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2/16  国立校 1日体験講習でした。

新宿美術学院 国立校 基礎科です。

先週は、又大雪が降りました。
山梨から通ってくれている生徒さんは、電車がしばらく不通とのこと。
都会で雪が降ると、本当に大変です。

駅前は真っ白になっていました。
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桜の木も雪化粧です。
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2/16(日)は、1日体験講習でした。
まだ、道路には雪が残っていましたが、
皆さん、時間通りに来てくださり、熱心に講習を受けていました。

初級 モチーフ。
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中級 モチーフ。
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デッサンが初めて・・・という人もいますが、鉛筆の削り方から始めます。
お手本になる参考作品もたくさんありますので、心配せずに参加してください。
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初級コース 講評。
皆さん、初めてのわりには、時間内に仕上げる事が出来ていたようです。
こんなに長時間、リンゴを観察したのは人生初ではないでしょうか。
そして、他の人の作品を見ることも大切です。
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中級 講評。
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1日体験講習では、一人ひとり、個人面談も行いますので、
何となく美術系に行きたいなぁと思っていた人も、
自分がどの学校のどの学科に進めばよいのか、
進むべき方向が、具体的に見えてきます。
3/2(日)・3/9(日)・3/23(日)にも1日体験講習がありますので、
ぜひご参加ください。
お申し込みはこちら

個性を大切に。

こんにちは、基礎科講師の佐々木です。

先週に引き続き記録的な大雪となり、厳しい寒さが続いていますね。
雪、とてもきれいだけれど、受験生達にとっては、ちょっと迷惑な存在ですね。交通網の乱れや、歩きづらさ…試験時間を短縮した学校もあるようです。
どんなトラブルがあっても、しっかり、積み重ねてきた自分の力を発揮できますようにと、日々受験生達に念を送っています。

まだ受験ではないけれど、基礎科の生徒達も、そろそろ基礎科卒業に向けてそわそわしています。

こんなデッサンで、来年から大丈夫なのかなあ。受かるのかなあ。と、もうすっかり受験に視線が向いているよう。
本人達は気づいていないかもしれませんが、実力は、しっかりついてきています。
初めて描いた作品と今の最新作、比べてみてください。

今日は、そんな高校二年の日本画専攻の生徒の、着彩制作過程を紹介したいとおもいます。

 

先日の専門課題でのモチーフ。
剥製・グレープフルーツ・いちご・折り紙・麦の穂 です。
過去の芸大の二次試験課題を、少しアレンジして出題しました。

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まずはデッサンをしっかりとして、そこから色を入れて行きます。
着彩は、鉛筆+絵具の組み合わせで色々な表現をする課題です。鉛筆でやった方が良い所、絵の具の方が表現しやすい所。枚数を重ねながら、自分に合ったデッサンと絵の具の分量を見つけて行きます。

この生徒はフクロウの模様や爪、イチゴの種など細かい部分をデッサンの段階でしっかりと描き、絵の具で潰してしまわないようにという気遣いをしていますね。
色の入り方も、全体に手を回しながらバランスよく進められそうな予感がします。

 

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光の方向、状況の違いなど気にしながら、どんどん手を回して行きます。

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全体に色が入り、台上のものが仕上がってきました。
物が落とす影が入ると、ぐっと空間がひろがりますね。

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最後にフクロウを描き込み、完成へ。
絵全体のピントが合いました。

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細かい毛並みを意識しながら、体の立体感に合わせて模様をかき込めています。

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イチゴも、外に出ているイチゴと、パックの中のイチゴ。差を観察しながら表現できていますね。
デッサンでしっかりと描いておいた種が良い効果に繋がっています。

まだまだつたない部分はありますが、日本画にとって大切な「物を良く観察する」ということと、鉛筆、絵の具の技術が噛み合ってきたのではないでしょうか。

他の生徒達の作品も、力作があがってきています。

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同じものを描いているのに、みんなそれぞれの個性があります。面白いですね。

日本画は、写実的にものを描く事を積み重ねていく科ですが、それは、写真のように描けるようになることではなく、同じものを描く中で出てくる「それぞれの個性」を見つけ、磨くための練習だと、私は思っています。
同じフクロウの剥製を見ても、「表情がかっこいい」と思うのか、「毛並みが柔らかそう」と思うのか、人によって違います。そんな人たちが、同じフクロウの剥製を描いても、きっと同じような絵にはならないですね。
その個性が、やがて大学で絵画を描くようになったとき、その人の絵になる。
日本画の受験課題は、「写真みたい」とよくいわれるように、窮屈で個性がないものと思われがちなのですが、そんな事は、ないのです。
パッと見のバリエーションはないですが、ちょっとじっくり見てみてください。受験生の絵の中にもたくさんの個性があって、とても楽しいですよ。

話がそれましたが…。
なので、ものをしっかりとありのままに描写できながら、それぞれの個性が見えてくると、教えている私たちもとても嬉しいです。
元々持っている個性をしっかりのばしながら、ものを描く力をつけていけるように。そう思いながら日々指導しています。

現在高校二年生の人は、次の春期講習から受験科に進む事になります。
その前に、ちょっと予備校を見学してみたい、課題を体験してみたいという方は、
基礎科の体験へぜひいらしてください。各コース、1週間分の無料体験が可能です。
来週からは月火水・木金土・月?金・日曜コースで専門課題を体験する事ができます。
土曜コースは来週が人物ヌードデッサン、再来週から専門課題になっています。

受験生になる前の、大切な期間。
少しでも悩み、質問がある方、まず何が分からないのか分からない!そんな人ほど体験へ。
すっきりした気持ちで春から走り出しましょう!

2/16(日) 1日体験参加者募集中です。

新宿美術学院 国立校 基礎科です。

2/16(日)に、国立校では1日体験講習を行います。 高校1.2.3年生、中学生対象です。 特に、新高3生には、来年の受験に向けて、志望専攻の特色を説明しながら、 指導をしていきますので、自分の目指す方向が具体的になると思います。 又、デッサンが初めてという人にも初級コース、経験者の為の中級コースと コースも分けてありますので、お気軽にご参加ください。

お申し込みはこちら

無題

 

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旬のモチーフを先生が探してきてくれます。
苺も、形の綺麗なものを吟味してくれています。
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紙テープのたるませ具合を、先生と検討中。
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寒くなると流行するのがインフルエンザ。
インフルエンザウィルスは、湿度50%の場所ではほぼ活動しなくなるとのこと。
加湿機能付き空気清浄器で、予防を心がけています。
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2月になりました。

新宿美術学院 国立校 基礎科です。

ついこの間、新年ですね・・・等と言っていたような気がしますが、
もう2月になります。
皆さんのゴールも目前、ただただ、体調管理だけは気を付けてほしいと
思っています。

油彩モチーフ。
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油彩は自由な表現ができるので、同じモチーフでそれぞれ全く違う絵のようになることもあります。
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デッサンモチーフ。
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平面構成は白と青の紙テープをデザインします。
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町はそろそろバレンタイン商戦に入ったようです。
お買い物に行くと、既にチョコレート売り場ができていました。

国立には”まちチョコ”という、地域限定のフェアトレードチョコレートがあります。
一ツ橋大学の学生さん達がフェアトレードを広めるために作ったチョコレート。
今年はゆるキャラの”くにニャン”がデザインされていました。
国立市在住のイラストレーターの方が描かれたものだそうです。

今年も素敵なパッケージをデザインしていただきました

バレンタイン。
豪華なラッピングの高級チョコも素敵ですが、
見知らぬ国の誰かの幸せを、ちょっとだけお手伝いできるまちチョコを、
今年は買ってみたいと思います。

基礎科デザイン・工芸生徒作品

基礎科デザイン・工芸の吉村です。

あっという間に2月ですね。
高校2年生は来年受験科へ行く心の準備は出来ているでしょうか?
冬期講習を終えて、新美の基礎科生達は気持ちが受験へ少しずつ向かっているところかと思います。

デザイン・工芸専攻の生徒は冬期講習から個人個人が志望の大学に合わせて課題を選ぶようにしています。
より多くの課題をこなすために、早く終わった生徒から別課題も用意してあります。

基礎科デザイン・工芸専攻の生徒の最近の作品を紹介します!

北島

川村

芹澤

セリザワ

 

中野

授業や講習会などで何枚も課題をこなし着々と実力が伸びてきています。
基礎力がついてきたことで自分らしく、質の高い作品が作れるようになってきました。

3学期も残りわずか。一課題一課題大事に制作をしていきましょう!

また、これから受験を考えている高校2年生や、美術に興味のある高校1年生のみなさん、
新美基礎科では毎日無料体験を実施しています。
また入学後は週単位で受講が可能です。
まずは無料体験入学から始めてみましょう!

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