カテゴリー別アーカイブ: 新美

芸大デザイン公開コンクールとプレ冬期講習公開ゼミ

デザイン科総合コースの滝口です。
新美の芸大デザイン科コンクールは、無事10月25日のデッサン、11月1日に色彩構成、11月3日に立体構成の3つを行いました。

今年から芸大の一次試験のデッサンでは、石膏と構成デッサンを選択できるため、新美でも申込時に石膏か構成かを選択して、同時に開催しました。
初めての試みなのでどうなるかと思いましたが、やってみると石膏と構成デッサンを並べて採点していくと、やはりお互いの良し悪しがはっきりと見える部分もあるので、今年はその点も踏まえながら、一次の結果も決まってくるのかな?って思いました。石膏でも構成でも、デッサンの上位というのははっきりする部分がありますね。印象とかデッサン力とか。

そんな中、今年の公開コンクールで、上位入賞の方おめでとうございました!!
デッサンは、それぞれ石膏/構成と1位から3位まで付けました。
ぞれぞれの上位作品を挙げていきます。95_02

構成デッサンは、シンプルながらしっかりとしたデッサン力を感じる作品ですね。
※石膏デッサンは、外部生でしたので挙げられません。すみません。

デッサン講評風景:
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色彩構成は、公開コンクール当日に家から新美までの中で目にしたものをテーマにという課題で、モチーフも2種類渡していますが、発想力や日頃の注意力なんかを試してみたいなと思って出しました。

色彩構成の作品は、全部お見せできないので、画面の一部分になります。
朝銭湯に本当に行ったしいですよ。そんな面白い視点でいいですね。
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色彩構成講評風景:
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形体構成は、粘土ではなく異種素材で出しました。
芸大の立体は、粘土や異種素材など色々と準備することも多く、応用力や技術力も必要としますが、しっかりと身に付けていければ色んな形をつくることが出来て、楽しいですよね。

こちらも一部分の掲載になります。
素材は、ケント紙と紐でした。
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形体講評風景:形体はカメラ撮影で、細部まで見れるようにしています。
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参加いただいた学生の皆さん、お疲れ様でした。
各自この公開コンクールをきっかけとして、色々な問題点や改善点なども見えてきたと思います。
それぞれ今回の結果に一喜一憂せず、これから冬と直前に向かって頑張って下さい!!

冬季講習会のお知らせで、11月29日(日)にプレ冬季講習会があります。
こちらは全て無料で、それぞれの科で、公開講座を開いています。
芸大デザイン化では、今年から始まる構成デッサンを描きながら、ポイントを説明した行きたいと思ってます。
新美では、早くから構成デッサン対策に力を入れてきました。総合コースという場所なので、私大対策も充実しているので、そのノウハウやポイントなどもしっかりと研究しています。
まだ未知なる構成デッサンに挑もうと思っている受験生にとって、とっても身のある話やちょっとしたポイントを聞くチャンスに鳴ると思います。

是非とも気楽に参加してみてください!!
下記の申込みフォームより申込できます。
http://www.art-shinbi.com/open-s/20151129.html

reaflet

基礎科の平面構成

こんにちは、新宿の基礎科です。
先週基礎科では専門課題の週間でした。
デザイン専攻の学生の作品を紹介します。

課題は、アヒル隊長をモチーフに「水」をテーマに描きました。
アヒル
個性豊かで楽しい作品ばかりです!
アイディアの出し方のコツもつかめてきたようで、
「水」という一つのテーマからこんなに沢山のバリエーションが見れて楽しいですね!
みんな道具の扱いにも慣れてきて、
自分がやりたい!と思ったイメージを表現できるようになってきたように思えます。

文化祭や中間試験も落ち着いてきたところですので、
受験科へ行くまでの間にしっかり基礎力を固めていきましょう!

夜間部デザイン・工芸科です。

こんにちは。夜間部デザイン・工芸科です。

11月は公開コンクールが目白押しです。

先日は東京芸大デザイン デッサン、平面、立体にて、現役生も健闘しました。

11/15(日)多摩美大グラフィックデザイン デッサン
11/22(日)11/23(月・祝)は、東京芸大工芸 デッサン、平面
に向けて頑張っております。

現時点での実力を発揮できるように随意制作しております。

映像科:秋のオススメ展覧会&映画祭

こんにちは。映像科講師の森田です。
芸術祭も終わるといよいよ受験シーズンの足音が聞こえます。映像科では既に武蔵美の公募推薦の出願も終わり(該当する人、ひとまずお疲れさまでした!)、ここからポートフォリオ制作の追い込み、面接の練習といった怒濤の日々が始まります。また並行して留学生試験コースも11月後半?12月の各大学の入試に向けて対策が佳境となります。

そんな受験を直前に控えた人にとってはちょっとした息抜きとして、あるいは一般入試に向けてまだまだインプットを増やしたいという人へも向けて、秋のオススメ展覧会&映画祭を紹介しておきます。

①『Re:play 1972/2015ー「映像表現’72」展、再演』東京国立近代美術館
10月6日?12月3日
ぱっと見どこからどこまでが展覧会のタイトルなのかわかりづらいですが、この展覧会は1972年に京都で開催された「映像表現’72」という展覧会を、2015年の今「再演/再生(replay)」するということがテーマとして挙げられています。当時は当たり前の技術として使われていた8mmフィルムや、むしろまだ珍しかったビデオによる作品なども、当時と同じ環境で鑑賞できるようです。ちなみに2009年にこの近美で開催された『ヴィデオを待ちながら』もそうでしたが、映像の展示を観るのは(全部を観ようと思うと…)結構時間的な余裕が求められます。しっかり観たい人は一日かけてぜひ。

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②『Who Dance? 振付のアクチュアリティ』早稲田大学演劇博物館
10月1日?2016年1月31日
以前にもこの早稲田大学演劇博物館で開催されていた『幻燈展–プロジェクション・メディアの考古学』を紹介しましたが、今回の展示はコンテンポラリー・ダンスの、特に「振付」にテーマを絞った展示だそうです。こちらの展覧会は映像科のN先生のオススメということで自分はまだ行けてないのですが、「振付けとSNSの関係」などウェブサイトを読む限り、面白そうです。こちらも時間をかけてじっくりと観たい展示です。

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③『第16回東京フィムメックス』有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇、有楽町スバル座
11月21日?11月29日
たまには展覧会だけでなく映画祭の情報も。比較的大きな規模の『東京国際映画祭』は既に終わってしまいましたが、こちらの東京フィルメックスは11月の後半です。アジア各国の映画が中心ということで、なかなか普段観られない作品も多いので、ぜひ足を運んでみてください。映画祭の場合はもちろん「コレだ!」と狙って行くのも良いですが、予定が合った作品をふらっと観るという偶然の出会いも期待できる気がします。個人的には学生時代に偶然深夜にテレビで観た『風櫃の少年』という映画が上映されるのが楽しみです。

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急に寒くなりましたが、体調管理もしっかり。年末まで2ヶ月を駆け抜けましょう!

ちょっと息抜き、謎解きまんが第2問

こんにちは、油絵科夜間部です。くだらないまんがで、アートの世界を笑って見過ごしてやって下さい。このイラストが表している作家の作品は、誰のどの作品でしょうか?

亜斗の件2

おわかりになりましたでしょうか?答えは、次回行ないたいと思います。お楽しみに!