カテゴリー別アーカイブ: デザイン・工芸科 デザイン総合

芸大デザインコース

○芸大デザイン科のアドミッションポリシー

つくる力を求めます。私たちの考えるつくる力とは、観察する力・考える力・伝える力を含みます。それは、物事を理解し、全体を俯瞰し、構造を読み取る力。課題を自らの手で見つけ出し、しなやかな感性と自由な発想で自分の答えを見つける力。そして細部にこだわり、美的なかたちにまとめあげ、社会に展開できる力です。デザイン科・専攻は、つくる力を磨く努力をいとわず、つくる力で世界を揺り動かそうとする強い意志を持つ学生の入学を期待をしています。

○芸大説明会デザイン科では、デッサンについて「基本的な構図や形の精度などの造形力を見ている。3次元のものを2次元に変換するinputとoutput。モチーフと寸分違わずということではなく、似ている似ていないだけではなく個人の視点で描いた、その人が見たデッサン。」とおはなしされていました。

 

○夏期講習Ⅰ・Ⅱ期は、デッサン集中特訓です。

8枚連続デッサン制作に取り組んでいます。(2日間1枚2枚描いて、その後は1日1枚制作です。)前日を踏まえ、次回時の制作に連続で更新しています。

各個人別に、デッサンの具体的な観察の多様性についてや、表現のスケジュールとプロセスの具体的な場所と順番など、それぞれのモチーフの特徴を引き出し、個人の視点による魅力ある作品をデモストや解説プリント、中間講評等を交え指導しています。

 

 

○夏期講習Ⅲ期からいよいよ平面、立体課題も始まります。観察と視点、発想、表現に磨きをかけていきましょう。

 

芸大デザイン総合コース

こんにちは。

◯先日校外授業で国立科学博物館/大哺乳類展2に行ってきました。

多様な種類の骨格標本と、姿勢と歩行、走り方等の映像をじっくり鑑賞し勉強になりました。

◯その後、芸大デザイン科大学説明会に参加、大学の先生や学生のお話し、スライド投影による過去年入試の作品を見て、良い刺激になったと思います。芸大に向けて制作意欲が高まりました。

 

 

◯日本画・工芸科と合同課題着彩週間として1週間、静物、人物、石膏グリザイユと、課題と素材を変えて取り組みました。デモストも交え、様々な捉え方と表現を試していましたね。

 

◯4時間描き出しコンクールでは、全科の講師で上位を採点、デザイン科の生徒が2位に入りました。生徒作品

 

◯通常授業でもときおりデモストと一緒に制作しています。

 

さて、7/14(日),7/15(月・祝)に

スペシャル サマーセミナー

全科石膏デッサン公開コンクール

が開催されます。14日は各科講師がそれぞれグループ別にクロッキーデモンストレーション、クロッキー実技制作、講評を繰り返し行います。いつもとはひと味違う興味深い光景で制作します。何かしら気付きを促せたらと思います。

15日は、コンクールです。この時期のコンクールも今、自分がどこまで出来るのか、どのようなところが出来ないのか実感する良い機会です。

ご参加お待ちしています。

芸大デザイン総合コース

こんにちは。

先日、工芸科と合同リサーチ課題で小石川植物園に行ってきました。

野生さの残る起伏に富んだ地形と、様々な種類の植物を観察しました。

後日それぞれの視点で作品制作し、アトリエ廊下に展示しています。

今はまだ考えていたことがうまく表現できなかったりもしますが、日々の受験課題の合間に自らモチーフや課題を探して制作提案する大切さを作品から感じます。

 

第2回構成ゼミ(レイアウト)、第3回構成ゼミ(コンセプト)も充実した内容でした。

短時間で構成案を何個も出す経験をきっかけにしてこれからの制作に活かしていきましょう。

 

石膏描き出しコンクールに向けてデッサン課題を励んでいます。

 

 

芸大デザイン総合コース

こんにちは。

5/26(日)好評だった前回に引続き、平面構成ゼミ(レイアウト)を開催します。

構成とは何か?

モチーフの特性を引き出し、その魅力をどのような配置、レイアウトで表現すればどのように伝わるのかの実践です。シンプルなモチーフでレイアウトに特化した講座です。デモスト制作のプロセスも大変勉強になります。ぜひご参加下さい。

 

 

5月の制作風景の一部です。

一人1卓石膏顔面静物デッサン課題:それぞれ石膏顔面を選び、卓上に組みデッサンしました。

 

 

石粉粘土模刻彩色課題:模刻したのち彩色しました。試行錯誤し、充実したプロセスで学ぶことが多かったように思います。なかなかの完成度です、9F廊下に展示しています。

 

■パーフェクト描写ゼミ①花編課題:ガーベラの着彩をしました。花の構造の解説と描写プロセスの確認プリント、歴代の花の再現作品や参考作品の解説、デザイン科と工芸科のデモストと一緒に制作し、描写の実際を体感しました。描写に特化した課題で、整理して制作出来たのではないでしょうか。

芸大デザイン科講師デモスト2人 薄塗と厚塗りで

パレットも観察:チューブの色のチョイスから調色と水分量、筆への含ませ具合、画面への量の置き具合と手さばきなど。

芸大工芸科講師デモスト

■日本画、工芸、デザイン合同石膏デッサン課題:ただいま1週間合同で石膏特訓です。各科のデッサンの質の共通することや差異を、講師それぞれの指導や生徒みなさんの作品制作プロセスを通して深めていきます。モチーフの観察と表現を繰り返ししています。

 

新宿校 芸大デザインコース

こんにちは。

4月授業の様子の一部です。

デッサン 牛骨や球体の静物、胸像のクロッキー、3時間描き出し

視点とパース、物と空間、台との接地面と間、光陰影と固有色、全体と細部のバランス等組まれたときの関係性を見ながら、形体の精度と粗密バランスを描きながら調整していきました。学期の始まりとしては、全体感のある作品が多かったように思います。

デモスト 描き出し:ザックリと大きな動きと図と地を見ながら、あたりをとっています。中盤:描き進んでも大きな光と動き、像の表情、構造と細部のバランス、ものと背景の関係などを整理して表現しています。

色彩 色相と補色のグラーデーション 絵具の混色で出来るトーンの実際と、塗りのプロセスを学びました。

立体 エスキース展開 幾何形体を加工して出来る形、見せ方を数多く案出し、その後水粘土で制作しました。

 

◯5月、6月の日曜日に、芸大デザイン・工芸コース描写/構成ゼミが行なわれます。

形の取り方や、彩色の型やセオリーをもとに、歴代の再現をバリエーションごとに分類した解説や、芸大生のデモンストレーションと一緒に、個人それぞれの視点と観察を、どのような表現をとうして伝えるのか、実践していきます。

一日で構成とは何か?を考え、制作します。基礎科生、夜間部生、受験生、ふるってご参加下さい。

芸大デザイン・工芸コース 描写ゼミ① 花編  日時: 5月12日(日)

 

・芸大デザインコース 平面構成ゼミ②構成1 構成とは何か?(レイアウト)

日時: 5月26日(日)

 

・芸大デザインコース 平面構成ゼミ③構成1 構成とは何か?(コンセプト/案出し彩色)

日時: 6月9日(日)