こんにちは。
台風27号接近にともない、授業への影響が懸念されましたが、今のところ26日(土)、27日(日)の授業および行事は予定通り行います。
ただし、土曜日の午前中は雨の予報が出ていますので、お住まいの地域の状況をみて、安全面を考慮し行動するようにお願いします。
こんにちは。
台風27号接近にともない、授業への影響が懸念されましたが、今のところ26日(土)、27日(日)の授業および行事は予定通り行います。
ただし、土曜日の午前中は雨の予報が出ていますので、お住まいの地域の状況をみて、安全面を考慮し行動するようにお願いします。
新宿美術学院 国立校 基礎科です。
立て続けに台風が来ています。
台風の影響による授業の休講がある場合は、
新美ニュース ブログでお知らせいたします。
今週のモチーフ。 立派なサザエです。
今回は「細密描写」、モチーフを徹底的に観察して、描けるところまで描いてみよう、という課題です。一度経験しておくと、グッと観察力や表現力がついてきます。翌週は、こんどは水粘土でサザエを模刻の予定です。
参考作品
みんな思い思いの角度でサザエを描きます。
10/20(日)は保護者会がありました。
保護者の方々と、今後の進路についていろいろお話させていただきました。
皆さん、きちんごと家族間のコミニュケーションが取れていらっしゃるようで、
美術を目指すお子さんに対しても、理解と協力をしてくださっていました。
進学相談・入学説明は随時受付中です。
美術系に進みたいが、どんな学校があり、どういった学科があるのか、
美大に入るにはどのような勉強が必要か、何でもご質問ください。
国立校 基礎科です。
朝晩はずいぶんと冷え込むようになってきました。
ついこの間、夏季講習をやっていたような気がしますが、
もう冬季講習の受付が始まっています。
講習になると、全国から生徒が集まってくれますので、
国立校の生徒たちも、色々な刺激を受けていたようです。
国立校の1期生も、来年の今頃は受験生。
今はまだ、楽しく絵を描いていてほしい・・・と思ってしまう親心です。
今週のモチーフ。写真を模写するか、自分の眼を描くか。
細かい部分も丁寧に描いています。
こんなに長時間、自分の眼を見続けるのは初めてかもしれません。
授業に毎回参加しています。
冬期講習の申し込みを受け付けています。
12/1(日)・12/15(日)は無料1日体験です。
1日体験に参加された方は、冬期講習会の1タームが無料になりますので、
是非ご参加ください。
詳しくは国立校まで。 042-577-1117
2014年の春より、国立校に受験科が設置されます。
現役合格に向けて、志望校に沿った授業をしていきます。
詳しくは国立校までお問い合わせください。
台風26号の接近に伴い、東京も影響があることが予報されています。
今後の予定は以下のようになりますので、ご確認ください。
尚お住まいの地域によって、状況が変わりますので、安全面を考慮し行動するようお願いします。
本日(10.15)の授業
◎昼間部・・・平常授業。
◎夜間部、基礎科、先端芸術科・・・平常授業ですが、状況をみて早めに 切り上げる可能性があります。
◎美大学科・・・平常授業。
明日(10.16)の授業
◎昼間部・・・午前中休講。 13:00~16:00のみ授業を行います。
◎夜間部、基礎科、先端芸術科・・・平常授業。
◎美大学科・・・平常授業。
台風の状況により、変更がある場合はまたお知らせします。
よろしくお願い致します。
こんにちは!新宿校基礎科講師のデザイン担当 吉村と日本画担当 佐々木です。
今、基礎科の月火水コースでは日本画とデザインの専門課題を制作中です。
そこで、今回は日本画の静物着彩で主に使用される「透明水彩」と、デザインの平面構成で主に使用される「アクリルガッシュ」 2つの画材の違いをご紹介したいとおもいます。
「透明水彩」も「アクリルガッシュ」も、両方チューブから出した絵の具を水で溶いて筆で塗る画材ですが、「透明水彩」は、文字通り、透明な性質を持っています。
・上から重ねて塗っても、下の色が透けて見える
・重ねて塗るほど色が濁る・暗くなっていく
・塗った部分が乾いても、水に濡れると溶ける
という特徴があります。
「アクリルガッシュ」は、その逆で、不透明な性質を持っているため
・上から重ねて塗ると、下の色を潰すことができる
・重ね塗りをしても色が濁らない
・一度乾くと水には溶けない
という特徴があります。
上:水彩
下:アクリルガッシュ
では、この2つの画材を使用して、同じモチーフを描くと、どのような差がでてくるのでしょうか。
アクリルガッシュを吉村、透明水彩を佐々木が使用し、リンゴを描きくらべてみました!
①
左:アクリル 右:水彩
まずはデッサンの段階。
この時点で既に差が現れていますね。
アクリル→絵の具が不透明で細かく描いても見えなくなってしまうため、デッサンの段階では大きな形のみを捉えています。そのため、デッサンの所要時間はとても短いです。
水彩→絵の具が透けるため、鉛筆で描いた模様を、絵の具を塗っても活かすことが出来ます。そのため、デッサンの段階から、完成の時に活きてくるような描き込みを入れています。
②
色に入りました。
この段階ではそれぞれ何を意識して色をおいているのでしょうか?
アクリル→まず、光の状況を見やすくするために、影の中の鮮やかな色、反射光の鈍い色、光側を整理して大きく色を置いた状態です。一番明るいところはまだ画用紙の白地を残してあります。
アクリルの場合は、しっかりと絵の具の厚みを出さないと濁りやすいため、最初は大きめの筆で全体に手を入れるように進めていきます。
水彩→こちらも光側は大きく残し、光と影の境目?影、反射光の暗さを入れています。
模様が目立つ境目の部分は、既に模様を描き込み始めています。
沢山手数を入れると濁ってドロドロになってしまうため、少ない手数で完成するよう、
手を入れていきます。
③
全体に色が入った状態です
アクリル→光側が鈍い印象にならないように、色を混ぜすぎず、手数を少なめに色をおいています。
水彩→影側の暗く曇った感じに対して、光側は鮮やかで、クリアな色を作っておいています。
紙の白い色をすかして明るさを表現しています。
④
表面の模様などの描写が始まりました
⑤
完成一歩手前
アクリル→手を入れすぎて、立体感や光が潰れてきてしまいました。
水彩→光側の模様がまだ不足しているため、光があたってよく見える、クリアな印象が弱いです。
⑥
完成です!
アクリル→⑤での※潰れてしまった部分を白で描きおこして、立体感や光を取り戻しました。
また、最後に影側に暗い調子を入れて終了。
水彩→光側の模様など弱かった部分を描き足し、クリアな印象になりました。
また、最後にヘタを描いたのは、先に色を置くと、ヘタより奥の模様を描くときに
にじんでしまったりするためです。
以下、※の部分の補足です?
水をあまり使わずに溶いた白で、光の部分を描きおこします。
乾いた上から、鮮やかな色をのせてまとめます。
アップで完成したものを比較。
水彩→絵の具が透けるということを利用して、紙の白を透かしたり、色を重ねたり模様の強弱を表現しています。
アクリル→間違っても直しが効くので、まずは色をおいてからやりとりしています。
このように、同じモチーフでも、使用する画材によってプロセスの組み立てが変化するのですね。
自分の使用する画材の特性を知って、より表現の幅を増やしていきましょう!
ちなみに、終了後のパレットは、こんなかんじ。
上が水彩、下がアクリルです。
今回は画材の性質の違いをわかりやすく確認するためにデモストをしましたが、
普段から講師が生徒と同じ課題をデモストしながら説明、指導する機会を多く設けています。
初心者にはもちろん、経験を積んでいる人にも刺激のある環境です。
まずは基礎科から、始めてみましょう!