カテゴリー別アーカイブ: 新宿校

油画科 コンクール

こんにちわ
新宿校 油画科 夜間部講師の山田です。

近頃急激に冷えてきましたね。体調管理には充分注意していきましょう!

二日間公開コンクールお疲れ様でした。
この時期のコンクールは大詰めを迎える前に今一度、自分を見つめ直すいい機会だと思います。

さて今回のコンクールの出題は
『人間の営み』がテーマでした。
とても普遍的で広義な言葉でもあり、みなさん多いに悩んだことかと思います。
ある意味では、よっぽどでは無い限り何を描いても問題は無いテーマであるからこそ、何を選択するのかが難しかったのではないかと思います。
そもそも美術、絵画の歴史自体が人間の営みと言うこともできますね。
またあらゆる世間ないし世界の出来事も人間の営みと言えるでしょう。
絵の事を考えるのは当然大事な事ですが、
表現者としてあらゆる物事に興味を持ち、日々何を見て、何をどう考えいるのかという事も大事な事だと思います。

そしてこの場を借りて『人間の営み』をテーマに作品を残したベン・シャーンという作家を紹介したいと思います。


ベン・シャーン (Ben Shahn)
1898年9月12日-1969年3月14日
リトアニア生まれ、アメリカ合衆国の画家
リトアニア芸ユダヤ人

人をモチーフの主題とする作家は数多くいますが、彼は社会派リアリズムの画家として戦争、貧困、差別、失業などをテーマにした絵画を制作し、上流階級であろうが街の洗濯婦であろうが区別なく人を描いた作家でした。

また1954年の核実験で被爆した第五福竜丸をテーマにしたシリーズやフランスのドレフェス事件をテーマにしたシリーズ、ガンディーやキング牧師など世界で起きているあらゆる時事や事件を人物を描く事で表現しています。
 

彼が石版画職人だったこともあり、版画の作品が多く見られますが線の取り方や形が面白いですね。彼のように世界で起きている事や日常で見かけて気になった事などをマメに絵に起こす事があらゆる想定課題にも対応できる力を作る秘訣かもしれませんね。

興味のある方は是非調べてみて下さい!

ではまた!

通信教育

こんにちは。

11月も中盤ですね。

ただいま、10月ターム作品添削返送中です。お手元に届くまで今しばらくお待ち下さいね。

2019 11/24(日),12/1(日),12/8(日)

プレ冬期講習会 が開催されます。

https://www.art-shinbi.com/event/event-pre-winter/index.html

自分自身の足りない課題や今やるべきことを明確にし、冬期講習会での実力アップのスイッチになること間違いなし。
もちろん、より高いレベルに挑戦したい高校1・2年生も大歓迎です!

特に普段通えない通信生にとっては、直接会って講師とコミニケーションが取れる機会です。それぞれの科において特化した課題内容の講座となっています。

ご参加お待ちしています。

 

○11/24(日)
【pre-winter-F】先端芸術表現科 総合実技対策

○12/1(日)
【pre-winter-E】映像科 メディア系実技試験総合実技対策
【pre-winter-C】デザイン科芸大コース・工芸科合同 パーフェクト立体ゼミ

○12/8(日)
【pre-winter-A】油絵・日本画・彫刻科合同 美術解剖学
【pre-winter-B】デザイン科芸大コース・工芸科合同 パーフェクトデッサンゼミ
【pre-winter-D】デザイン科私立コース 多摩グラデッサン特訓

 

芸大デザインコース

こんにちは。

◯先週11/3.4は新美公開コンクール/芸大デザインコース、デッサン、色彩構成がありました。

◆石膏デッサン:パジャント 構成デッサン問題:与えられたモチーフと自分の手を自由に構成して与えられた画用紙に鉛筆デッサンしなさい。 モチーフ: ガーゼ、ミラーシート、チンゲンサイ

 

◆色彩構成問題:与えられたモチーフ4種を自由に組み合わせ構成しなさい。モチーフ:はたはた、折紙、菊、ボールチェーン

観察、視点、伝える表現が魅力的な作品が多くありました。更なる試行を重ねていきましょう。現時点でできたこと、もう少しこのようにすれば良かったことなどをふまえ次回に活かしてくださいね。

◆来週11/10(日)は立体構成があります。

申し込みはこちらから、ご参加お待ちしています。https://www.art-shinbi.com/event/event-64/index.html

 

12/1(日)、8(日)プレ冬期 デザイン工芸科合同 パ—フェクトゼミを行ないます。

模刻を含んだ立体構成の特訓と、1次試験で高得点をとるためのポイントを特化して解説しながら、芸大生講師によるデモンストレーションと一緒に制作を行ないます。いよいよ入試が近づいてくる時期ですが、基礎科生から受験生まで、芸大デザイン科、工芸科の入試、自分の特性等見つめ直す良い機会としてくださいね。https://www.art-shinbi.com/event/event-pre-winter/index.html

《基礎科》講評ノートについて

だんだんと寒くなってきました。

基礎科講師デザイン科担当の名越です。

ブログ担当になっての初めての記事なので少し緊張をしていますが、普段の授業の様子や、自分の新美時代のことなどを書いていければと思います。

 

《皆さんは講評の時にメモをとったりしていますか?》

講評に関して色々考え方はあるとは思うのですが、僕はノートを取る派でした。
浪人時代が長かったので、ノートの册数も残ってるだけでも結構なものです。(他にも何冊か合ったような気がします)

最初は全ての課題を1冊に書いていましたが、後々見返すためにデッサン、平面、立体とノートを最終的には分けていました。

かなり時期によっては書き方はぐちゃぐちゃで、後で読んでもなんだこれ?と思う事が多かった気がします。

最終的には
◯アーカイブとして見返しやすいこと
◯前回言われたことを次回の課題に活かせるようにすること
の2点に講評ノートの使用用途を絞りました。そして、書き方のフォーマットを決めました。

シンプルにこの4分割で書き分けていくのが個人的にはやりやすかったです。

人によってカテゴリーの題目は変わるとは思いますが、共通して言えるのは、「何を気にして作品を作るか」ということだと思います。

是非色々試してみてください。

 

最後のオマケで僕の浪人時代のデッサンの地獄のマインドマップを置いておきますね。

 

それではまた。

イベントの多い秋。

寒暖の差が激しくなってきています。体調管理を注意しましょう。各私大の芸祭も開催されました。オープンキャンパスと違い、学生目線で大学を見ることが出来ますね。モチベーションも上がったことでしょう。

デザイン・工芸科夜間部です。

引き続き、秋はイベントが目白押しです。

多摩美グラフ、公開コンクール平面課題。

芸大デザイン、公開コンクールデッサン。

多摩グラフ、プロダクト、環境、推薦入試講座。

芸大デザイン、公開コンクール平面構成課題。

公開コンクールは、芸大工芸がこれからはじまります。推薦入試講座は、毎週日曜日に入試直前まで行われます。申し込みはまだ受付しています。

https://www.art-shinbi.com/event/event-64/index.html

https://www.art-shinbi.com/event/suisen/index.html

 

「デモンストレーション見るだけの日Part2」の制作雰囲気動画が出来ましたので、載せておきます。完全版はデザイン・工芸科夜間部のTwitterにあります。

 

通常授業も、後残すところ1ヶ月ちょっととなりました。冬期に向かって演習課題が続きます。その前に推薦入試と留学生の試験があります。忙しくなってきました。

では、また。