世の中は新年度を迎えて、新たな環境や新たな学年などに変わったりしている人も多い時期なのではないでしょうか。
新たなことを始めるということが結構腰が重いタイプと軽いタイプ、
結構両方自分の周りにはいて、
私はどっちかというと後者なのですが、逆にいろんなことを始めすぎて
飽きるのも早いというデメリットがあったりして。
いやほんと始めたのはいいけど、一番難しいのは続けることだなと、今まで思ってたのですが、
最近前者の始めるのが難しい気持ちもなんだかわかる気がしています。
(自分の場合は、)どのくらいそれに準備がかかって、お金がかかって
どれぐらいの時間を1日にさくことになるか?ということを考えると、
「じゃあやらなくても良いか、、、。」と急に思ってしまうのが最近多くて
最初から完全な完成をイメージしてしまって、その大変さに諦めてしまうというのが
いくつかありました。
何か物を作るにしても、その手間と「あの技術がないとできないんだよなあ」と考えてしまって
腰が重くなるというか。
でも、多分実際手を動かしてみたり、やってみたときに、その問題に当たって
そこで何をするか、どう工夫をするかが一番大事で、
それで辞めてたら、何も生まれないよなあ。と自分に言い聞かせたりします。
結構20代ぐらいはクオリティはさておき、とりあえず作ってみる、というテンションが
ある程度大人になって、作ってる時間がない、作らなくてもお金を払えば買うことができる、
そんな中にいると、気づくと工夫ってしなくなってしまうんじゃないかなと思ってしまったりします。
(当然本物にはお金を払って、実際に使ったり見ることは大事ですが)
とりあえず買う前に工夫してみる、ということが
クリエイティブのきっかけになったりすることって、あるんじゃないかなと
私は思っていたりします。
現代、人が何に一番お金を払っているかというと、サービスだそうです。
食べ物を運んできてくれるサービス、音楽が何万曲も聴けるサービス、会議に自分の席で出れるサービス、、、
もしかすると、現代人は時短をしてくれるサービスにお金を払い、
そして空いた時間でまた働いているのかもしれませんね。。
その空いた時間で、何か新しいことを始めるというのが
正しいサービスの使い方だし、良い時間の使い方なのかもしれないなあと、
動画配信サービスをぼーっとみながら思ったりする春の昼下がりです。
さて、基礎科では新学期が始まっているわけですが、
4月は毎週のように1日体験授業が日曜日に行われていました。
1日体験授業通称『1体』は基礎科以外の、中学生科、受験科など様々な生徒さんが
来てくださいます。
これから予備校を探している方以外にも、
美術を始めてみようか迷っている方もたくさんいらっしゃいます。
初めてのことというのは、誰しもドキドキですし、腰は重いです。
でもりあえずやってみる、そっからどうするか考えてみるのは大事だと思います。
美術予備校なんて、行ったことない方がほとんどです。
1体はそんな方、大歓迎です。
鉛筆の握り方、削り方から始まり、基本的な描き方を通して
美術予備校ってどんな感じなのかを体験することができます。
面談で美大受験や美大進学後のことなども聞けます。
4月の1体はもう終わってしまいますが、
今後も1体はまだありますので、
新しいことを始めるきっかけとして
1日体験を使っていただければと思います。
では