作成者別アーカイブ: admin

彫刻科自由制作週間!

彫刻科の新妻です。この春から新美の講師として働くことになりました。進路実現と今後の創作活動のためのあれやこれやを一緒に試行錯誤しながら真剣に、そして楽しく身に着けていきましょう!よろしくおねがいします!

さて彫刻科はGW明けから動物をモチーフとした自主制作期間に入りました。GWに動物園で取材したものを元に1週間かけて作品を作ります。普段の受験課題から離れての制作によって新鮮な気持ちで対象を捉える姿勢と、良いものを作りたい!という初期衝動を大切にして取り組んで欲しいです!

取材した資料と記憶を頼りに作品のイメージを膨らませていきます。

そして芯棒づくり。これから形作る彫刻を思い描いて強度と効率を兼ね備えた芯棒を考えます。ここは慎重に。。。

しっかりと芯棒が出来たら粘土をつけていきます。普段の課題で行っているクロッキー的なとらえ方を活かして量のやりとりの中から「らしさ」をうまく引き出したいですね。

こちらは別課題の実材実習。実技経験が豊富な作者の新しいチャレンジです!

各々、美意識とこだわりを最大限作品に落とし込めるように真剣です。。

いくつか完成作品を紹介します。

それぞれ満足のいく形で制作できたでしょうか?また通常授業に戻りますが、今回の制作でのこだわりや、自分の「作品」を作っているという感覚をどんな課題やモチーフでも大切にして制作してほしいと思います!

 

こんにちは。芸大デザイン総合コースです。

4月は基礎的な課題を出題しました。

講師によるデモストと一緒に制作し、観察と表現のバランス、技術、コンセプト、時間配分など制作するにあたっての実際を体感しながらのひと月でした。

 

描き出し3hデッサン① 講師デモスト??

 

平面 色相と透過表現 工芸科と合同課題           

 

立体エスキース制作 プリントと形の展開           

 

平面描写 自然物と工業製品を厚塗りと薄塗で 学生作品 工芸科と合同課題?

 

描き出し3hデッサン② 手の構造と表情 講師デモスト??

 

G.W.も開け、雨の合間をぬって校外授業で新宿御苑に行ってきました。それぞれ楽しみながら多様な視点を持ったリサーチと作品制作していきましょう。

リサーチ課題 新宿御苑 工芸科と合同課題??

国立校の5月

国立校です。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょか。

去年の芸大油絵科現役合格体験記のチラシが出来ました。
予備校での制作作品、合格作品も載っています。ぜひ、見てほしいです。

あっという間に5月になりました。
授業の方は、実践的な課題というより演習的な課題をやっています。色々なことを学んで、試験の課題に応用出来るようにしていきたいですね。

デザイン・工芸科の今週は写真模写課題です。色の調色の大切さと表現技法を養えます。
無料体験入学生も楽しく参加しています。

中間講評

制作時間も半分過ぎました。もうひと頑張り!

 

映像科:作品発表

こんにちは、映像科講師の森田です。
GWも明けて、そろそろ本格的に授業も走り出します。
5月からは一般入試を想定した課題(感覚テスト、小論文、デッサンなど)も制作します。
ちなみに今週の授業では、その準備として、みんなで小説を読み、そこから創作や文章表現のヒントを探ります。また学生一人ひとりが「最近気になっているアーティスト」を紹介する、リサーチ課題(GWの宿題)の発表もあります。

みんながどんなアーティストや作品を紹介してくれるのか楽しみですが、
今回は先月末に行ったフィールドワーク課題の発表風景を少しだけ紹介します。
新宿?初台の街を散策したことを元にして、映像作品や写真作品、インスタレーション作品に展開させました。

怪しさ満点の展覧会「PEEKABOO」

こんにちは。油絵科の関口です。
早いものでゴールデンウィークも今日でお終いですね。皆さんは連休はどこかにお出かけしましたか?

ところで、新美が初台に移ってから数年が経ちましたが、目と鼻の先にあるにもかかわらず、僕はオペラシティにあるギャラリーには殆ど足を運びませんでした。これだけ近いと「いつでも行けるから…」と、反対に足が遠のくのかもしれません。
今回はその東京オペラシティ・アートギャラリーで開催中の五木田智央さんの展覧会「PEEKABOO」を拝見してきました。この五木田さん、今回はたまたまネットで作品を見て「面白そう」と興味を持ったのですが、少し調べたら実は僕と同年代という事が判明し、これは是非見に行かねば!…と思った次第です。
初台駅を降りて、そのままエスカレーターで3階まで登ると、アートギャラリーに辿り着きます。


そして入口には何やら怪しげなポスターが…。


作品はかなり大きめのものが多く、号数でいうと150号?200号程度のものがバンバン展示されています。


場内は撮影可という事で、作品に近寄って撮影してみました。怪しげな雰囲気とは裏腹に、技術的には結構しっかりしています。今回の作品は、全てモノクロで、殆どの作品がアクリルグアッシュ(アクリルガッシュ)で描かれているそうです。この花束?のグラデーション部分は、ほぼ一発決めです。アクリル系なので、作品の大きさを考えるとかなりスピーディーに仕事を進めないと、こういうグラデーションは作れません。展示されている作品の制作年も2018年のものが多く、かなり頑張っている人なんだな?と感じました。


僕のお気に入りはこの作品。う?ん、怪しさ満点。どこぞの漫画のように、ゴゴゴゴゴゴ…とか効果音が付きそうです。”そこにシビれる!あこがれるゥ?!”ってね(笑)。それはさておき、ウォームグレーの壁面と良くマッチしています。


この作品は小ちゃい作品の集合体。お客さんも皆携帯で写真をパシャパシャ撮ってました。


近寄ってみると、表現や素材のバリエーションも豊富で、鉛筆でかなりキッチリ描いているのとか、ペンで細かく点描している作品とかもあり、一枚一枚かなりこだわって描いているのが分かります。結構見応えありますよ。


こちらは廊下に展示されているレコードジャケットサイズの連作。モデルは全て往年のプロレスラーです。自分の趣味の為だけに描いている感じで、ある意味 見る人のことを殆ど置き去りにしていますが、こういうのを描いている時はムチャクチャ楽しいんでしょうね。ここまでやられると痛快です。

新美のすぐ近くで、こんなに怪しくも楽しい展示が行われています。6月24日までやっているようですので、興味のある人や油絵科の人は是非行ってみてください。

↓ 東京オペラシティ ?アートギャラリー
http://www.operacity.jp/ag/