カテゴリー別アーカイブ: 新宿校

二学期の〆は模擬試験。

デザイン工芸科夜間部です。

寒さがいきなり来たことで、体調を崩している人が多くなっています。インフルエンザの予防接種をする方は、時期的にそろそろ限界となりますので、お早めに。

武蔵美、多摩美の推薦入試も終わりました。良い結果の人は良かったですが、残念な結果の人は、一般の入試に気持ちを切り替えてやっていきましょう。まだまだ、今年度の受験は終わってません!次の受験に向けて頑張りましょう。

二学期〆はガッツリと模擬試験を行います。学科と実技で、まさに受験さながらの模擬試験です。

いつもの賞品も用意してます。気合いいれて頑張りましょう。

二学期の後半は、実践的な演習だらけの授業となりました。作品を良く見せる為のポイントを、より具体的に分かりやすくなるような授業をやってきました。その成果を模擬試験で発揮してほしいです。

話は変わります。ご存知かもですが、今年度から新宿美術学院デザイン工芸科(夜間部)としてTwitterを始めています。気楽に呟いていくことにしてますが、毎度ネタを考えるのもなかなか大変だなと思ってやってます。日々の授業のライブ感を感じれるようにやりたいです。そして、新たにInstagramも始めてみました。こちらは、さらに気楽に写真をアップしていっています。気楽さが大事ですね。なにかしらアートな感じが出れば、良いのではないかと思ってやっていきます。

ツイッターアドレス https://twitter.com/shinbidesign1

インスタグラムアドレス https://www.instagram.com/shinbidesigncraft/

情報発信も時代で変わっていきますね。そういうところも楽しんでやっていきたいと思います。

色々と、よろしくお願いいたします。

画家の王、ルーベンス真の実力②

こんにちは。油絵科の関口です。

前回はルーベンスの真の実力について語りましたが、今日はその続編です。ルーベンスの本当の実力と魅力について、もう少し掘り下げていきましょう。


ところで、ルーベンスはその実力に反して、意外にも日本ではあまり人気のない作家の一人かもしれません。豪華絢爛で明るく健康的な雰囲気と、ダイナミックな画面構成というのは、情緒的な雰囲気を重んじる日本人の感性とは正反対に位置するものなんでしょうね。


同時代のバロックの巨匠であるレンブラントは、どこか物憂げで情緒的な雰囲気を身にまとい、波乱万丈の人生を送りました。絵以外のエピソードも含め、こういう人が日本人のハートをガッツリと掴む…という典型的なパターンなのかもしれません。

でもルーベンスにも柔らかく、情緒的な雰囲気を醸し出すことは可能でした。実は変幻自在で、器用に色んなことがこなせる画家だったようです。実際のところ柔も剛もお手の物と言った感じです。

しかしルーベンスの真骨頂は、どんなに大人数を画面に入れてもゴチャゴチャさせないことができるということです。その能力は驚愕するに値します。
群像表現において、これほどの能力を発揮できる人はルーベンスの右に出る者がいない…と言っても過言ではありません。強弱の扱い方が絶妙で、あまりにも自然に見えるので見過ごしてしまいそうですが、この能力は決して一朝一夕で身に付けられるものではありません。「絵の中での見せるところと見せないところの割り振り」をこれ以上ないくらい上手く操り、観客の目にスーッと染み込むように入っていくのです。人間がどのようにものを見て、脳がどのように認識しているかを知らないと、これ程までに巧みに強弱をコントロールすることはできません。


この絵なんか、一体何十人描かれているのでしょう?よく見ると、力強く描いているところも多いのですが、フワッ、フワッと強さが打ち消され、画面の中にある大きな流れの中に吸収されていくような錯覚すら感じてしまいます。この絵を見ていると、全くジャンルは違いますが、合気道の達人、塩田剛三さん(故人)の動画を見ているような気持ちになります。※知らない人は是非YouTubeで検索してみてください。必見です。


さすがにここまで来ると、達人のみが到達し得る領域です。しかし絵を勉強する人なら、せめてこういう技術を読み取るくらいの能力は身に付けたいものです。

プレ冬期講習会

こんにちは、全科総合部です。

11月25(日)より12月2・9日と、冬期講習会前のプレが始まります。
平日は、普段の予備校や高校の授業もありますが
いずれも日曜日なので、一足先に受講してみてはいかがでしょうか?
各科冬期講習会の課題に先行した内容になっているので、きっと差がつくはずです。
詳しい内容は、こちらからご確認ください。

そのひとつに、全科対象の油絵科・日本画科・彫刻科合同企画の「人物強化特訓」があります。

美術解剖学特別講習

いまや美大入試では、人物表現は必須!人物は、顔が命。
この1日限定!人体頭部を解体!

自画像、人物画の実力アップ!!

当日は、粘土で人体の頭部を、芯材から1つひとつ説明を受けながら骨や筋肉を組み上げていきます。それぞれの形や働き、表面上の影響など実践的に詳しく理解することができます。更に、出来上がった模型を持ち帰り、永久保存版的に人物頭部を描いたり作ったりする時に、役立てることができます。

あのレオナルド・ダ・ヴィンチも、人体を描くため、理解するため、自らの手で人体を解剖した事実は、有名な話です。その時の素晴らしいスケッチも、数多く残されています。
また、その成果は、彫刻、絵画だけにとどまらず、建築や夢を実現させる装置にまで、幅広く生かされているでしょう。

現在の美大入試においても、人物を課する大学、科が多いのも事実。

例えば、「動いているモデルを描きなさい」とか、「想像で人物を描きなさい」とか、その課題も多様になってきています。
目の前にモデルがいなければ描けないという人、いても形が不自然になってしまう人も、骨格から筋肉、表面の見え方まで理解することができさえすれば安心です。描けるようになります!

果たして?!あなたは、人体の骨の髄まで理解しているのか?

東京芸術大学美術解剖学の専門講師が指導!

自分で作る、自分だけの人体頭部があなたの手に!!

特別限定!芸大美術解剖学講師認定!人体頭部模型を作ろう!

東京芸術大学の授業で、実際行われている実習を体験!

ひと足先に、芸大生気分!

申し込みはこちらから!!!!!!

 

 

明日のギャラリートーク

こんにちは、全科総合部です。
現在、20日まで新美ギャラリーにおいて「渡辺護展」を
開催しています。

今回は、映像などの媒体を通して人間の知覚に訴えかける作品を展示してくれています。

プロジェクターで投影されているノイズのような動きが、鑑賞者の足音に反応するのにもおどろきましたが、他の作品では、モニターの表面に2つのファンが回っています。思いっきり画面を遮っています。
鑑賞者が近づくと・・・・。

明日、新美ギャラリーで16:30より、作家によるギャラリートークがあります。
ゲストに映像ディレクターの宮川貴光さんをお招きして対談をしてくれます。
宮川さんは、藤元明さんというアーティストなどと作品を作っていて、美術と映像の両方で作品づくりをしているということで、今回の渡辺さんの作品の一つのテーマである「境界」という部分で色々話していただけるのではないでしょうか。

興味のある方は、是非お越しください。損はしません。
通りすがりの新美生の方、少し早めに登校して、トークを楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、講評会の終わった昼間部生の方々も、帰る前に新しい美術の一片を覗いてみてください。

よろしくおねがいします。

通信教育

こんにちは。通信教育です。

ただいま10月作品添削中です。到着までいましばらくお待ちくださいね。

 

 

冬期講習は毎日集中して制作出来る機会です。担当講師が直接面接指導を行ない、入試に向けての修正点や目標等じっくりとお話し致します。

申し込み ?お待ちしています。