こんにちは!講師の野川です。
朝晩と肌寒い日が増えてきましたね。インフルエンザも例年より早く流行ってきているそうですので、くれぐれも体調管理や感染症予防は怠らないようにしましょう。
さて、秋といえば公開コンの季節です。夏を越えて成長を感じている人、課題を感じている人さまざまだと思いますが、その一回ごとの結果よりも、今できること、できないことを知ることの方が大切だと思います。普段と違う環境だからこそ見えてくる今の素直な実力を冷静に受け止めて、自身を見つめ直すきっかけにし、次へと繋げていって欲しいです。
では、作品を紹介していきます。
まずは昼間部
首の動きが若干堅めですが、ジョルジョ らしい雰囲気をよく捉えられています。

どちらもミケランジェロの持つ空間を良く描けていると思います。こう見せたい!という意志を感じますね。
上手いです。無理なく自然に押さえるべきポイントをしっかり押さえているのが分かります。
左腕がちょっとだけ惜しいですが、伸び側の臨場感が凄まじいですね。いい描写です。
絵としてとても綺麗です。彫刻としての固い質感と、瞬間を切り取った動きの柔らかさがとても良く表現されています。見事です。


3枚ともそれぞれの視点から存在感をしっかりと感じるいいデッサンです。3枚目のようなアトリエの空間ごとモチーフを描くのも機会がないとなかなかできないと思うので、こういった試みもまたいいですね。
倍版サイズです。これも大きな像を描くときならではの醍醐味ですね。空間も光も綺麗で、絵の魅力に引き込まれます。

どちらも内容が充実していて良いと思います。やはりこういったデッサンの魅力は丁寧な観察からくるものだと思うので、その姿勢を忘れないで欲しいです。
自主課題で自刻像を作っていました。非常に説得力のある形態の強さを持っています。やり切ったからこそ見えてきた、広がった表現があると思うので、それを糧にまだまだ成長していってほしいです。
続いて夜間部
上手いです。アムールらしい形態の張り感と炭質がマッチしています。

どちらも手をしっかり作った上で、見せたい構成はできていると思います。後はどこまで魅せ切れるかの勝負です。


3枚とも非常に熱量の高い作品になりました。実感のこもっているベルヴェデーレは本当に魅力的ですね。

2枚ともよく観察してぐいぐい、かつ無理なく描いていけています。この調子!
最後に基礎科
握っている手は意外と難しいのですが、しっかりものにしていきました。手首もよく観察しているのが現れていて良いですね!
高校1年生の作品です。ヘルメスらしい形態と動きをしっかり捉えられており、非常に良いです!輪郭周りの観察や、それに伴う仕事がもう少し意識できるとなお良いです。
今回は以上です。
芸術の秋でもあるので、制作だけでなく気分転換の散歩がてら、美術館やギャラリーにも足を運んでみるのはどうでしょうか?程々に身体も休めつつ、秋も頑張っていきましょう。


同一作者の作品です。夏期講習でしっかり力がついてきて、作品としての突っ込んだ話ができるようになってきました。目標高く、楽しむことも忘れずにね。
こちらも同一作者の2枚。自治的に制作に取り組む中で着実に前進していますね。うまくいった時も、至らなかった時も前向きに全て糧にして行きましょう。
実力者2名の作品。以前までの「鍛錬あるのみ!」のマインドから、自然と湧き上がる「いいな、かっこいいな、描きたいな」っていう気持ちを大事に取り組んでいるように感じます。経験者ほど忘れがちな初心を常に根っこに置きながら実技面の試行錯誤をしていきましょう。
まだ荒さはありますが良い着地ができていると思います。塑造もデッサンも途中段階でも美的感覚のアンテナを張りながら、「なんかダサいな」って時間を作らないように意識できると、より完成度がシャープに上がってくると思います。
しっかりやり切ってるグデア像!密度感がよく出ています。





久しぶりの素描課題でしたが魅力的な作品が多く出ました。
同一作者のデッサンと塑造です。印象を捉える力はピカイチですね。まだ理解不足による抜けはあるので、いろんなモチーフ、課題をこなしながら、全ての制作に通して使える彫刻の見方や理解を育んでいきましょう。
夏の成果が形となって見えてきました。彫刻の持つ大きな組み立ての魅力がドシンと見えてきます。かなり色んな要素を自分でコントロールできるようになってきました、この調子。
ガシッと生真面目なブルータス らしさが良くとらえられています。
出だしで形の安定感がいつもより出たことでスムーズに進められたのではないでしょうか。良い詰まり方してます!

















































































