カテゴリー別アーカイブ: 新美

秋葉原校:筑波大対策講座

秋葉原校です。この度11/23(土)24(日)に、筑波大・芸術専門学群志望者のための実技対策講座を行うこととなりました。推薦前の最後の追い込みという方、これから一般試験へ向けての本格的な対策を始めるという方など幅広く対応します。

当日は、日本画であれば6時間の静物デッサンor着彩、構成であれば2時間の構成デッサン+4時間の平面構成または立体構成など、
各専攻ごとの、それぞれの試験を想定した課題に取り組んでもらいます。

【課題内容】
○洋画コース:石膏デッサン
○日本画コース:静物デッサンまたは静物着彩
○構成コース:構成デッサン・平面構成または構成デッサン・立体造形
○デザインコース:鉛筆デッサン・製品とインターフェースのデザインまたは鉛筆デッサン・論述
○芸術支援コース:鉛筆デッサン(3課題分行います)

二日開催ですが、一日単位での参加も勿論OK。

筑波志望の方は、学校の美術の先生に見てもらっているという方も多いかと思いますが、やはり一度は予備校での指導を受けておくことをお勧めします!
また、普段は通いやすい地元の予備校で対策しているという方にとっても、同じ筑波大志望の受験生と一緒に描く貴重なチャンス。
ぜひ活用してください。

今回は有料の講座ですが、お申し込み頂いた方には、次回新美の冬期講習・入試直前講習で使える3,000ポイントをプレゼントします!

お申し込み希望の方は、こちらのページをご確認ください。
沢山の方のご参加、お待ちしております。

映像科:推薦入試対策

こんにちは。映像科です。
10月は一気に受験ムードに切り替わる時期となりました。武蔵美映像学科の入試では、一足先に「クリエイション資質重視方式」の出願がありました。10/13.14には一般入試を見越したイベント「実技模試(公開コンクール)」も行いました。感覚テスト、小論文or鉛筆デッサン、学科試験の合計得点で実力をはかります。写真は表彰式の様子です。

そして今週末はもう11月・・・。早くも12月に行われる武蔵美映像学科「ディクレクション資質重視方式」の対策もスタートします。この授業では、グループでプレゼンテーションとディスカッションを行う「構想力テスト」の対策のほか、面接試験対策も実施します。スケジュールは11/9(土)・11/16(土)・11/23(土・祝)の全3日間。この対策授業は今まで新美の授業を受けたことのない方でも受講可能です。しかも1日から参加できます。
申し込みはこちらから。お待ちしています。

彫刻科 11/3(日)11/4(祝)公開コンクールがあります。

彫刻科の小川原です。公開コンクールが近づいてきました。今年は受講料が全額ポイントとなって還元されます。還元されたポイントは冬期講習の受講料に当てても良いし、画材の購入にも使えます。実質無料ということで定員締切が予想されますので早めの申込みをお願いします。

さて、2学期も中盤戦!ここで踏ん張って弱点を克服しましょう!

それではここ最近の秀作を紹介します。
昼間部生の作品。

グデアの凝縮した形態感の強さが魅力的に表現できています。細部だけがどんどん目立ってくるのではなく、周りの形がしっかり細部を支えてくれているのが良いです。さらに印象を似せていくことに対して、より意識を高めていって欲しいです。


トルソーは動きやバランスを合わせていくのが難しいですが、よくコントロールできていると思います。「石膏を描いている」感覚よりも、あくまで「人体を描いている」感覚が重要ですね。
顔は更に似せていきたいのと、中間調子の表現の粗さが少し気になりました。


片手で出来る空間へのアプローチとして魅力的なポーズを見つけることが出来ました。伸び、たわみの表情の差もよく作り込むことができています。


タッチの粗さが気にはなりますが、動きもバランスもいいですね。ここまで出来るなら石膏像と画面をよく見比べるだけでなく、作品を単独で見てしっかり味わった上でより魅力的にしていくために必要なことをさらに考えられると良いです。


顔面のベースが少し単純な表現になっているのでそこがもう少し粘れるとグッと説得力が増します。奴隷として考えていてほしいことがしっかりやり切れた一枚です。


夜間部生の作品です。毎回描写にはこだわれていましたが、大きなベース(ボリュームや空間の表現)は弱かったです。今回はそこに力を入れて指導をしました。結果かなり表現が深まったと思います。この一枚を次に繋げたいです。

それぞれあと一歩理解を深める事で作品として言い切れるところまできていると思います。二学期中に足りないものを身につけておきたいですね!

 

練馬にて『優雅な秘密』を見る。

こんにちは、油絵科の鷹取です。

油絵科では面接などで学生の好きな作家をきく機会が多いのですが、
そこで最近よく耳にするようになった人がいます。
それはアメリカの絵本作家、エドワード・ゴーリー。
実際の事件にもとずいた絵本で、作者本人がどうしても描かずにはいられなかったという、
『おぞましい二人』で日本でも名前を聞くことが多くなったと感じます。

先日ふと時間ができた時、そういえば練馬区立美術館でゴーリーの展示がやってるなぁ、行ってみるか!と、ふらっと行ってきました。

電車を降りてすぐ、旗がゴーリー仕様に。

晴れてぽかぽかで気持ちのいい中、ぽかぽか気持ちいいとは対極の展示へ到着。

残酷、不条理、道徳や倫理観に触れるような内容でありながら、淡々と、どこか軽快に、そして繊細に描きあげられた作品は、内容が重くとも心をは不思議と重くならない。
重くはならないけど何か不安になる、でもどんどんみたい、なんだか不思議な魅力だなぁとまじまじと見入ってしまいました。

そして作品解説がまた面白い。
基本的に描きなおしは嫌、描きなおすなら加筆で何とかしたいし、ダメなら上から紙を貼って直したい、(確かに紙が上から貼られている作品ありましたね)
大きいのは描きたくないから引きのばして使ってほしいし、
人を不安にさせるのが私の使命なんだ!!
などなどゴーリーの人間性が垣間見えてとても面白かったです。
猫がものすごく好きだから猫のイラストだけはただただ果てしなくかわいいのも笑ってしまいました。

展示の最後には、ゴーリの様々な絵本が自由に読める場所も用意されているので、いろいろ読んでみたいと思っていた人にもおすすめです。(長時間居座ってました・・・)

そしてミュージアムショップのグッズがどれもこれもものすごく可愛かったので、
これはゴーリー好きにはたまらないんだろうなぁと思いました。

「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展は
2019年9月29日(日)~11月24日(日)まで練馬区立美術館で開催されているので、興味のある人はぜひ足を運んでみてくださいね。

 

通信教育

こんにちは。通信教育です。

ただいま9月タームの作品添削、返送しています。

お手元に届くまで今しばらくお待ち下さいね。

添削アドバイスを参考にこの先の公開コンクール等を目安に、冬期までのそれぞれ実技の具体的な目標等も考えても良いかも知れません。

 

https://www.art-shinbi.com/event/event-64/index.html