こんにちは。デザイン工芸科夜間部です。
もうすぐ6月になりますね。
1学期は芸大デザイン、芸大工芸、私大平面系、私大立体系など、
共通の基礎となる課題と、各志望校に合わせた課題を
織り混ぜながらカリキュラムを組んでいます。
指導、講評も個人の進度の経過を見つつ進行しております。
こんにちは。デザイン工芸科夜間部です。
もうすぐ6月になりますね。
1学期は芸大デザイン、芸大工芸、私大平面系、私大立体系など、
共通の基礎となる課題と、各志望校に合わせた課題を
織り混ぜながらカリキュラムを組んでいます。
指導、講評も個人の進度の経過を見つつ進行しております。
デザイン科総合コースの滝口です。
GWはいかがだったでしょうか?
寝続けてしまった人、帰省してのんびり過ごした人、休みも実技や学科に燃えていた人、色々な刺激を求めに展示等にいっぱい足を運んだ人もいるかと思います。
僕は本屋イベントに参加したりして、新美用に面白い古書を安く購入出来たので、ちょっと充実した感じです。田名網敬一さんと横尾忠則さんの作品集だから、たまたま似たようなチョイスになってしまいました。
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さて、今日のタイトル「うて、うて、考えるな」ですが、これは僕がもう10年前にもなる写真新世紀という公募展で参加した時に、同じ会場で個展をされていた写真家の内原恭彦さんの展示のタイトルでした。
ちょうど前回の油絵科の先生の記事とふと関連してしまうような感じですが、予備校等で実技を教えていると、どうしてもその言葉の説明(概念)ばかりに頭が行ってしまい、もっと感覚的な部分や無意識の部分とかを信じられなくなってしまうことも多々あると思います。
この『うて、うて』というのは、写真だとShootと英語では言うこともあるので、何を撮るかとかどんな風に撮るかなんかを考えずに撮ってしまえという決意や想いなども込められているんじゃないでしょうか。
デッサンや絵等では、クロッキー等がそれにあたると思いますが、じっくりと練って考えることも大事ですが、もっと感覚的に、瞬発的にとらえられる何かを発見する為に、短い時間で多くの枚数を描くこともとっても大事な部分があると思います。
写真ではなくクロッキーだと「描け、描け、考えるな」ですが、何かかっこ良くない感じがするので、やっぱり「うて、うて、考えるな」が良いですよね。
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そんなテーマで、GW前に石膏デッサンで着彩クロッキーを皆で何十枚も描いてみました。
指導にあたっていた講師たちも、一緒になって無心で描きました。
数 枚描いて行くと、やはり集中力も切れて来てしまいますが、描いていて感じた事は、見てじっくりと描く行為ではなく、感覚的に全体や像のイメージなんかを 追って描いて行く方が、計って描いているよりも活き活きすることもあって、自分が日頃思っていたり感じていたりする以上の力が、絵から現れることもあっ て、思い悩んでいるときとか、無心で対象を追いかけてみるのも凄く良いことだな?って、改めて思いました。
そんな課題から生まれた着彩クロッキーたちを幾つか紹介しておきたいと思います。
1枚あたり大体10分から30分程度でしょうか。
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新年度も始まって1ヶ月。GW休みで5月病にならないように、がむしゃらな時期を過ごしても良いかもしれないですね!!
こんにちは。
夜間部デザイン科オオシマです。
いま夜間部はコロナビールを着彩している最中です。
夜間部が始まって3週間程度ですが、少しずつですが力をつけてきている学生も散見されますね。
反面、授業開始の時刻に対してルーズになっている気もします。毎日のちょっとした努力の積み重ねが数ヶ月後には大きな差となってあらわれるので気をつけましょう。
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さて、そろそろゴールデンウィークがはじまりますねー。ゴールデンウィークのあいだ新美のほうはお休みになりますが、皆さんは9~10ヶ月後には受験を控えた受験生なので羽を伸ばしすぎないようにしてください!やりきれなかった課題や手付かずだった学科など、これまでの遅れを取り戻すチャンスでもあるのです。
しかし、せっかくの長期休みということでぜひ美術館やギャラリーに積極的に足を運んでみてほしいと思います。夜間部昼間部の皆さんはせっかく都内(近郊)に住んでいるのですから、いかないと損です。
そして、皆さんは美術大学に進学しようとしている身です。将来的に美術と関わろうとするであれば、予備校の中でただ絵を描いているだけではなく、美術や芸術、デザインに対しての見聞を自ら広めていく必要があります。
とはいえ、美術の世界に足を踏み入れたばかりの受験生にとっては、どのような場所に何を観に行っていいのかさっぱりわからないことでしょう。というわけで独断でデザイン科の受験生にオススメの展示を紹介するので、ご参考にしてください。
そうそう、美術館やギャラリーに行く際は会期と開館時間と休館日を必ず確認したほうがいいです。GW中はだいたい開いているとは思いすが例外もあるので。あと人気の展示はGW中激混みするので朝イチで行くのが効率いいと思います。学生料金適用のため学生証も忘れずに(浪人生は新美の学生証でもいけたりする)。複数の展示をはしごするときは想像以上に疲れるしお腹が減るから時間とお金は余裕を持ったほうがいいです。
それにしても今年のGWはみるべき展示が多すぎる…。
■六本木エリア
国立新美術館「マグリット展」←オススメ!
アートの文脈から観るのもよし、デザインという観点から観るのもよし、だまし絵としてただ楽しむのもよし。専攻関係なくせっかくの機会だから観ておきたいよね?。
2121デザインサイト「単位展 – あれくらい それくらい どれくらい? – 」←オススメ!
デザイン志望なら「絶対」みておいてください。できれば、ではなく「絶対」です。「デザイン」について考えるきっかけになるはずです。誰かといったほうが圧倒的に楽しめます。そしてGWはたぶん超混むので開館直後にいくといいと思う。
サントリー美術館「生誕300年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」←オススメ!
若冲なんかはやっぱりだれでも驚くじゃない。初めて知った時。だからまだみたことない人はこの機会にみておくといいよね。筆使いとかみてみると参考になるはず。気に入った人は本屋にも展示と関連した特集本が並んでるので覗いてみては。
森美術館「シンプルなかたち展」
現代日本の欲望を象徴するかのようにそびえ立つ六本木ヒルズの53階にある美術館。この展示は芸大受験をする受験生にとって、立体の勉強の参考になると思います。ちなみに併設された施設では「スターウォーズ展」と「NARUTO展」もやっているそうなので、好きな方は一緒にどうぞ。六本木は美術施設が多いぶん、幾つかはしごすると入館料やご飯代で数千円が軽く吹っ飛びますね…。
■銀座エリア
松屋銀座「松屋銀座 誕生60周年記念 ミッフィー展」←オススメ!
デザイン志望の人はもとより、会場作りからグッズ展開まで抜かりないはずなのでだれでも楽しめるんじゃないですかねー。
クリエイションギャラリーG8「デザイン飛行展」
グラフィックデザインに興味がある人向け。巨匠・亀倉雄策の仕事の軌跡。歴史的ポスターも展示してあります。わからない部分もあるかと思うけどまぁ無料だし。
メゾンエルメス「線を聴く」
世界的な高級ブランドであるエルメスの8階にあるギャラリー。いつだって入るのに緊張する。でもこういう場所を知ることで大人になれる気がする。「線を聴く」という展示はとても良かったので、無料だし行けるなら行ってみるといいと思う。
資生堂ギャラリー「椿会 初心」
予備知識ないとあんまり楽しめないかもしんないから無理する必要はないけど場所は知っといて損はないと思う。ここも無料だし。
ggg…はデザイン志望の人は是非行ってほしいギャラリーだけど展示替えのためおやすみ。残念。
■表参道エリア
根津美術館「燕子花と紅白梅 光琳デザインの秘密」←オススメ!
近年、尾形光琳の名前は画家としてではなく日本古来のデザイナーとしてよく聞くようになりました。おおよそ300年前に描かれたとは思えぬほど斬新な感覚。庭園と和菓子なカフェもいい感じ。
?■初台エリア
東京オペラシティギャラリー「ミラー・ニューロン」
新美から近いから新美の行き帰りに寄ってみるといいと思う。現代美術とかよく知らない、って人でも楽しめる内容のはず。ここでみた作家や作品は、今後またどこかで必ず目にすることなります。すぐうえの階にはICCという、メディアアートの国内中心施設があります。いまは展示替え期間ですが…。
あと、デザイン科の迷える浪人生なんかは油絵科の関口先生がオススメしている国立近代美術館の片岡珠子展もいいと思います。自分が3浪目のときかな、なにかの雑誌で片岡珠子さんのインタビューを読んで、自分で自分のこと「下手」って堂々と言ってて「これでいいんだ」って元気づけられた記憶があります。
ではよい休暇を!
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こんにちは!
デザイン科総合コース学生講師の勝見です。
デザイン総合コースのスタートは静物デッサンでした!
キジの剥製やワイン瓶、カボチャなど、なんと描きごたえのあるモチーフ!!
2日間制作で密度のある作品が沢山並びました!
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話は変わりまして、
私がデザインしたデザイン科総合コースのオリジナルキャラクター、シンBくんをご紹介します!
鉛筆の芯がBのシンB くん!
デッサンの妖精です。
説明で登場したり、コンクールの賞品グッズで登場する予定です。
シンBくんのアニメーションも制作中です。動きます!!
シンBくんのお友達も制作中です!
お楽しみに!!
新美デザイン総合コースのtwitterでもたまに出てきます!
よろしくおねがいします!!
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こんにちは。
4/5(日) 16:30より、新宿校にて「美大 推薦入試説明会」を実施します。
近年、推薦入試やAO入試を実施する美大が増えましたが、その入試内容は多岐にわたります。
場合によっては一般入試よりも難易度が高いこともあり、正確な情報をもとに準備することが求められています。
新美では、早くから推薦入試対策に取り組み受験生を指導してきました。
当日は全体説明から個別相談、合格者の作品ファイル(ポートフォリオ)等の展示も行います。
受験生、保護者様、高等学校教員の皆様を対象としています。
申し込み不要ですので、ぜひご来場ください。