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《基礎科》デッサンコンクールについて

「今年は暖冬だから薄着でいいねぇ」なんて言っていたら
この数日でものすごく寒くなってきてしまい、驚いています。

基礎科講師デザイン科担当の名越です。

先日寒くなったと同時に我が家の給湯器が壊れ、冷水しか出ない状況です。
ピンチというのはいつでも平穏の隣り合わせなのだなぁと思うここ最近です。

 

さて、最近といえば、1月19日にシンビでは高校1~2年生を対象とした
石膏コンクールが開催されました。

当日参加、応募合わせて200名以上の方が参加してくださり、
会場的にも、作品的にも大変盛り上がったコンクールとなりました。

実際の受験と同じ時間、同じ紙のサイズで石膏像を描いたわけなのですが
実は私が教えている基礎科ではそのシュチュエーションで描いたことが無く、
みんなだいぶ苦戦していたようでした。

1年後にはこの状況にも慣れていないといけないわけですから、
良い準備になりましたね!

参加者に混じって彫刻科とデザイン科の先生が本気デッサンをしてくれました。
その後、先ほどまで描いていたデッサンを使用しての、
大人気企画『デッサン解説コーナー』は、疲れているにもかかわらず
みなさん食い入るように聞いていたのが印象的でした。

なかなかデッサンの座学ってないですからね…

そして、
今回のコンクール上位作品はこちらです!!

高校2年生とはいえ、さすが上位に来る作品は上手いです。

採点の時にも、上位に来る作品は自ずと先生たちの手もばらつくことなく
スッスッと上がりました。

逆に採点時にまず手が上がらないのは
・人間としておかしい
・構図が悪い
・顔が極端に似てない
・途中で終わってる箇所がある
などだと思います。

最初の荒選り(あらより)で落ちてしまうと、そこから上位に入っていくことは
ほぼありません。
ですので、まずは、上記の点をしっかり抑えていくことが大事です。

講評では各科の先生方が講評をしてくださりました。

まだ専攻する科を選べてない生徒の方もいらっしゃったので、
講評を聞いて、少しでも専攻の基準となれば良いなと思いました。

今回の講評の様子はYouTubeにて2月上旬公開予定ですので、
是非是非ご覧ください。

また、前回のコンクールの講評の様子はすでにアップされていますので、
まだご覧になってない方は是非、ご覧ください。
https://youtu.be/bY4CitZhVcQ

今回コンクールに参加されていた生徒の方の多くが、高校2年生でした。
芸大の試験まで、あと約1年と1ヶ月。
これを『まだ』と捉えるか、『たった』と捉えるかは、
その人次第だと思います。
「現役生は、当日までのびる」と言われています。
今回のコンクールの結果は、あくまでも今の段階の自分の実力です。
良かった人は、さらに上を目指して。
悪かった人は、結果を真摯に受け止めて自分の悪いところをきっちり直して。
原因と結果を客観的に見て、何をすべきか考える。

それが一番大事なことなのではないでしょうか。

 

私は司会をもっと上手くならないといけないな、と痛感しました…

ではでは

入試目前で万全の準備を!!

こんにちは。

新宿校 油絵科夜間部 山田です。

センターが終わって一週間が経ち、いよいよ油絵科私学の一般入試も目前です!

自分に必要な画材の補充、管理を本試験に向けて不備が無いように準備しておくといいかもしれません。

さて今回は使う人と使わない人がいるとは思いますが、画材をツールボックス等に纏めてる人には試験でマストツールになる『キャリーカート』別称『コロコロ』について、自分の経験も含めてオススメをちょっとだけ紹介したいと思います!

キャリーケース派の人も本試験ではキャリーケースを荷物置き場から動かせず、自分のスペースまで持ってくる手間やタイムロスを考えると、ツールボックスに小分けされ纏められてる画材をサッと持ってこれるツールボックスの利点は中々捨て置けないメリットもあるので、今一度ご再考されてもいいかもしれません!

見た目が無骨なのと、縛りが甘いと荷物がバラバラになるデメリットもキャリーカートにはありますが、そこは縦横にガッチガチに縛れば問題無し!!w

 

●まず安価で昔からオーソドックスなのがこちら。

[シフレ] キャリーカート 折りたたみ 軽量 G6000 siffler 1.7 cm
¥1,080(Amazon価格)

こんなカワイイ色は自分の入試の時はありませんでしたが、このタイプを使っていました。やはり安いだけあって車輪パーツが割れやすく、さらに安定性に欠けるので、オススメはできません!

 

●そこでタイヤがサイズアップし若干の安定性を確保してるのがこちら。

全家協(Zenkakyo) ショッピングキャリー キャリーカート ショッピングカート ブラック¥1,854(Amazon価格)

走行の安定性と対荷重の強度は改善されてますが、荷物の受けとなるパーツの改善が見られないのでそこらへんが残念ですね。

 

●ここまでの問題を一気に解決してくれるラインがここから。

Aidodo キャリーカート静音 折りたたみ式 軽量 コンパクト台車 頑丈 ハンドキャリー 荷物運ぶカート旅行用品 防災用品 アウトドアカートキャンプ用
¥2,760(Amazon価格)

車輪も四輪になり動作の幅が増え、受けになるパーツもしっかりしています。
アマゾンでベストセラーになっているだけありコストも現実的で、オススメと言えると思います。

 

そして荷物がバラバラになる不安を解決してくれる折り畳みコンテナがついたタイプがこちら。

キャリーカート キャリー 台車 アウトドア 折り畳み式 カート キャリー 買い物カート ショッピングカート 運ぶカート 釣り 運動会 ショッピング用 超コンパクト 防災用品 キャンプ用 旅行用品 頑丈 軽量 運搬 固定ロープ付き 静音 耐荷重40KG
¥4,999(Amazon価格)

ただ箱状になるのでサイズ制限がある問題と、混雑した電車やバスの中ではコンテナの前方に対しての体積量が邪魔になることがあるかも。

 

●お値段は張りますが、ギミック的にももはや気合い入り過ぎなのがこちら。

LVYUAN キャリーカート 階段 折りたたみ 軽量 静音 運搬 キャリー コンパクト 固定ロープ付き アルミニウム合金 水晶ホイール 耐荷重75kg アウトドア 段差・階段・カーブ・斜面でこぼこ道にも対応 10つの車輪 (付属品:4つの小さな車輪+バッグ+弾力ロープ)
¥7,698(Amazon価格)

ここまでいくと、周りの目も引くと思いますが、オーバースペックという事は無いでしょうw

 

まだまだ他にも調べると色々出てくるので、気になる人は調べてみて下さい!
また購入も考えてみて下さい!

以上になります!ではまた!!

入試直前講習会に合流。

気が付いたら年が明けてしまいました。そして、あっという間にセンター試験も終わっていました。そしてセンター試験では雪が関東でも降っていました。センターに雪が降るという都市伝説は健在でした。

デザイン・工芸科夜間部です。

年明けの冬期講習会後期が四日ほどあって、その後夜間部の授業が二週間ほどありました。夜間部の授業は最後のチェックと模擬試験でした。

そして、入試直前講習会に夜間部が合流しましたので、夜間部としての授業は基本的に終了しました。これからは、朝から授業があり、夜は体力の続く生徒はリメイクやエスキースの特訓をやっていくような体制となります。あまり無理をせずに体調管理に気をつけてやっていくことが大事です。

 

冬期でも直前でも、デモンストレーションでのデッサン制作は、時間があるときに出来るだけやるようにしています。ペースメーカー的な要素と参考にしてもらう為に制作しています。

まだまだ時間はあります!

ここからが勝負です。入試前日まであきらめずに対策をやっていきましょう!

 

そして、くれぐれも体調管理を第一優先にしてください。

 

映像科:入試直前スタート&武蔵美卒業制作展

こんにちは。映像科です。
年も明けて教室では入試直前の対策がはじまっています。
センター試験が終わったらいよいよ試験までは2週間半。
あらゆる人から言われていると思いますが、体調管理には気をつけて!
よく食べてよく寝て試験当日を迎えられるようにしましょう!!

そして映像科でも多くの人が第一志望にしている、武蔵野美術大学映像学科から卒業制作展のDMが届いていました。
会期は今週の木曜日16日から19日までとなっています。
受験生の皆さんはセンターと重なっていることもあり難しいかもしれませんが、来年度以降に映像メディア系で受験を考えている人はぜひ足を運んでみてください!

入直がはじまりましたね!!!

こんにちは!油絵科夜間部です!
入試が近づき頭がかたくなってはいませんか?

前回構図についてすこし日本の浮世絵を使って紹介したので、今回はNYの写真家で光と色、構成にこだわったソール・ライターを紹介したいと思います。

現在Bunkamuraで3月8日まで展示しています。

彼の作品は大胆で意表を突くフレーミングと、油彩を思わせるこってりとした色のりのカラー写真は、とても興味深い作品がおおいです。

わたしもソール・ライターという写真家を知ったきっかけは
『写真家ソール・ライター 
急がない人生で見つけた13のこと』
という映画でした。
 映画の中で「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」語り作品にする上で切り捨てるものの大事さを物語る。
また、「大した人間じゃない。わざわざ映画にするような価値などあるもんか」と語っているのは謙遜ではないのである。しかし、生涯を通じて写真に対するスタンスが一貫していたことは、この映画を見るとよくわかり、絵画と通じるものがあると感じる。
作品でその人の中身が見えてくるということは、こういうことなのかも知れない。とおもえる作品の数々。

入試の直前、センター後の気晴らしにでも…
見にいく時間がない方も作品を調べてみると構図の参考になるかも・・・?

https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter/