カテゴリー別アーカイブ: 渋谷校

リンゴ

こんにちは 渋谷校古関です。

受験科の方は私立の試験もほとんど終了し、残すところは芸大などの国公立の試験のみとなり、あともう少しです。受験生の皆さん体調に気をつけて頑張りましょう。

現在、渋谷校 基礎科 デザイン・工芸コースではリンゴの課題を製作中です。
先日の平面の講評風景ですが、結構ヴァリエーションに富み、見応えのある良い作品が揃っていると思います。kouhyou1

また、渋谷校では、時間のあるときに先生がデモンストレーションとして制作してくれたりもします。
今回は芸大デザイン科1年生の宇都宮龍先生が制作してくれました。制作の手順の写真を公開します。demo1demo2demo3demo4demo5

やはり基礎科学生の作品と比べて、とても上手ですね。しかも早いです。
でも基礎科で制作している学生の作品も、どれもオリジナリティあふれる良い作品だと思います。

またこの課題の前には、リンゴを観察して模刻し。その上から着彩する立体課題やsano1sinagawa1
ぱっと見にはどちらが本物のリンゴか間違えそうですね。
手とリンゴを構成するデッサン課題を制作していました。dessan1
まだまだ受験レベルと比べると…ですが、渋谷校基礎科の生徒たちは中々頑張っています。
渋谷校の基礎科ではデザイン・工芸コース以外にも油絵コースやデッサンコースの高1、2年生たちも楽しく制作しています。美大の受験に向けて入学を考えている高校生に向けて、これから新美では無料の体験授業や春期講習会などを実施していきます。
興味のある方はこちらの新美HPから気軽にご参加ください。

Happy Halloween!! 

こんにちは。渋谷校の箱岩です。

早いものでもう十一月。受験生のみなさんも、いよいよ本腰を入れる時期ですね。

先日のハロウィンは、ニュースでも取り上げられていたように渋谷は大変な盛り上がりでした。

IMG_3231

ゴミの散らかりにSNSで文句を言う方がいたようですが、ゴミの片付けも地域の方やボランティアに加えて始発待ちの若い人が進んで手伝ったそうで、月曜までには何事もなかったように綺麗でした。

 

さて、今年は始めて現役高校1~3年生を指導していて、生徒の若い感覚には結構な衝撃を感じて圧倒されたり、世代感覚についていけずに困ってしまったり、自分自身の新たな引き出しを広げる事を余儀なくされてます。けれど、これもスキルアップのチャンス。まだまだ欲張りますよ~。

それから、今年は油絵科出身の私には専門外の教育大学受験の指導にも関わっています。専門外とは言え、教育大付属小・中学校出身で、且つ、現在も茨城県某所で中学校の美術に携わっていますので、その経験を活かして現場に求められる教師像というベクトルで指導にあたっています。お陰さまで(生徒の優秀さのおかげ(笑))で、すくすく伸びてくれています。

IMG_2943

推薦入試で課せられる、小論文や面接の対策についても渋谷校に来ている先生方のスペック総動員で対応していますが、いい結果につながればいいなと思っています。

 

 

話は変わって、子育てって本当に大変って話です。

なぜにもっと気合が入らないのか?なぜもっと前のめりに打ち込めないのか?なぜ好きなことしかやらないのか?なぜに親の苦労や気配りに何の感謝もないのか?そもそも才能なんてうちの子にあるのか?など、我が家も受験生を抱えていますので、保護者の皆さんの心配や不安や、じれったい気持ちなど、本当によくわかります。

親の目線には、専門外とはいえ俯瞰的に正しい行動がよくわかります。だからじれったいのです。

ついつい文句を言って口論になったりするのです。わかります(うちも毎日です。苦笑)。

ですが、私の指導経験から、生徒の弁護をさせていただきますと、彼らはまだ初めて足を踏み入れた夢うつつの樹海の中なんです。右も左もわからないまま、先の見通しもないままに霧靄の中を進んでいます。自分たちがその年代の頃にだって、大人から俯瞰で物を言われると反発したことを思い出してみてください。今は樹海を抜け出したから、俯瞰で見れているのであって、彼らは彼らの努力と意志力で、この森を抜けていかなければいけません。そこには、どんなに仲の良い親子であっても助けることはかないません。

自力で、抜け出せたとき、初めて自分の足で、自分の意志で、しっかりと立つことができるのです。

時間がかかる子もいます。皆と同じペースで大人になるわけではありませんし、同じ苦しみや悩みではありません。親がまともで優秀なほど苦しむ子もいます。ですが、自分のお子さんを信じて見守るしかありません。誠意も熱意も何にも感じなくても、必ず自分の足で立つ日が来ます。それまで、お父様お母様に変わって私たちが傍に立って道しるべになっていきます。親では駄目でも、他人だからこそ甘えたり利用したり、相談したり愚痴をこぼしたり、素直な自分を開放できたり、等身大の自分に向き合えるのではないでしょうか。と、偉そうに言ってしまいましたが、我が家もそんな先生とめぐり逢えたことで、子供がほんの少し、前向きに歩き出してくれて、ひどくギクシャクしながらも、夫婦で日々前向きに支援してやるしかないと思えています。

 

渋谷校で出会う一人ひとりの生徒さんと、唯ひたすらに、その時その瞬間の気持ちを感じて聞いてあげたい。些細なことにも気がついてあげたい。私はそんな気持ちです。

 

渋谷校も、御陰様で、各コースとも人数が増えてまいりました。

月火水のコースはデザイン科が既にMAX近い人数。基礎も油も一番増える曜日なので、スペース的に快適性を損なわないギリギリ。木金土の3日はまだ少しゆとりがある状況です。基礎科であれば、土曜コースがあります。ご入学を検討している受験生のみなさんは、お早めに一度見学や体験などに足を運んでみてください。

 

渋谷校の環境

渋谷校の箱岩です。こんにちは。またもや、更新予定が過ぎてしまいまいました。

うっかりも2度目だと怒られそうですが、、、

梅雨の割には、まとまったしとしと雨がすくない今年の東京。

かと思うと局地的な大雨でしたね~。びっくりです。

今週末は、ほんとに傘が手放せません。

けれど、渋谷校は目の前のビルがメトロプラザという地下鉄東京メトロの関連ビル。

当然、地下道がつながっています。なので、傘の出番はおよそ30mくらい。

足の速い人なら、傘いらずです。左はじに矢印したところが渋谷校。

IMG_0233やじるし付き

ここから渋谷駅までは地下道で5分。

道中にある巨大な壁画。

写真

油絵科のひとには馴染みのある、元東京芸大教授 絹谷幸二先生の作品。結構素敵。

先日、この作品前の広場で、芸大音校生によるミニコンサートが

開催されていました。

IMGP1080

IMGP1078

IMGP1076

文化の匂いが、街のそこかしこにしてくるのはイイ事ですね。

他にも近隣の建物に見るアートやデザインの香りをごらんください。

04こどもの城

08 紀伊國屋

18プラダビル

ま、わたくしには素敵すぎて到底入れませんが・・・w

駅前の開発が進む中、渋谷の街の雰囲気や景観も、ままだまだ変化するのでしょうねぇ。

IMGP1068

渋谷校も、渋谷の街に負けず、盛り上げていきたいと思います。

さて、夏期講習の申し込み受付が始まっております。

自分が現役生の時も、美術系への進路変更と同時に美術の先生から、予備校のパンフレットを頂いた事を

思いだします。

始めて自分で動いて、自分で申し込みをして、講習期間中泊めてくれて、お世話してくれた兄の親友に電話して、新幹線で上京した、あの日の気持ちは、今だに忘れていません。とても貴重な体験でした。

皆さんも充実した夏をすごせるように、しっかり準備して頑張りましょう!!

 

 

 

 

表現すること。

渋谷校の箱岩です。

本来なら10日水曜に更新なんですが、ありがたいことに月火水の生徒が多くなっていまして、ちょっぴり忙しかったりで余裕がありませんでした。うっかりしていて、すみません。

いよいよ梅雨の声が聞こえてきましたが、体調管理はできているでしょうか?

IMG_0304

 

油絵科の授業は、ものを観察する基本を学ぶ為の普っ通~のデッサンからスタートして、

今週は、自分の考えや気持ちを画面を通してどのように訴えるべきか?

俗に言うところの構図の問題へと進んできました。

写真は、通称「構図ドリル」でお勉強中の油絵の生徒さんです。

その昔、東京芸大の斉藤教授や私が受験生だったころに熱心にやっていた、巨匠の作品から明暗を抜き出す遊びを、文字通り超コンパクトにして大量にこなすドリル形式のトレーニング。数式の問題や単語のトレーニングと同じくコツコツやるのがコツ。

でも、単純だけど意外におもしろいと思います。

IMG_0622

油絵科は、曜日によってばらついていますが、ゆっくりと人数も増えています。講習会からは更に生徒が増えて、一段と活気が出てくるのではないでしょうか。

プレ夏期講習もございますので是非興味が有る人は、ご参加を。

さて先週末は、受験科デザイン工芸科・油絵科共に保護者会が開催されました。

生徒の御父母とお話しすると、いろいろなご意見や御要望に出会います。一つ一つのお話を聞きながらも御父母のお子さんへの期待や、心配する親心が伝わってきまして、中学3年生の受験生を持つ親としましては共感しきりでした。勉強熱心な御父母の様子に、親としても見習うところがたくさんございました。今後の指導にもしっかり取組みたいと思います。

現役生の指導は、背後で支えるご家庭や高校の先生方の思いごと受け止めながら、本人の可能性を最大限に伸ばすことなんだと実感しました。

一方で生徒の気持ちも経験が浅いせいもあって、日替わりでころころと表情が変わっていきます。なるべく多くの対話をしながら一人一人のモチベーションを引き上げていこうと心がけていますが、全部の気持ちを拾えているのか?なんてことが、気になってしょうがないってところが油絵科らしさですかね。

けれど、日替わりの気分の斑が連続して、自分のリズムが作られ、間合いが作られ、表現の基となる今の自分が形づくられると思います。「心とはコロコロと転がればなり」です。絵画の世界は手先の上手、下手なんてどうでもよくて、気分や気持ちが伝わるか否か。共感を呼ぶか否か。それは、描写力達者なほうが良い場合もあれば、あきれるほどの脱力の中で語られる場合もあると思います。

まとめるなら 「描写力 < 思いの強さ」 これはとっても大事だということ。

もし絵を描いていて、何かしっくり来ないことが有るとすれば、それは受験の為にという理由で無感情に筋トレをさせられているからであり、絵画の本質とは違う物差しをあてがわれているからかも知れません。

「自分を表現すること」

もし、美術の世界に足を踏み入れ、それを望むなら、新美の油絵科を一度覗いてみるべきだと思います。絵画の懐の深さを味わってみてください。

それでは、渋谷校でお待ちしております。

 

 

2015年夏期講習会パンフレットできてます!

こんにちは。学生課です。
夏期講習会のパンフレットを2F学生課、1F総合受付にて配布中です。
今年の表紙は日本画の佐々木先生が描いてくれたもので
月夜に集う、猫の集会をイメージして制作されたそうです。
su
本物のサイズはP150号(約2.3m x1.6m)ととても大きな作品です。
本当のサイズで見てみたいものです。

さて新美では夏期講習会に先駆けて「プレ夏期講習」というイベントを行います。
このイベントでは実際の入試に即した課題や
初心者のための、道具の使い方から学べるコースもあります。

この夏、本格的にレベルアップする前に一度体験してみませんか?

お申し込みはこちらまで。