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芸大建築科の入試変更

こんにちは、建築科主任の半田です。

本日行われた東京芸術大学の入試説明会にて、建築科の入試変更が発表されました。

いままでは、

センター試験

一次試験  空間構成

一次試験発表(半分が落とされます)

二次試験  総合表現

だったのが、

途中の一次試験での足切りがなくなります。日程も分かっていますので併せて書くと

 

1/17・18 センター試験

3/5 空間構成

3/6総合表現

となります。足切りがなくなったというのは、ある人にはラッキーかもしれませんね。いままではセンターの得点と空間構成で足切りが行われていた分、勉強が苦手な人は受験すること自体を考えていませんでした。しかし、今年はチャンスがあるかもしれません!

興味がある人はみんな受かる可能性があるのです。これは、大きな変化ですよね。

したがって倍率も上がることが予想されます。

この変更は、個性をより重視するということのような気がしています。芸大の建築科は16名しか取りませんので、16人16色を求めているはずです。つまり似たような発想の人の中で、自分が一番である必要があると言うわけです。足切りをしないことで、より多くの個性をみようとしているのではないでしょうか?

しかし、個性個性と言っても、表現は自由ではないです。受験者全員が同じ条件のもとで自分なりの空間を提案するのです。

結果どんな対策が必要かというと、それは今までと変わらないんですよね。デッサン力が高ければそれだけ考えていることは伝えやすいし、観察力を活かした案や、文章説明や空間の設定が優れているほうが良いですよね。それは、いままでと変わらないのです。言うならば、その密度や純度、精度を、こだわっていくしかないんだと思います。そのためには今から準備が必要です!!!

 

新美では夏期講習の後期が8/12よりはじまります!

この芸大の入試変更を受けまして、独創的で面白いカリキュラムを用意しております。独自の空間の純度を高めるために、変わったディスカッションをする日もあります。総合表現の問題も講師間で何度も話し合いながらこだわってつくっています。

ちょっとでも芸大に興味がある人は、是非参加して下さい!!

基礎科の夏期講習会

基礎科講師の岡田です。
うだる様な熱さが続く中、夏期講習会の基礎科を受講している皆さんは、真剣に制作に向かっております!

ブログ1
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新美基礎科の前期は、デッサン中心の講座となっています。はじめての鉛筆デッサン、はじめての木炭デッサン、必要な画材の説明、その扱い方、加工の仕方、描き方と色々なはじめての中、皆さんなかなかの力作が仕上がってきています。

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今回の課題で夏期講習会前期も終了です。

来週からの夏期講習会中期は、色々な専門の基礎コースがはじまります。専門的な表現に踏み込んでさらに良い作品が出来る事を期待しています!!

 

映像科・2014夏期講習、始まります。

こんにちは。映像科の森田です。
梅雨も明けてすっかり夏本番の日々ですね。映像科の夏期講習は来週の火曜日、29日にスタートします。中期と後期合わせて計24日間。朝から夕方までのカリキュラムは受験の一年の中でも一番ハードかもしれません。(過去ログを確認したところ去年もほぼ同じことを書いていましたが)しっかり体調管理をして乗り切りましょう!

■中期【EA】7/29~8/10 私立美大映像総合Ⅰ+推薦入試対策コース:
武蔵美映像学科や、東京造形大映画専攻・アニメーション専攻、日芸の映画学科などの一般入試対策と並行して、9月以降に各大学で行なわれるAO入試、自己推薦入試や公募制入試の対策をするコースです。前回の記事でも書きましたが、特に今年から始まる武蔵野美大の「クリエーション資質重視型」は、映像作品を提出するという新しい形式なので、受験を考えている人は早めに対策を始めましょう!中期では、映像実習や、プレゼンテーション課題、映像鑑賞課題などを行ないます。

■後期【EB】8/12~8/24 私立美大映像総合Ⅱ+一般入試特訓コース:
後期は特に一般入試の「実技」「小論文」の強化対策を行ないます。映像の試験問題は例えば同じ「小論文」でも、大学によってかなり傾向が異なるのが特徴です。武蔵美、東京造形大、日芸などの併願を考えている人は、実技だけでなく小論文の対策もしっかり考えておきましょう。また小論文の日には古今東西の映像作品を紹介するプログラムも予定しています。映像作品を鑑賞することで生まれる新しいアイディアもあるはず。お楽しみに。

*去年の夏期講習の記録

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映像科推薦対策③ のコピー

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日本画科便り7- 夏期講習会START!?

日本画科講師の金子です。

炎暑しのぎがたいこの頃。蝉の声が聞こえる季節となりました。一学期期末コンクールも無事終えることが出来ました。

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自分自身の長所と短所、出来ていることと出来ていないことを理解し、弱点克服に繋げていくことが大切ですね。

 

さて、暑さも本番。いよいよ夏期講習会が始まりました。

夏期講習会は前期・中期・後期と3期に分かれ、日本画科では5つのコースが設定されています。夏期講習会においては、基礎を確実にし、弱点を徹底的に克服します。

「前期総合コース」、「中期総合コース」、「後期芸大コース」においては制作時間を長めに取り、各々の課題点を克服するための対策を行います。また、「後期私大コース」では、多摩美術大学と武蔵野美術大学の入試傾向を理解し、目標を見極める学習を行います。このコースは、12日間全てが一日課題のため、毎日講評を行います。

外部から受講する方は、それぞれの課題点を理解し、また、共有するため、講習始めと講習終わりに最低でも2回の個人面接を行います。受験において経験豊富な日本画科講師陣が、ひとりひとりとしっかり向き合ったきめ細やかな指導を心掛けていますので、安心して受講していただければと思います。また、地方から受講する方は、生活面などにおいても不安な事が多いことでしょう。そのあたりも出来る限りバックアップしますので、お気軽にご相談下さい。

この夏期講習会でレベルアップを目指して頑張りましょう。

 

日本画科受験についても質問があれば講師がお答えします。お気軽にどうぞ。
また、日本画科に興味ある受験生がいらっしゃいましたら是非見学にいらしてください。

健康に留意し、夏期講習会を乗り切りましょう!

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