開でいよいよ春のスタートを感じます。
毎年この時期は受験の緊張感が覚めないまま、いよいよこれから実技を始めようという不安と期待であふれる生徒を迎え入れたりして、不思議な空気感です。桜を見て、「あ、また新年度が始まるんだな」などと思うこの頃です。
さて、春期講習に参加できなかった方も、まだまだ体験講習をご用意しています!
4/10(日)の1日体験講習では、デッサンの体験はもちろん、様々な説明会もご用意しています。
・9:00~16:00 1日体験講習(デッサン講習)
・10:30~11:30 保護者対象・美大入試ガイダンス
※分かりにくい美大受験の全体像と入試対策、さらに大学卒業後の進路についてまでご説明します。
・11:00~12:00 中学生のための美術系高校受験説明会
※人気の都立総合芸術高校進学を中心とした、美術系高校受験について、
最新の情報をもとにご説明します。
・16:30~18:00 推薦入試説明会
※近年多様化する美大推薦入試について、豊富な資料とともに分かりやすくご説明します。
個別相談ブースもご用意しています。
4/8まで1日体験参加申し込み受付中です。 各説明会はお申し込み不要です。
ぜひお待ちしております。 お申し込みはこちら→http://www.art-shinbi.com/event/3-atelier/one_day/
※なお、1日体験講習のデッサン講習は、国立校、渋谷校でも実施します。お近くの方はそちらもどうぞ。
(中学生のための説明会、推薦入試説明会は、新宿校のみで実施です。)
こんにちは。油絵科の関口です。
ようやく桜も咲き始めたと思ったら、ここ数日は冬の様な寒さが戻って来てしまいましたね。
さて、先日東京ステーションギャラリーで行われている「モランディ展」を見に行ってきました。見た目はかなり地味な絵ですし、パッと見て上手さが伝わってくる絵ではないので(言い換えるなら通好みで、大人の絵なんです)受験生の皆さんが見て、どう思われるかは分かりません。ただ、本当に素晴らしい展覧会でした。
展覧会カタログより
モランディの作品はものすごく禁欲的で、感情に抑制を効かせた・・・それらを漢字で表すなら、「静謐」「安寧」という表現がシックリきます。
まるで何かの修行僧か、それを通り越した仙人のようなストイックさがあります。その一方で、本人は飽きずにずっと静物(今回の展覧会では風景も出品されていますが)を描き続けていた訳で、それには何か秘密があるに違いない…と考えてみました。
左上の作品は今回の展覧会出品作(これは絶品でした)で、その他は同年の別作品
今回の展覧会では「変奏(バリエーション)」というテーマが掲げられています。生涯に渡ってモランディの意識の殆どは「モチーフを利用した画面の構成」に向けられていた様に思います。モチーフの配置を僅かに動かし、まるで画面上でチェスをするかの如く、何かを考えていた事が伺えます。モチーフや画面の関係が作り出す、僅かな違いに喜びを感じ、一人悦に入っていた可能性は否定できません。
ある意味で偏執狂的で変態的と言っても過言ではないかもしれません。いや言い過ぎかな(笑)。しかし絵を前にしてニヤリとほくそ笑むモランディの姿を想像すると、それはかなり人間的で、実際には仙人とは程遠いイメージなのかもしれません。
モランディの愛したモチーフ達。時には溶接までして自作したり、ペンキを自分で塗るなど、かなりの拘りようです。
ところで、以前「モランディが初めて日本で大々的な展覧会をやる」というので見に行った事があり、その時の記憶は今でも鮮明に覚えいます。
実はその展覧会、今から27年も前のもので、僕がまだ浪人生の頃に見た事になります。
今年で閉館になってしまった神奈川県立近代美術館の鎌倉館で1989年に開催。
その時に買ったカタログ。
この絵のポスターは、学生時代に何年もアパートの壁に貼って、ずっと眺めていました。近くで見ると全然描き込んである訳ではないし、形もかなり歪めているのに、離れて見ると質感と空間がリアルに浮かび上がります。どこか魔術的な魅力に溢れ、完璧なバルールの作品だと思いました。
※バルールについては以前に書いたこのブログをご覧下さい。
http://www.art-shinbi.com/blog/20151004/
モランディ展は滅多に日本には開催されないので、まだご覧になっていない方や、一度大人の絵を味わってみたい。という人は必見です。