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国立校 2学期スタートしました。

新宿美術学院 国立校 基礎科です。

涼しくなったかなと思えば、又残暑が厳しくなったりするここ最近。
夏休みも終わり、普段の生活のペースが戻ったでしょうか。

国立校は2学期より新入学生を迎え、又賑やかになってきました。
楽しく制作しながら、みんな少しずつ実力をつけてきています。

今週の課題 (平面構成)

課題

 

今週は平面構成の授業です。
課題は 「水のイメージ」。
WATERの文字と「直線」「円」を使って色彩構成をします。

色は何色使っても構いません。
でも、それぞれ好きな色合いがあるようで、作品の色と着ているお洋服の色が似ていたりします。

アクリル絵具

平面構成では直線と曲線を正確に描かなくてはいけません。
コンパスや定規は必須です。

平面構成セット

 

 

下描き2

下描き3

今日はまだイメージを膨らませているところです。
明日からどんな色をつけていくのか、楽しみです。

 

私立美大デザインコース

グラフィックデザインコースの笹本です。

「足」のデッサン。

目の前の対象をよく観察して、粘り強く丹念に描くこと。

これから取り組んでいく応用課題でも、基本の姿勢を大切にしていきましょう!

 

作品①

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作品②

 

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作品③

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彫刻科 個別推薦入試対策

こんにちは。彫刻科の小川原です。2学期が始まりましたね!入試の足音も近づいてきて、気が引き締まる思いです。

さて、美大入試も推薦入試がもうすぐ一斉に始まりますね。新美彫刻科でも毎年数名の推薦入試志望者がいます。

各大学、意欲のある生徒が受験してくるのを期待しています。推薦入試は、各大学で課せられる試験が若干異なりますが、彫刻科では概ね作品のファイル提出と面接があります。

中には実際制作した自分の作品を当日持参しなければならない大学もあり、十分な事前の準備が必要となります。作品のクオリティはもちろん高ければ高いほど良いですが、美術系高校に通っているとかでなければ中々しっかりした作品を制作出来る環境も設備も、その機会も無いと思います。

新美彫刻科では、推薦入試志望者の個々の状況に応じて、ファイルの制作、及び彫刻作品の制作に特に力を入れています。特に作品の提出が求められる大学によっては、簡易的、趣味的な作品のレベルでは通用しない高いレベルのものを求められる大学もあります。

単純に造形的な問題に対する指導だけでなく、素材の扱い方から完成までのフォローや、作品のプレゼンテーションまでカバーしています。新美の彫刻科夜間部は生徒を放置せず、講師が必ず毎日出講するので、途中でどう進めたら良いか分からない。などの心配がなく、通常の授業も含めて安心して制作出来ます。

生徒にはまずプラン出しをしてもらい、ディスカッションを経て実制作に入ります。最終的に作品として成立させる為に素材選びも重要です。石膏取りやテラコッタ(素焼き)での制作が中心となりますが、特別な設備が必要なときは僕のアトリエにある窯や溶接機、木工機材など使って仕上げまでの工程を行います。

考えられる事、出来る事は全てやりきってこれ以上無いというところで試験に送り出す!というのが僕ら講師の共通した思いです。

推薦入試用の作品制作。現役生T.Dさん。最終的な仕上がりが楽しみです。
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推薦入試で必要なものと通常のカリキュラムで行っている事は当然違います。なので特に2学期の頭では、志望者それぞれに必要なカリキュラム設定をしています。ファイル制作用、あるいは提出用作品を制作する生徒もいれば、実技が課せられる大学を志望する生徒はそれに対応した対策をしたり様々です。

ここで個人的な事で恐縮なのですが、9月の後半に国立新美術館で作品の展示があります。新制作展という公募展なのですが、芸大、美大の先生方や、大学関係者が数多く出品する展覧会です。特に美大を目指す学生の皆さんには勉強になること間違い無い内容(具象作品も多いです)で、なにより学生は入場無料ということもあり、気が向いたら見に来てくれたらうれしいです。
ポスター一般
今年も木彫の作品を出品します。ところどころ寄せ木してますが、大体は1木彫りです。高さは2.2メートルくらいです。楠の木。元は下の台座上の丸太の部分が上まであったとイメージして下さい。飛び出た足や手、コートの裾などは寄せ木です。
「眠りに落ちる者の瞳」というタイトルです。

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左足かかとと、右足だけで重さを支えています。当然そのままでは折れてしまうので、中は全て空洞です。上から順に彫って、空洞にしながら下に彫り進めました。
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目や口も空洞になっています。個性や表情、生命感を取り去って残るものを自分なりに形にしています。でも大事なのは形より作品を取り巻く空間(空気感)です。表現したい空間がまず先にあって、それに合わせて形が出来ていく。という感覚です。
彫刻を教える身としては、受験の為の勉強だけでなく、生徒達の先輩として彫刻のおもしろさや可能性を少しでも多く伝えられたらなと思っています。
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大学説明会ー広島ーと、公開コンクール

油絵科 松田です

 

二学期が始まりました。

夏期講習会は未だかつて無い暑さの中、本当に皆様お疲れ様でした。
特に遠方からお越し頂いた講習会生のみなさんは良く頑張りましたね。
既に懐かしく、冬期にまた会えることを楽しみにしている私は歳を感じるこの頃です。

話は前後しますが、夏の初め広島の進学説明会に新美のブースを出させて頂いた報告です。

主に中国四国地方の受験生向け説明会でしたが、美術を目指す学生さんの多さと、説明されている各大学の先生方、地元の高校や予備校の先生方の熱心さに驚きました。
こちらでは分かり得ない事情など少し理解出来たような気がし、私自身大変良い勉強をさせて頂きました。
入試の現状について様々な意見をお聞かせくださった先生方や生徒さんに、とても感謝しております。     ありがとうございました。DSCF0395DSCF0399

 

 

【 新美公開コンクールのお知らせです 】

9月から11月までの期間中に各課で順次行われます。 (詳しい日程や内容については、このHPにてご参照下さい)

 

油絵科では、9月15日(日)?16日(月祝日)に油彩による実技コンクールが実施されます。

近年の入試に関する傾向や対策、アットホームな講評風景などを体験出来る良い機会だと思います。

特に校外生には冬期講会習割引特典も付いているようなので、是非ご参加下さい。

お待ちしております!

美術系高校入試説明会&中学生のための一日体験 開催!!

こんにちは。新宿美術学院 三上です。

本日は「美術系高校入試説明会&中学生のための一日体験」を開催しました。

新美としては初となる「新美とena」の合同入試説明会を行いました。
新美は皆さんがご存知の通り「美術系予備校 N0.1」ですが
実はenaは「都立高校に強い進学塾」なのです。
その2校がタッグを組んだ最強の説明会が行われたのでした。

実技体験で参加して頂いた生徒さん達も才能あふれる方々で正直驚かされました・・・が
enaの榎本先生による学力対策の説明は、都立高校入試にはこんなことが大切なのか!
学力が心配な生徒も勉強のやり方ひとつで変わるものだな!と感心させられました。

説明会を聞いた参加者、実技体験した生徒の皆さんそれぞれ充実した様子でした。
高校入試対策に悩まれていた方々には大変有意義な一日だったのではないでしょうか。

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新美説明では、実技試験のある高校受験概要をスライドを使って説明。
実技の配点・特徴、面接、集団討論など、過去の出題や作品を見ながら解説。

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ena説明では、都立高校学力検査で必要な対策方法、入試の特徴、昨年度からの流れを分かりやすく説明。話を聞いていると学力で点数を獲得出来そうな気がしてきます。

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説明会のための特別資料(美術系高校の資料が少ない中で貴重な資料です。)

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実技体験の作品もみなさん頑張りました!

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説明会後、個別面談を実施。これからの実技・学力対策を両面から講師と相談。

参加して頂いた皆様、ありがとうございました!