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芸大デザイン総合コースのW.S

6/17(日)サマーワークショップ リサーチTシャツ制作を行ないます。

新美から新宿中央公園へ短時間でリサーチ、自分の興味の視点を持ったスケッチ、ドローイングを基にデザインし、伝える内容と表現との実際を体感します。

ヘビーウエイトTシャツと描画材は用意しております。

申し込みはこちらからどうぞ。



秋葉原校 日曜日のこと

秋葉原校の石崎です!
昨日は晴れ間でしたが、今日は雨模様ですね(-_-)

今週はムサビのオープンキャンパスがあり、今日はそちらに向かっている生徒も多いのではないでしょうか。
秋葉原校の先生たちも昨日の日中に行ってきたとのことで、色々お話を聞かせて頂きました♪

オープンキャンパスでは合格者の作品展示や、作品持ち込みによるアドバイスは勿論、受験の統計データ集や作品集なども貰うことが出来ます。また、先生方によると、各専攻によるワークショップも盛んでしたとのこと!

実は、、、来週6月17日(日)新美でもワークショップを開催します!

なかなか普段予備校で対策していると、大学に合格した後の先のことよりも目の前の受験対策のことに意識がいきがちですよね、、、
(勿論今の受験対策が後々の制作に大いに役立ってくることには間違いありませんが!)

志望の専攻が決まっています!という方も、まだやりたいことを模索していますという方も
受験対策から一度離れて手を動かして見るとまた新しい発見があると思いますよ!
というか純粋に楽しそうです。笑
このクオリティのものを無料で出来る機会、早々ないと思います。
定員がありますので、お早めにどうぞ!

そして今回のワークショップ、秋葉原校の多田先生も参加します。
twitterで一部作品を紹介していらっしゃいます。可愛いなあ?もう??

秋葉原校では、多田先生の作品がさり気なく置かれていたりします。

こちらはペンたてと小物入れ。素敵ですよね。
多田先生、いつもありがとうございます。

話は変わって、日曜といえば秋葉原校では毎週英語と国語の授業を実施しています。

学科の野澤先生が前回の校内模試の結果をもとに生徒一人一人と面談。
弱点を素早く分析し、適切なアドバイスをくれます。

実技対策に力を注ぎすぎて、学科の点数が足りずに泣く、、、という結果にならないよう!
勉強の仕方がわからない方はぜひ一度体験を受けにきて下さい。

日曜繋がりで7月8日(日)には学科模試もありますね。今回は多摩美系です。
(※模試料金3,780円は校内生料金です。校外生の方は4,320円ですのでご注意を)

日曜は実技はお休みですが、オープンキャンパスがあったり、ワークショップがあったり、模試があったりとイベント盛り沢山で受験生は大忙し。

体調とも自分との予定とも相談しつつ、勢力的に!積極的に!頑張っていきましょう!!!!
頑張る受験生のために、こちらも精一杯頑張ります。

それではまた次回のブログで。

彫刻科 5月後半からの秀作の紹介。

こんにちは。彫刻科の小川原です。暑くなってきましたね!新年度がスタートし、2ヶ月になります。この春から初めて本格的に彫刻科での特訓をスタートした生徒の皆さんも大分慣れてきて、成長が実感できるようになりました!一通り出来るようになってからが本当の勝負なので、今後一層頑張ってもらいたいです!僕達講師は必要な時、必要な指導をどんどん入れていくので上手く吸収していって下さい!

先に宣伝をしておきます。7/15(日)、16日(月祝)に石膏デッサンのイベントを行います。15日は石膏デッサンに関わる科全ての講師が集まり、クロッキーと描き出しについての解説、デモンストレーション、実技指導を行います。特に芸大入試において一次試験である石膏デッサンは確実に自信をつけておきたい課題ですよね。実際の所ほとんどの人は描き出しで形が取れず、そのまま終わってしまうことが多いのではないでしょうか?上手い人が毎回良いデッサンを描けるのは、すでにスタートの時点で捉えているものが違うということをまずは理解してもらえると、スムーズな成長に繋がると思います。実際描写がどうのとか、描き込みがどうのとか、そういうことは形(印象)の狂いからしたら今の段階では大した問題ではないと思います。そこの認識が甘い人は本当にいつまでたっても、それこそ何年やっても形が合うようにはならないのです。

まずは意識を高めましょう。形が取れないことを重大な問題だと受け止めて下さい。何となくの気持ちでこのままやっていてもダメだと思います。それではどうやったらいいのか、それについて15日の講習では明確な答えを用意して待っています!今年の芸大の合否に関わるような内容の濃い講習にしたいと思っています。期待していて下さい!

16日はコンクールを行います。1日単位での参加も可能なのでコンクールだけ参加するのも可です。このコンクールでは石膏デッサンに関わる全科合同のコンクールです。採点は各科ごとに行うので、実際の入試や公開コンクールに近い感覚で臨めます。ただ今回は全科合同なので他科のデッサンの捉え方を制作中に見ることが出来たり、講評では自分以外の科のデッサンの良い所(吸収するべきところ)を各科の講師の先生の解説を聞きながら理解することが出来ます。各科上位の作品が同時に並ぶコンクールというのはなかなか経験できないことなので是非参加して欲しいです。
制作時間は6時間で、この時期としては短いし、そもそも日本画は元々12時間描きなので大変な部分もありますが、科ごとの採点という意味では差がついてしまうことはないし、6時間の時点での内容でほぼ作品の善し悪しは決まっていると思います。今年芸大を狙っている学生は新美生、外部生問わず挑戦してみてください!!

それでは彫刻科生徒の作品を紹介したいと思います。
昼間部生の作品。
夜間自主練習作品。ラオコーン。

木炭デッサンを初めて使ったところから2ヶ月ですが素晴らしい成長を見せています。アドバイスをスポンジのように吸収してくれるので教えている方もワクワクしています!
今回の作品はかなり丁寧に仕上げてきています。そこが良いところですが逆に捉え方が小さい単位での連続なせいでやや大きな空間感や量感に欠けるところが惜しいです。

塑像ジョルジョ。

課題の時間内では狂いを残して終わってしまいましたが、その後残って直しました。出だしからブレることなくコントロールできるようになれることを目指していきましょう!しかし最終的に出来上がったものはとても良い印象です!

ミロビ。6時間制作。

この時期からペースを上げてやってもらいました。表面的に作りきる事が武器でしたが、今回は6時間という短い時間の中で、ミロビという難しい課題で表面に走ることなく全体感を重視して良いバランスで終えることが出来ました。決して完成度が低く見えたりはしないです。良い傾向です!

ライティング課題。アトリエを暗めにして、強い光源のもとデッサンを描きました。

もうそのままの見た目が美しく見えたと思いますが、それがデッサンからも感じ取れます。とても良い反応ができました!通常の光源のデッサンでもこうした無力のブラッシュアップを行っていきましょう!


印象もよく、カッチリ描けていてよいです。調子の変化が形に正確に張り付いているようです!
どんどん上手くなっていきますね!


前半かなり苦戦しましたが魅力的な画面に仕上がりました。手前の腕や体の弱さはありますが、それを補って余る調子の魅力があります!
夜間部。現役生の作品。
体育祭と重なって短時間での制作になってしまいました。若干焦って進めたところがあり、まだ顔に安定感が無いですが、それでもジョルジョで一番難しいこの位置でここまで持ってこれる事に高い実力を感じます。また次回はやりきったものを見たいです!

さて、僕は自分の作品の鋳造作業が進んであと1月くらいで2作品が同時に完成しそうです。完成したら新美のショウウィンドウの作品を入れ替えようと思います。

いま制作中の原型。


夏は暑いけど、それ以上に熱く頑張りましょう!!

石膏デッサン考

こんにちは、実技全科総合部です。
本日の美大入試対策でも当たり前のように描いている「石膏デッサン」を考えてみましょう。

?日本においての石膏デッサンによる美術教育は、20世紀初め(西暦1900年)から始まりました。

東京芸術大学油画科においては、1949年の「マルスの胸像」以来、繰り返し石膏デッサンが入試の課題としてされ続けました。

その一方では、今日まで様々な偏見や、ときには敵意にさらされ、なかなか理解してもらえなかったという事情もあります。

「石膏像が描けても・・・」という声が今でも時々聞こえてきますし、専門家のあいだでも石膏デッサンを巡って様々な否定的な意見も交わされました。

そんな状況にもかかわらず、石膏デッサンは生きのび、美大入試においても重要なまたは入試を代表するような課題として高い評価を得ているのです。?

それはいったいなぜでしょうか?

やはりそれだけの意味が、そして価値があったのだと認めざるを得なさそうです。?

今回、71516日のスペシャル・サマー・セミナーでは、“石膏デッサン強化ゼミ”2日目の制作終了後の解説

「なぜ?石膏デッサン」で、興味深いお話しを新美のレジェンド講師よりしていただく予定です。

ゼミを受講し、上手くなったついでに知識もつけ、疑問なく石膏デッサンができるようになると、もっと成長するにちがいありません!!?

詳細、お申込みはこちらから 「石膏デッサン強化ゼミ」

是非、ご参加お待ちしております!

先端芸術表現科2週間無料体験授業のお知らせ

こんばんは。先端芸術表現科です。

先端芸術表現科では、来週の火曜日6月12日より、「空間のDIY」という課題を2週間かけて行います。

今回、より広く新宿美術学院先端芸術表現科の授業内容を、受験希望者に知っていただきたく、この課題を学外の方も参加可能な2週間無料体験プログラムとして開放します!

応募フォームは以下のリンク先になります。

http://s3.aspservice.jp/tsushin/form.php?form=5b18ed2d04e78

2週間全部の参加が最も楽しめる課題になりますが、途中参加も歓迎します。
その際は、追ってこちらから、参加日当日の持ち物などをご連絡いたします。
フォームでの申し込みは11日(月)までになりますが、12日(火)当日飛び込みでの参加も歓迎いたします。その際は受付までお申し込みください。

課題の概要は以下のようになっています。


「空間のDIY」

作品が置かれるのはどんな場所だろう。美術館、教会、お堂、公園、リビング…いろいろな場所に作品はある。でもアーティストは自分の作品が置かれるためにベストな空間を選択し、そして空間をよりよく作り替えることができます。そして更に、もしかしたら、場所や空間を作り替えることが作品になってしまうかもしれません。この課題では空間をD.I.Y.(Do it yourself)することを通じて、より大きな視点で作品について思考出来るようになることを目指します。

6月 12日(火) 17:30-20:30 課題説明及び空間について考える2つの小課題
13日(水) 17:30-20:30 部屋のマケットを作る

17日(日) 9:00-16:00 第一回作品講評

19日(火) 17:30-20:30 制作相談、制作
20日(水) 17:30-20:30 制作相談、制作

24日(日) 9:00-16:00 課題成果発表・講評会


作品と呼ばれるものが成立する場所や空間を問い直し、新たな空間を見出し作ることを通して、自らの表現のあり方を具体化していくことを目指す課題になっています。

まだ先端の受験は決めていないけど、どういうところなのか知りたい方、
先端の受験は考えているが、まだ具体的には動き出していない方、
これまでの作品や表現のあり方について考えている方、などなど、多くの方の参加をお待ちしております。まったく制作したことがない、という方も大歓迎です。表現への意欲と期待だけを携えてきてください。