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多摩グラ推薦合格者再現作品(クリエイティビティテスト)

こんにちは渋谷校 古関です。

多摩美の推薦の合格発表が行われました、渋谷校でも合推薦試験合格者の再現制作を行っています。今回載せるのは多摩美グラフィックのクリエイティビティテストの再現です。
一緒に写っているのは渋谷校の現役の多摩グラ合格者の杉本さんです。呼吸困難になるほど多摩グラに入りたかったようです。このような大きな熱量をもって制作できることはとても素晴らしいことだと思います。大学に入っても今の情熱を忘れずに頑張りましょう。おめでとう。
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武蔵野美大の推薦も終わり、あとは筑波の推薦と推薦試験のほうもひと段落ですが、これから一般受験に向けて渋谷校の皆も、受験生の皆さまも風邪などひかず頑張っていきましょう。

一般受験に向けては今後多摩グラの日曜特訓があります。興味のある方はこちらから

また高1,2年生も推薦試験など早い時期の受験を考えているのであれば、なるべく早く今のうちから予備校へ通うことが大事だと思います。新美でも11/27に1日体験など無料で参加できるイベントも行っています。詳しくはこちらまで

渋谷校のポスター

こんにちは、渋谷校の古関です。

先日のハロウィーンで渋谷は大盛り上がりでした。

受験生も少しずつ受験を意識して頑張りだしてきました。

今回はデザイン科で製作した新美、渋谷校のポスター課題の作品を一部紹介します。

みな、普段の課題より自由にのびのびと製作していました。

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すべての作品は紹介できませんが、デザイナーや作家の作品なども参考にして、皆楽しく制作していました。受験のほうも希望通りうまくいくと良いですね。今回は結構渋谷校にあるデザイン関係の図書なども参考にして制作していました。学生の皆もそれぞれの資料など結構しっかり準備してくるようになり、大変頼もしい受験生に育ってきています。

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渋谷校では、11月27日に1日体験のイベントを開催します。渋谷校に興味ある学生の皆さんぜひ参加してみてください。詳しくはHPで。

秋らしい天気ですね。

涼しい気温が続きますね。渋谷校の箱岩です。

すがすがしい気温で、アクティブに美術館見学やギャラリーめぐりをしている受験生も多いことでしょう。

大好きすぎる利根川沿いに居を構える私は、時間を見つけては利根川沿いの土手をお散歩してリフレッシュしたりしております。

 

しつこいですが、利根川好きすぎて散歩しながら本当に涙ぐんでしまう困ったおじさんですが、今日の景色も抜群でしたので是非ご覧ください。

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雨上がりの濃霧が、静かに日の出に照らされて薄らいでいく様子は生活の中で観るには

素晴らしすぎて心が躍ってしまいます。

水墨や、印象派の風景画のような空気遠近法をリアルに感じる、文字どうり絵に描いたような風景。

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こういうことに感激できるんだから、今の私は健全なんでしょうw

気分が乗らない日や、疲れている日は景色もどんよりくすんで、気が滅入るいっぽうですからね。

気分しだいで同じものが違って見えるのですから、心のもたらす影響は本当に計り知れません。

受験生だからといって「ガリ勉」みたいに心を無視して必死に画面にしがみついていたって人の気持ちを捉え、魅了する作品が作れるとは思えないんですよね。

日々の暮らしの中にあって、活き活きとした心の抑揚を感じながら画面に向かうことはとても重要だと考えています。

人の業を生み、日常の様々なトラブルを生み出す人間の心の動きは、同時に生きる喜びや幸福を生み出すもとでもあるわけですから、これほど興味深く、重要なものはないなと感じる日々です。

以前読んだ僧侶のお話ですが

質問する僧 「こころとは何を持って云うならん?」

答える高僧 「ころころと、ころがればなり。」

ひと時も留まることなく、瞬間瞬間に起きる状況変化の中で絶えず変化し続けるものが心の正体だということのようです。本質が見えるようで私はすごく気に入っている一節なんですよね。

描く者の心の動きは、ものの捉え方に作用し、描こうとする世界を照らし、筆致や絵具の抑揚を生み出し、微妙な色や形を生み出し、バイオリンのビブラートのような美振動となって、観る者の心に共鳴をもたらしすものだと思います。表現するということは、どんな形であれ心の作用なしには始まらないものなのだと思います。

そんな静かな美振動を感じられる作品を紹介しましょう。

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サイ・トゥオンブリー《無題》1968年
家庭用塗料、クレヨン、カンヴァス 200×259㎝
©Cy Twombly Foundation

川村記念美術館HPより

むむ、画像ではちょっと伝わらないかな~~~ww

千葉県佐倉市。都心からだと1時間以上。

ちょっと遠いけど、絶対に見る価値あり!

他にも現代美術に強い美術館なので、是非足を運んでみてください。

学校がめんどい。先生がめんどい。全部いやだってやさぐれてても、今目の前にある作品の問題は解決しません。

受験まで時間がないと焦るにはまだ早い。

今こそ自分の可能性を信じて、実直に素直に自分の気持ちと向き合ってみてはいかがでしょうか?

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近所で見かけた渋柿。このままでは渋くてとても食べれませんが、私のふるさと福島では、この時期盛んに焼酎で処理して樽抜き柿にしたり、皮をむいて霜の降りる季節まで日のあたる軒につるして干し柿にしたり、創意工夫で驚くほど甘い食べ物に変身するんですよね。

子供ながらに面白みを感じたものです。

伸び悩む皆さんだって、まだまだ捨てたものではありません。今後の創意工夫によって大きく変身するきっかけになるかもしれません。

2学期もまだ中盤、勝負はこれからですよ、頑張りましょう!!

 

最近の渋谷校の様子。

どんよりする天気が続き、気分が中々すっきりしない渋谷校の箱岩です。

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渋谷校も2学期に入り、生徒一人一人の受験に向けた対応が始まっていくタイミングになってきました。

先日の受験科3年生の保護者会にも、多くの御父母に足を運んでいただき、学校、新美、受験などいろいろな質問や相談を受けました。私の担当する油絵科は、心の問題や健康の問題も多く、随分と込み入ったお話も有りましたが、ご家庭との連携も大変重要だと考えています。

本人を取り巻く環境全体が受験に向け最適化されるのが何よりも大切だと考えているからです。

ですが、それは生徒が楽になることばかりではないのです。

最適なプレッシャーや障害、葛藤や悩みなども表現者になろうとするには必要なことだったりもするのです。メンタルヘルスが上がる事で作品がだめになっても仕方がない。なかなか微妙な世界ですよね。

さて、先日新宿校で開催した高校生デッサンコンクールですが、ご参加の皆さんお疲れ様でした。

文化祭の時期であったので、渋谷校からは少な目の4名が受講しました。

結果は、なかなかの好成績。

2名は総合10位以内に入れたそうで、すばらしい結果に渋谷校の先生、職員一同で喜びました。

日ごろからの努力の賜物ですね。

この努力を積み重ねていければ、目標の達成も可能になっていくと信じています。みんな頑張ろうね。

渋谷校基礎科は、実は受験科の先生たちが兼任で直接教えています。

なぜならば、受験スタート時に必要とされる基礎能力は科によってはバラバラ。

総合的な基礎力なんて陸上の10種競技のメダリストになるようなものであって、受験ではあまり関係がないのです。

浪人が前提の従来型の塾では、基礎科はのんびり楽しい総合力を意識した授業でしょうが、現役合格にこだわる新美では、存分に楽しみながらもプロを目指す受験生らしい頑張り方を課題の中で実践しています。

人間には個性や特性があり、(なかには万能になれる子もいるのかもしれませんが、)普通は自分の得意な分野を伸ばすものでしょう?ですから、受験を熟知した先生が基礎に関わる事は、無駄を省き少ない時間でより効果的に成長させうると考えています。

かといって新美は厳しいのか?と聴かれたら基礎科は和気藹々として部活のような楽しい環境。img_7535

 

渋谷校では普段から基礎科受験科が一緒に石膏を描いたり、現役藝大生のデモストが見れたり、受験で求められることが講評で解説されたり、かなり早い段階から意識改革をしてもらおうと考えています。

それによって、当然のことながら受験の結果も大きく変わるはずです。

これは現役校ならでは、と言えるかもしれません。

皆さんも、まだちょっと早いかな?? なんて呑気に構えていないで、新美の授業を体験してみてください!

新美の一日無料体験・平日無料授業体験のお申し込み&日程は下記まで。

http://www.art-shinbi.com/event/fw-oneday/

新しく配布しています、渋谷校のリーフレット同様チェックしてみてください。

信念

渋谷校の箱岩です。

皆さん充実してますか?渋谷校の生徒さん、いい顔してますね~。

きっと充実感が味わえているのでしょう。とても楽しそう。

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夏期講習も残すところあと4日。時間も夜間部生にとっては長く、週3日コースの生徒さんにしてみれば日数も倍。それはそれは大変な夏休みになったことでしょう。

今、2学期のカリキュラムを組み立てながら、課題数が夏期講習よりも少ないことにかなりあせっています。時間が足らないなかで、どうすればいいか?

そのヒントは、この夏のスポーツ関連のニュースの中に見て取れました。

皆さんも見てましたか?リオ・オリンピック2016と甲子園とで、「気持ち」というものが如何に人の心を打つか思い知りました。

純粋に好きなことに本気で打ち込んできた気持ちの強さ。

様々なプレッシャーの中でかみ締める悔しさ。

どんな状況でも仲間を信じる強い気持ち。

ライバルを心から尊敬し気持ちを継承する勝者の気持ち。

祖国平和や祖国の子供たちへの気持ち。

選手の気持ちは様々ですが、人は気持ちによってこんなにも強く、逞しく、物理的な制約も、常識も打ち破っていくものなのかと、連日涙が止まりませんでした。

どんな逆境にあっても自分の可能性を信じて、結果が出て当然だと思えるだけの努力をする。これこそが勝者共通の言葉だったように思います。

自分を信じて、想い念じ続けること。それは人を強くするものなんですね。

「信念」

胸にきざんで今年度の後半戦を戦いたいと思います。

 

さて、絵画においてもそうした明快な信念は大きな力になります。

「私こうしたい!」「もっとこんな感じ!」

黙々とこんな気持ちを積み重ねると絵が充実してきます。

素直にいいなーと感心した作品の中から少し紹介いたしましょう。(油絵コースの生徒ばかり取り上げてしまいますがあしからず。)

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基礎科油絵コースの子の作品です。背景を難しく考えるのをやめ、とにかくモチーフをしつこく丹念に観察して丁寧に描いていた作品です。

次は受験科油絵コースの3名。それぞれ色へのこだわり、調子へのこだわり、線へのこだわり。どの作品も強いこだわりを感じさせる意志力のある作品になっています。

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最近、関口先生からいただいた言葉を借りれば「油絵科の生徒の熱意ってのは、金属をも溶かすほど極端に熱いか、半身浴をする程度に極端にぬるいか・・・」

(笑)正に、そのとおり!!

いろんな生徒がいるのが面白いところ。

残りの日程も「信念」をもって、熱闘していきましょう!!