カテゴリー別アーカイブ: 新宿校

クレーの天使

こんにちは。油絵科の関口です。

今日はパウル・クレーの天使シリーズを紹介したいと思います。
クレーが描いた天使のシリーズは、晩年の2年間に集中しています。

まずは作品をご覧下さい。

忘れっぽい天使
「忘れっぽい天使」
名作です。

 

泣いている天使
「泣いている天使」

 

ミスエンジェル
「ミスエンジェル」

 

鈴をつけた天使
「鈴をつけた天使」

 

幼稚園の天使
「幼稚園の天使」

 

なんだか癒されますよね。しかし、これらの作品にはこんな背景がありました。

クレーはドイツにあるバウハウス(総合造形学校)で教鞭をとっていましたが、前衛画家という事でナチスの迫害にあい、故郷のスイスに亡命します。しかし、ドイツ国内にあった銀行口座が凍結されてしまい、厳しい生活を余儀なくされます。更に皮膚硬化症という難病を発症し、身も心もボロボロだったと思われます。そういう状況の中で制作されたシリーズです。

 

数々の名言も残していますので幾つか紹介したいと思います。

「左手は右手ほど巧みではない。だからしばしば右手より役立つのだ」

「天才とは、システムのエラーである」

「芸術は人類の保養地だ。一度でも世界を空の上から覗いてみれば気分一新、すっかりくつろいだ気分になれるし、芸術はまさにそのようなものとして、ある」

 

私たちの仕事は中々お金にはなりませんが、お医者さんよりたくさんの人々の心を救うものだ。と僕は考えています。

合格速報!

こんにちは。
いよいよ本日より東京芸大の入試が始まりました。
芸大受験生の皆さんは、一年間の自分の努力を信じて、
力を発揮して来てほしいと思います。頑張ってください!

さて、本日より私大入試結果の速報をアップしています。
合格速報→ http://www.art-shinbi.com/result/2015result.html

私大受験生の皆さん、お疲れ様でした。。。

眠れない夜は・・・

こんにちは。油絵科の関口です。

油絵科の人は、いよいよ明後日が芸大一次試験ですね。緊張して眠れないという人も多いのではないかと思います。そんな人の為に、昨年アップしたブログを是非読んでもらいたいと思います。

メンタルの奥義
http://www.art-shinbi.com/blog/2014/02/24/

あと、眠れないという人は肝臓を温めるとグッスリ眠れるそうです。使い捨てカイロのをパジャマの上に貼って寝ると良いと思います。肝臓の位置は分かりますよね?・・・右の胸の下辺りです。
短めですが、今日はこれでおしまいです。

受験生の皆さん、本番では是非頑張ってきて下さい。

誰が描いた絵でしょう③

こんにちは。油絵科の関口です。今日は再びクイズです。さあ、誰が描いた絵でしょうか?

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nec723初期の作品

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顔写真①

 

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水彩作品

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初期の油彩作品

ヒント
・師匠はギュスターブ・モローです。

008_t顔写真②

 

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ステンドグラス作品
この作品からは晩年の作風が伺えます。

 

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「道化師は私なのだ。私たち誰もが金ぴか衣裳をつけた道化師なのだ。誰かがふと私たちを見かけたら、計り知れぬ憐れみの情によって心の奥底までゆさぶられるだろう…」

「汚らしい、あるいは卑しいものからでも、美は引き出せるのではないだろうか?」

 

 

答え:ジョルジュ・ルオー

いよいよ2月

こんにちは、基礎科講師の佐々木です。
年が明けてからは強い寒波が度々訪れ、寒い日が続いていますね。
とはいえ立春は過ぎ、じわじわと花粉を感じるようにもなって…春はもうすぐかもしれません。
受験生たちは心中穏やかではない時期ですが、基礎科に通っている高校二年生の生徒たちは
来年からの受験科へ向けてどんどん力をつけています。

今日は、今行われている専門課題の中から日本画選択の制作を載せていきます。

今回のモチーフは、鳥さんがみかんを狙う…

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じゃん。節分モチーフです。(課題のスタートが2月3日だったのです。)

ブログ2

一見シンプルに見えるモチーフですが、描いてみると意外と面倒なんです、これ。
他の講師達からも、「描きたくない、面倒くさそう。」との評価をいただきました。どうも。

手拭いの豆絞模様、鳥の剥製、猫柳の花…
細かいものや面倒なものほど焦る気持ちを抑えて、ちょっとじっくり観察してみる、描いてみる。
日本画は試験時間が長い分、大きな目で描く時と細かく描く時の切り替えを上手にしてあげないと
なかなかクオリティを高めていけません。
受験科を前に、ちょっとそのような意識が必要な課題にしてみました。

ブログ5

いい感じです。

そして完成した生徒作品はこちら。

ブログ3

きれいな光を感じながら、とても見やすい全体感です!
質感もそれぞれのものに合わせて表現出来始めていますね。
私は特に、ジョッキの透明感、厚みの表現がとても素敵だなあと思いました。

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こちらの作品は、丁寧な書き込みで画面が満たされていて、ピンとした空間が出ています。
つかめそうな存在感ですね。
今回この作者は、「状況で見る」ということに取り組みました。
物をよく見て描くだけではなく、「重なっている状況」「影が落ちている状況」…などなど
物の周りの状況まで観察して写しとることで、より遠近感や光の流れが表現できるのです。

ブログ6

こんなふうに、モチーフの一部分を切り取って観察するイメージです。
うんうん、よく観察できてます。
ところで、今日はバレンタインだったので生徒達から嬉しい差し入れが。
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お腹が空きすぎていくつか食べてしまってから写真を撮りました。
みんなありがとう。しみます。

あと三週間ほどで今学期の授業は終わりです。
基礎科でラストスパート、伸ばしていきましょう!