新宿校基礎科の夏期の講習、平面構成の昨品と授業の様子をご紹介。
コラージュ課題。
夏らしい「すいか」のモチーフ課題、、などなど。
この夏はじめて平面構成に挑戦した人たちも、普段問題点を克服すべく頑張っていた人たちも、それぞれ成果が出てきています。
2学期も平面構成課題もたくさん入っております、さらに高みを目指して頑張ろう!
新宿校基礎科の夏期の講習、平面構成の昨品と授業の様子をご紹介。
コラージュ課題。
夏らしい「すいか」のモチーフ課題、、などなど。
この夏はじめて平面構成に挑戦した人たちも、普段問題点を克服すべく頑張っていた人たちも、それぞれ成果が出てきています。
2学期も平面構成課題もたくさん入っております、さらに高みを目指して頑張ろう!
こんにちは。油絵科の関口です。
新宿校では先日、トゥールズさん主催で、フランスの名門メーカーであるラファエルの筆について講習会がありました。説明は代理店である丸善美術商事さんにお願いしました。
放課後に希望者のみ、という事でしたが、約40名が参加してくれました。
僕は当日学生を面接していたので、半分以上内容を聞けなかったのですが、参加した人は色々と面白いお話が聞けたのではないかと思います。特に筆の洗い方なんかは、筆洗器だけで洗っていた人にも、石鹸でちゃんと洗っていた人にも、目からウロコだったのでは?
一時間半程度の短い講習会でしたが、高級な筆を試し描きさせてもらえたり、他にも丸善美術商事さんが取り扱っているメーカーの色んな描画材にも触れられたり、盛り沢山の内容でしたよね。
気が付けば、夏期講習会もあと一週間。台風の影響が心配ですが、皆にはこの夏の講習会の集大成を見せてもらいたいと思います。まだまだ熱い夏は続きます。一緒に頑張りましょう!!
昼間部講師の氷室です。
いよいよ夏期講習もあと1週間になりました。今年は、デッサンを集中的に改革していく1週間があり、その後には模刻を強化する1週間が盛り込まれており、着実に重要な実技のレベルを上げることに繋がった様に思います。
濃密な課題を、粘り強くこなし、確実に成長して行く皆さんの姿が、本当に頼もしく感じました!
模刻強化での1週間は、まず、出だしで意識するべき項目の説明を行い、粘土の付け方、動かし方、荒付けまでの段階を、各課題ごとに、主任がデモンストレーションして下さいました。
その結果が実ったレベルの高い2点の塑像作品を紹介します
陰影や表情の印象がとても良く、ゲタ独特の内部から感じられる張りをしっかり意識できています。これぞ彫刻の醍醐味ですね!上手いです!切り口にもきちんと気を使えていますね。
こちらもアムールの表情が良く捉えられています。髪の毛の表現も全体感を損なわず作り込めており、また、しっとりした顔の印象や地味に難しい構造、全てに意識が行き渡っています!バランス感覚が素晴しいです!
さらにデッサンと素描を1点ずつ紹介します
こちらは、現役生のデッサンです
とても丁寧に描写できており、作者の見ていた視点や空間を、確実に伝えられています。自然にかつ言い切りも強く、その両者を同時に説得出来る完成度の高い1枚です。自然に魅せる様に、知識や感覚を使って組み立てていく、1番大切な事を気づかせてもらえるデッサンです!
外国人素描です
作者の意気込みを感じます。最初にモデルさんから受けるイメージを着実に絵にしてくる行程には、感心させられました。彫刻の大切な要素のひとつである空間。どこからかモチーフを取り巻く空気が絵に現れて来る瞬間があります。その空気感が見えてきたら、それはもう立派な作品だと感じます。良い素描ですね!
今回の作品紹介は以上です。
まだ夏期講習も1週間残っています。ぜひ、自分に納得のいく実技を目指して、走り切って下さい。
彫刻家の土谷武さんは、こう書かれています。
ものを作るということはー
才能ではなく、選択であり、欲求であり、自分の決意で彫刻家になるのです と。
皆さんも、ここで頑張っているということは、選択してきた道のはずです。
粘り、踏ん張り、自分の明確になった課題に、しっかり向き合って行きましょう!!
最後に、実技以外の一コマを!
新美から見える夕日は、とても綺麗です
その夕日を、課題終了後に眺めてみるー貴重なひとときです。
改めて自然の壮大さに元気をもらいます!
次回の更新は、稲小川原先生の担当です!お楽しみに!
こんにちは、映像科講師の森田です。
夏期講習も半分を過ぎ、集中して課題に取り組んでいます。
今回はⅢ期の推薦入試対策コースの様子を紹介します。
このコースの前半では「自分にとって『作品』とは何だろう?」ということを考えるべく、「1枚の写真」または「編集なしの1本の動画」だけで制作するという授業をしました。映像についてはここでは紹介できないですが、撮影のアイディアだけでなく、展示や上映の方法なども色々な展開が見られました。
武蔵美映像学科の推薦入試、ディレクション資質重視型/クリエーション資質重視型の対策は、渡されたキーワードからひとりずつができる限り沢山のアイディアを出し、それを元にグループでディスカッションします。最終的にそこで話し合った内容を作品として実現化するところまでが課題です。
コースの後半では、去年の夏期講習でも行ったポートフォリオ制作についてのレクチャーと進捗状況報告のプレゼンテーション。またこの日は昨年クリエーション資質重視型で合格した先輩が、ポートフォリオ制作の進め方や推薦入試に向けた夏期から二学期の過ごし方についてなど、アドバイスに来てくれました。
さて、夏期講習はまだ続きます!
連日の講習で疲れの出る時期ですが、なんとかがんばって最後まで乗り切りましょう!
こんにちは!日本画の佐々木です。
ついに始まった!と思っていた夏期講習ですが、もう4期目もおわって残すところあと2期分です。
4期分を振り返ってみると、講師も生徒達もものすごく濃く熱い毎日で、夏期講習の名にふさわしい盛り上がりっぷりを見せております。
そんな中でも、先週の4期は豪華なデモンストレーション週でした!
1、2課題目は、今年の東京芸術大学合格者の方をお呼びし、お二人に着彩、石膏と描いていただきました。普段制作しているアトリエに混ざってのデモンストレーション。合格者の実力に圧倒されながらも、みんな一つでも多く学ぼうと熱心に見ていました。
このお二人、ほんとうに上手で、講師達もふむふむと見ていました。勉強になるなあ。
そして、ラストの3課題目では講師の河邉先生がデモスト!
河邉先生、描写内容もさることながら、構図の鬼!!というほど構図に対する知識、感覚が深いのです。
お恥ずかしながら私は受験時代構図が苦手だったので、私にとって構図は「変にならなければいい」という感じで、足を引っ張らないようになんとか整えることで精一杯でした。
ですが、構図は絵の第一印象が決まる、かなり大事なもの。その構図を武器にできたら…これほど心強いことはありません。
この日は、河邉先生が組んだ構図の意図やポイントを解説してもらいました。
どうしても描くことだけに集中しがちな日本画。描いた内容を見てもらうための「玄関」は、構図です。玄関先散らかってたら人に見せたくないですよね?素敵な玄関のお家、憧れますよね??
私みたいに構図が苦手な人でも、変じゃない構図(素敵じゃなくても嫌な印象をもたれない玄関)を作ることはできるはずです。そして、そんな私でも河邉先生の構図レッスンはとてもわかりやすくて、ここへ来て自身の構図レベルアップを実感しています…笑
構図が苦手な人は、この夏、河邉先生目指して新美へGO!
ここからは、夏期講習の生徒作品をご紹介します。
まずは石膏デッサン。
続いて着彩。
まだまだ続く夏期講習。自分の限界なんてどんどん突き破って、いけるとこまでいきましょう!!