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映像科:二学期終了&冬期講習会の紹介

こんにちは、映像科の講師の森田です。
日曜日で二学期の授業も終了して、15(土)からはいよいよ冬期講習が始まります。
冬期講習は3つのコースに分かれています。
まだ受講の申し込みは可能なので、美大の映像系学科を志望している人はぜひ。

■【EA】12/15~12/20|17:30~20:30
前期:私立美大映像/志望校別対策コース

■【EB】12/22~12/29|9:00~18:00
中期:武蔵野美大映像/実技総合特訓コース

■【EC】1/3~1/6|9:00~18:00
後期:武蔵野美大映像/感覚テスト集中特訓コース

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また、武蔵美映像学科の対策を行う冬期講習の中期EBコースと、後期ECコースについて。
希望者に今年から変更になる「造形構想学部学科模試(国語・英語/各80分)」を実施します。
中期は12/27(木)、後期は1/4(金)の授業内で行います(内容は2日とも同様です)。
昨年までの造形学部の60分の問題とは異なることが予想されるので、充分な準備をしておきましょう。
学科模試を含めて、授業について詳しくは学院までお問い合わせください。

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さて、入試も近くなり目の前の課題に集中しつつも、気になる映像関係のイベントがあったのでおしらせします。

・『イン・ア・ゲームスケープヴィデオ・ゲームの風景,リアリティ,物語,自我』
会期:2018年12月15日(土)─2019年3月10日(日)
新美から近い初台オペラシティにあるICC(インターコミュニケーション・センター)の展覧会。
メディアアートの展示が中心の美術館ですが、今回はゲームがテーマだそうです。
ちょうど冬期講習の初日から始まるので、映像科の授業の合間にぜひ行ってみてください。

・『ART of 8K~テクネ 映像の教室 in 東京藝術大学~』
会期:2018年12月8日(土) – 12月16日(日)
東京藝大の美術館でも映像についての展示が行われています。こちらは会期が今週いっぱい。
以前映像科の授業でも紹介しましたが、『テクネ』は映像制作のヒントが詰まった番組です。
最終日の16(日)には、パネルディスカッション「8Kと表現」もあるそうなので、行ってみましょう。

プレ冬期講習会

こんにちは、全科総合部です。

11月25(日)より12月2・9日と、冬期講習会前のプレが始まります。
平日は、普段の予備校や高校の授業もありますが
いずれも日曜日なので、一足先に受講してみてはいかがでしょうか?
各科冬期講習会の課題に先行した内容になっているので、きっと差がつくはずです。
詳しい内容は、こちらからご確認ください。

そのひとつに、全科対象の油絵科・日本画科・彫刻科合同企画の「人物強化特訓」があります。

美術解剖学特別講習

いまや美大入試では、人物表現は必須!人物は、顔が命。
この1日限定!人体頭部を解体!

自画像、人物画の実力アップ!!

当日は、粘土で人体の頭部を、芯材から1つひとつ説明を受けながら骨や筋肉を組み上げていきます。それぞれの形や働き、表面上の影響など実践的に詳しく理解することができます。更に、出来上がった模型を持ち帰り、永久保存版的に人物頭部を描いたり作ったりする時に、役立てることができます。

あのレオナルド・ダ・ヴィンチも、人体を描くため、理解するため、自らの手で人体を解剖した事実は、有名な話です。その時の素晴らしいスケッチも、数多く残されています。
また、その成果は、彫刻、絵画だけにとどまらず、建築や夢を実現させる装置にまで、幅広く生かされているでしょう。

現在の美大入試においても、人物を課する大学、科が多いのも事実。

例えば、「動いているモデルを描きなさい」とか、「想像で人物を描きなさい」とか、その課題も多様になってきています。
目の前にモデルがいなければ描けないという人、いても形が不自然になってしまう人も、骨格から筋肉、表面の見え方まで理解することができさえすれば安心です。描けるようになります!

果たして?!あなたは、人体の骨の髄まで理解しているのか?

東京芸術大学美術解剖学の専門講師が指導!

自分で作る、自分だけの人体頭部があなたの手に!!

特別限定!芸大美術解剖学講師認定!人体頭部模型を作ろう!

東京芸術大学の授業で、実際行われている実習を体験!

ひと足先に、芸大生気分!

申し込みはこちらから!!!!!!

 

 

明日のギャラリートーク

こんにちは、全科総合部です。
現在、20日まで新美ギャラリーにおいて「渡辺護展」を
開催しています。

今回は、映像などの媒体を通して人間の知覚に訴えかける作品を展示してくれています。

プロジェクターで投影されているノイズのような動きが、鑑賞者の足音に反応するのにもおどろきましたが、他の作品では、モニターの表面に2つのファンが回っています。思いっきり画面を遮っています。
鑑賞者が近づくと・・・・。

明日、新美ギャラリーで16:30より、作家によるギャラリートークがあります。
ゲストに映像ディレクターの宮川貴光さんをお招きして対談をしてくれます。
宮川さんは、藤元明さんというアーティストなどと作品を作っていて、美術と映像の両方で作品づくりをしているということで、今回の渡辺さんの作品の一つのテーマである「境界」という部分で色々話していただけるのではないでしょうか。

興味のある方は、是非お越しください。損はしません。
通りすがりの新美生の方、少し早めに登校して、トークを楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、講評会の終わった昼間部生の方々も、帰る前に新しい美術の一片を覗いてみてください。

よろしくおねがいします。

映像科:映画の秋

こんにちは、映像科の講師の森田です。
この秋は個人的に気になる企画上映が多くあったので、映画館でやっているイベントをまとめて紹介します。
会期終了間際なものもありますが、場所は新宿と渋谷が中心です。
貴重な上映もあるので、ピンときたらぜひ足を運んでみてください。

○「メカスとの旅」~11/9シアター・イメージフォーラム(渋谷)

○「フレデリック・ワイズマンの足跡」~11/10アテネ・フランセ文化センター(水道橋)

○「濱口竜介アーリー・ワークス」11/10~11/23シアター・イメージフォーラム(渋谷)

○「アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ」11/23~シアター・イメージフォラム(渋谷)

○「東京ドキュメンタリー映画祭」12/1~12/14ケイズシネマ(新宿)

映像科:手紙を書く。

こんにちは。映像科講師の森田です。
10月も後半になり、各美大では推薦入試、総合入試の出願がはじまっています。武蔵野美大映像学科のディレクション資質重視型、クリエーション資質重視型など、入試に向けてそれぞれの準備も佳境となっています。いまこれを読んでいてこれから出願する人・・・追い込み、頑張ってください!

さて、もちろん教室では並行して、感覚テスト、小論文、鉛筆デッサンなどの課題を制作していますが、今月は少し趣向を変えて、様々な形態のイメージ表現や文章表現を行なっています。今週は「二通の手紙」という課題。以下、提出された作品のうちのいくつかです。

二通の手紙を発表形式として、その手紙を読むことから立ち上がるフィクションを創作します。メールやSNSがコミュニケーションの主要な手段である今、手紙という形態からどのような物語を考えることができるでしょうか。二人(あるいはそれ以上)の人物を具体的に想像して、その関係や背景も考えて、各種レターセットから内容に応じて選び、書いてもらいます。そしてこの課題では「文字を書く」ことにも、自覚的になる必要があります。どんな筆記用具で、どんな字体で書くか。普段、感覚テストや小論文で書いている「自分の字」ではなく「誰かを演じて字を書く」ことが、新しい創作のアイディアに繋がることにも期待しています。

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そして今週10/28(日)、来週11/4(日)には、武蔵野美大映像学科のディレクション資質重視型の日曜特訓です。構想力テストの対策をメインに行います。過去の合格者のレポートなども参考にしつつ、模擬試験とレクチャーを行う予定です。受講は1日ごとに受講することができるので、詳しくはこちらから