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映像科:二学期は9/5からです

こんにちは、映像科です。映像科木金日コースの二学期の授業は9/5(木)から始まります。
二学期からはいよいよ感覚テスト、小論文、鉛筆デッサンなど入試に近い形式の課題に取り組んでいきます。また出願を一ヶ月後に控えた、武蔵野美大映像学科総合型選抜のクリエイション資質重視方式の対策も行なっていきます。入試の相談なども引き続き受け付けていますので、今年出願を考えている方や来年以降の受験を考えている方は学院までご連絡ください。

さて夏期講習会後半のレポート。
武蔵野美大映像学科特訓&コンクールコースでは最終日の実技模試の講評会に映像学科の板屋教授をゲストに迎えて、感覚テスト制作についてお話しいただきました。「絵と文章はそれぞれどのように評価されるのか?」「テーマに対してどのように発想すべきか」など具体的なアドバイスも聞けて、映像科の学生は今後の制作のヒントが得られたように思います。今回納得いく作品を制作できた人も、力を出し切れなかった人も、次に生かしていきましょう。
また10月の2週目には公開コンクールも控えています。夏に頑張った(はずの)学科の力試しの機会でもあります。もちろんコンクールは外部生の受講も可能なので、ぜひ二日間参加してみてください!
詳しくはこちらから

《油絵科》夏期講習もついに終盤!

こんにちは、油絵科です。
今年の夏も一番暑い時期を越えたと同時に、夏期講習も終わりが見えてきましたね。

油絵科では、夜間昼間合同の課題、いつもは講評を受けることのない講師からの講評など、夏にしかできない体験があったかと思います。

「え?!アトリエ真っ暗!え?!青い?!ん!?」

などの、不思議な時もありましたね笑

夏は地方からの受講生もたくさん来てくれます。

「楽しくて受講する期を伸ばした!!」

などの嬉しい声もちらほら。
受験は大変ですが、楽しみながら力をつけていけたら最強ですね!!

後一週間を切った講習会。暑さに負けず全力で駆け抜けましょう!

そして講習会あたりから毎年増えてくる質問が、推薦入試についてです。

ポートフォリオってどーやって作るの?

どのぐらい作品が必要なの?

油とデッサンしか載せちゃいけないの?

自己推薦調書?面接?

紙は、印刷は、配置は…etc…

個人的な意見ですが、油絵科の推薦入試のポートフォリオについては、ほぼほぼ自己紹介の様なものだと考えています。(過去にはトロフィーの写真、愛犬の写真、インコグッズの写真など載せているものも笑)

一冊を見終わった時に、どんな人なのか顔が浮かぶ、描いている姿が見える、大学に入ってからの想像がつく。などなど。

と、口で言われてもピンとはきませんよね?

自分の個性について、私はこうだ!!!!なんてわかっている人ってほとんどいないんじゃないでしょうか?

そこで新美では推薦入試説明会、ポートフォリオ講座などを積極的に開催しています。

今年のポートフォリオ講習会の1回目は7月に、2回目は91日に行われます。

多くの 合格者のポートフォリオを見られるほか、実践的な面接指導、大まかな構成など、推薦のポートフォリオ作成に興味のある人は是非足をお運びください!

詳細、お申し込みは以下URLより!!

https://www.art-shinbi.com/event/event-portfolio.html

彫刻科 夏期講習も残り1週間となりました。

昼間部講師の氷室です。夏期講習も残り1週間となりました。
既に、1日課題に突入しています。
結果が上ったり振るわない時もあるかもしれませんが、夏期らしく、濃くて充実した空気を教室の中に感じます。
この時期に自分の実技に真摯に向き合っていると、2学期の実技がまたグンと伸びて行きます。
まずは、この夏期講習を最後まで乗り切っていきましょう!

さて、ここからは最近の優秀作品の紹介です。

こちらの裸婦2枚のデッサンは現役生の作品です。

人体の質感の表現、また両足のふともも周りの空間が綺麗です!


難しい位置ですが、バランスも良く、こちらのデッサンも質感と形が上手に表現出来ています!

こちらの2枚の塑像作品は、外国人モデルの方の首像を制作しました。

骨格も感じさせつつ表現の魅力もあり、言い切っています。似ていますし、とても完成度が高いです!


こちらは、現役生の作品です。
粘土の質が柔軟でかつ強さもありつつ形や骨格がしっかり感じられ、塑像の追究したい魅力が詰まっています!影の部分の形の言葉数も豊富で、ずっと眺めていられる作品です。


こちらも現役生の模刻です。初めてのゲタの模刻で、このクオリティー!!素晴しい立体感覚を持っています!心棒からの空間もバッチリはまっており、ほとんど言うことがありません!
離れての確認も良くできており、何より作り切っていく!と言う姿勢が結果に繋がりました。


ジョルジョの模刻が1番難しいなと思うのですが、1日制作でここまで動きや量感、印象を冷静にコントロールできていることは凄いなと思います。

この2枚のパジャンとは、印象も良く逆行側で難しい光の位置にも関わらず、大きなゆったりとした空気感を表現出来ており、余白が形に見える、良いデッサンです。頬や首も、パジャンとは一見すると形が見えづらいのですが、良く探れています!


こちらのデッサンは、見上げの難しい位置ですが、しっかり順光の光も捉えられており、微妙に首の動きが下を向いて来る印象も良く観察できています。


木炭の表現が、とても魅力的です!しかし、そこだけに捕われずブルータスの量感と構造もしっかりと観察し考えられています!両方を兼ね備えているあたり、やはり実力を感じます。

今回の作品紹介は、以上です。

ここで、私の好きな作家 土谷 武さんの作品集からの言葉を抜粋します。

『ものを創るということは、才能ではなく、選択であり欲求であり環境の偶然によるものだと思います。
自分を観つめることは、自分以外のものに向き合うことに他なりません。
それは、ロダンはロダンであり、私は私であるということです』

予備校では、基礎の技術を教えてはいますが、それを受け取りアウトプットして行く課程では、必ず自分を介した観察と思考が存在します。
知識を受け取り、自分で工夫実現出来た感覚は、裏切りません。そこが最後には大切になってきます!

夏期講習、残り1週間 頑張っていきましょう!!

 

芸大デザインコース

こんにちは。

夏期講習もⅤ期に入っています。

デモストや参考作品、生徒優秀作品など参考にしながらも、石膏や構成モチーフと向き合い、手を動かしながら観察と表現のバランスを考えて制作しています。

芸大生によるデモスト後の浪人時代や試験での話もとても参考になり、モチベーションも上がっていきました。

生徒制作風景

 

Ⅵ期は夏期の総まとめコンクールで、主に新美出身芸大生デモストと一緒に制作します。

今の時期に一人で力をどれくらい発揮出来るのか、どのようなことが出来るようになったのか、出来ないのか、試して把握する機会にしてみてくださいね。

 

 

 

映像科:夏期講習会も折り返しです。

こんにちは、映像科です。
Ⅴ期(8/12〜17)の授業では、武蔵美映像学科の感覚テスト、小論文、デッサンだけでなく、
・図説+説明文の課題(東京造形大学デザイン学科の構想表現、武蔵美デザイン情報学科の小論文)の対策
・テキスト読解型の小論文(日芸映画学科、東京造形大学デザイン学科、武蔵美芸術分学科)の対策も行なっています。
志望校や併願校を検討する上でも、夏の段階で各学科・専攻の試験科目を掴んでおくことは大切です。

なお来週からのⅥ期は武蔵野美大映像学科の対策です。
・8/19(月)小論文or鉛筆デッサン対策①(どちらか選択)/映像作品上映
・8/20(火)感覚テスト対策①
・8/21(水)小論文or鉛筆デッサン対策②(どちらか選択)/映像作品上映
※合格者デモンストレーションあり
・8/22(木)感覚テスト対策②
・8/23(金)コンクール制作日(実技模試、感覚テスト・小論文or鉛筆デッサン)/学科試験解説
・8/24(土)コンクール講評日
まだ申し込みも受け付けているので、武蔵美映像学科の受験を考えている人はぜひご参加ください。

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さてⅢ期の推薦入試対策の授業では、武蔵美映像学科の総合型選抜「クリエイション資質重視型」「ディレクション資質重視型」の対策を行いました。映像作品研究にはじまり、本番さながらのプレゼンテーションおよびディスカッションなども行い、最終日には新美1Fのギャラリーで作品発表。最終的に展示&上映した作品のレベルは高く、充実した6日間だったと思います。受講した皆さんは、お疲れさまでした。この経験を生かして、二学期以降はポートフォリオ制作や面接試験対策など、引き続き取り組んでいきましょう!