カテゴリー別アーカイブ: 新宿校

《基礎科》講評ノートについて

だんだんと寒くなってきました。

基礎科講師デザイン科担当の名越です。

ブログ担当になっての初めての記事なので少し緊張をしていますが、普段の授業の様子や、自分の新美時代のことなどを書いていければと思います。

 

《皆さんは講評の時にメモをとったりしていますか?》

講評に関して色々考え方はあるとは思うのですが、僕はノートを取る派でした。
浪人時代が長かったので、ノートの册数も残ってるだけでも結構なものです。(他にも何冊か合ったような気がします)

最初は全ての課題を1冊に書いていましたが、後々見返すためにデッサン、平面、立体とノートを最終的には分けていました。

かなり時期によっては書き方はぐちゃぐちゃで、後で読んでもなんだこれ?と思う事が多かった気がします。

最終的には
◯アーカイブとして見返しやすいこと
◯前回言われたことを次回の課題に活かせるようにすること
の2点に講評ノートの使用用途を絞りました。そして、書き方のフォーマットを決めました。

シンプルにこの4分割で書き分けていくのが個人的にはやりやすかったです。

人によってカテゴリーの題目は変わるとは思いますが、共通して言えるのは、「何を気にして作品を作るか」ということだと思います。

是非色々試してみてください。

 

最後のオマケで僕の浪人時代のデッサンの地獄のマインドマップを置いておきますね。

 

それではまた。

イベントの多い秋。

寒暖の差が激しくなってきています。体調管理を注意しましょう。各私大の芸祭も開催されました。オープンキャンパスと違い、学生目線で大学を見ることが出来ますね。モチベーションも上がったことでしょう。

デザイン・工芸科夜間部です。

引き続き、秋はイベントが目白押しです。

多摩美グラフ、公開コンクール平面課題。

芸大デザイン、公開コンクールデッサン。

多摩グラフ、プロダクト、環境、推薦入試講座。

芸大デザイン、公開コンクール平面構成課題。

公開コンクールは、芸大工芸がこれからはじまります。推薦入試講座は、毎週日曜日に入試直前まで行われます。申し込みはまだ受付しています。

https://www.art-shinbi.com/event/event-64/index.html

https://www.art-shinbi.com/event/suisen/index.html

 

「デモンストレーション見るだけの日Part2」の制作雰囲気動画が出来ましたので、載せておきます。完全版はデザイン・工芸科夜間部のTwitterにあります。

 

通常授業も、後残すところ1ヶ月ちょっととなりました。冬期に向かって演習課題が続きます。その前に推薦入試と留学生の試験があります。忙しくなってきました。

では、また。

映像科:推薦入試対策

こんにちは。映像科です。
10月は一気に受験ムードに切り替わる時期となりました。武蔵美映像学科の入試では、一足先に「クリエイション資質重視方式」の出願がありました。10/13.14には一般入試を見越したイベント「実技模試(公開コンクール)」も行いました。感覚テスト、小論文or鉛筆デッサン、学科試験の合計得点で実力をはかります。写真は表彰式の様子です。

そして今週末はもう11月・・・。早くも12月に行われる武蔵美映像学科「ディクレクション資質重視方式」の対策もスタートします。この授業では、グループでプレゼンテーションとディスカッションを行う「構想力テスト」の対策のほか、面接試験対策も実施します。スケジュールは11/9(土)・11/16(土)・11/23(土・祝)の全3日間。この対策授業は今まで新美の授業を受けたことのない方でも受講可能です。しかも1日から参加できます。
申し込みはこちらから。お待ちしています。

デモだけの日と公開コン。

台風は物凄い猛威をふるって、大変な被害が出ました。新美新宿校でも、接近に備えて準備をしました。今回は大きな問題はありませんでしたが、状況が変われば大変だったでしょう。今後無いとは言えないので、備えあればという準備が必要だなと感じています。

デザイン工芸科夜間部です。

前回予告した、デモンストレーションだけを見る日という授業の報告です。

今年二回目となる、デモンストレーションだけを見る日。見ることで、手順を理解出来ます。前回の時よりも、夏を経験したことでより理解しやすくなっていたのではないでしょうか。見る姿にも、真剣さが増していました。講師の方も頑張って描いてくれて、非常に意義がありました。ありがとうごさいました。

 

武蔵美大系の公開コンクール、台風が直撃しましたが日程時間を変更し開催しました。ギリギリの開催でしたが、たくさんの人に参加してもらえました。参加ありがとうごさいました。

10/20(日)に開催された、多摩美グラフィックデッサンの公開コンクール、たくさんの方に参加いただきありがとうございました。

平面構成のコンクールは10/27(日)となります。まだ申し込みは受付しております。ぜひ、参加してください。

https://www.art-shinbi.com/event/event-64/index.html 

では、また。

練馬にて『優雅な秘密』を見る。

こんにちは、油絵科の鷹取です。

油絵科では面接などで学生の好きな作家をきく機会が多いのですが、
そこで最近よく耳にするようになった人がいます。
それはアメリカの絵本作家、エドワード・ゴーリー。
実際の事件にもとずいた絵本で、作者本人がどうしても描かずにはいられなかったという、
『おぞましい二人』で日本でも名前を聞くことが多くなったと感じます。

先日ふと時間ができた時、そういえば練馬区立美術館でゴーリーの展示がやってるなぁ、行ってみるか!と、ふらっと行ってきました。

電車を降りてすぐ、旗がゴーリー仕様に。

晴れてぽかぽかで気持ちのいい中、ぽかぽか気持ちいいとは対極の展示へ到着。

残酷、不条理、道徳や倫理観に触れるような内容でありながら、淡々と、どこか軽快に、そして繊細に描きあげられた作品は、内容が重くとも心をは不思議と重くならない。
重くはならないけど何か不安になる、でもどんどんみたい、なんだか不思議な魅力だなぁとまじまじと見入ってしまいました。

そして作品解説がまた面白い。
基本的に描きなおしは嫌、描きなおすなら加筆で何とかしたいし、ダメなら上から紙を貼って直したい、(確かに紙が上から貼られている作品ありましたね)
大きいのは描きたくないから引きのばして使ってほしいし、
人を不安にさせるのが私の使命なんだ!!
などなどゴーリーの人間性が垣間見えてとても面白かったです。
猫がものすごく好きだから猫のイラストだけはただただ果てしなくかわいいのも笑ってしまいました。

展示の最後には、ゴーリの様々な絵本が自由に読める場所も用意されているので、いろいろ読んでみたいと思っていた人にもおすすめです。(長時間居座ってました・・・)

そしてミュージアムショップのグッズがどれもこれもものすごく可愛かったので、
これはゴーリー好きにはたまらないんだろうなぁと思いました。

「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展は
2019年9月29日(日)~11月24日(日)まで練馬区立美術館で開催されているので、興味のある人はぜひ足を運んでみてくださいね。