月別アーカイブ: 2021年5月

先端芸術表現科5月の授業とオンライン教育科

こんにちは。新宿校先端芸術表現コースです。

最初の講評会をおえ、今週は他者の身体、自分の身体を捉え直すようなワークショップを行い、その後3分以内の道具を用いないパフォーマンス作品の制作を行いました。
講評では制作したものそれ自体についての話だけでなく、どういうところから着想して制作したのか、制作の中で気づいたことなど、プロセスを丁寧に言語化してもらうことを意識しながら、進めています。これまでの課題や講評会を通して、徐々に受講している方の興味のあり様が垣間見えるようになってきたのではないかと思います。

さて、5月の授業はあと2週間ほどですが、1次対策から課題制作、自分の制作や活動の講評会を通して、受験の準備をこれからも継続していきます。

新美では、無料体験はいつでも申し込みできますので、受験を考えている方、先端を受験するか迷っている方も、ぜひ一度授業に参加してみてください。
https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html

また、遠方にお住まいの方で、教室に継続して通うことが困難な方には、オンライン教育科も利用できます。こちらも授業の進め方やカリキュラムなど相談がある方はいつでもご連絡ください。
https://www.art-shinbi.com/online/

最後に、昨年度のブログでも紹介しましたが、オンラインで活用できるリソースの紹介です。
https://www.art-shinbi.com/blog/20200422/13/

昨年度紹介したものにくわえて、
https://collections.louvre.fr/en/
ルーブル美術館のオンラインコレクションになります。ダヴィンチの素描やペインティングなども閲覧可能です。

https://www.momat.go.jp/am/digital_contents/
国立近代美術館のオンラインコンテンツでは、学芸員の方による作品解説や、現在田中功起氏の映像作品も公開されています。

https://www.aozora.gr.jp/index.html
著作権の切れた作品などを公開している青空文庫も活用できるかもしれません。

自分自身の興味の在り処を探っていく過程で、こうしたオンライン上で活用できるものも、ぜひ参照しながら、自らの「外部」にあるものを内側に折りたたむようにして、積層された興味関心を形作っていくことができればとおもっています。

それでは、先端芸術表現科でした。

 

日本画:りんごの話

こんにちは。日本画の佐々木です。

突然ですが、みなさん。。。

普段の生活でも馴染み深いりんご。

それゆえに意外と観察できてない。だから、クセがでる。

りんごには作者の力量がかなり反映される。。。かもしれませんね。

新学期も始まってから1ヶ月がすぎ、もっと上手くなりたい!と急ぐ気持ちもあるかと思います。

ですが、まだ一年は始まったばかり。いまこそ、地味かもしれないけれど、足りていない基本を固めていく時期です。

現役生も、浪人生も、りんご、かけるかな?

映像科:「基礎」とは?

こんにちは。映像科です。
2021年度の授業がはじまって約一ヶ月が経ちました。
GWを挟んだこともあり、まだこれから少しずつ慣れていく感じだと思います。

先週からは特に「感覚テスト」に向けた基礎的な課題の制作がスタートしました。
よく「映像科の授業って具体的に何をするんですか?」と質問をされることがありますが(わかりづらいので、、)一番シンプルな答えは「映像のイメージを伝えるための『画力』『文章力』を学ぶ」というものです。
ちなみに先週の課題のテーマは「通学路」。この言葉から思い描いた場面を絵と文章で表現します。

画力といってもデッサン力だけでなく、映像の画面を意識した構図やピントの考えを取り込んだ絵を描くことを目指します。難しそうでしょうか・・? 最初はイラストや絵画との違いに戸惑うかもしれませんが、何度か制作することでコツを掴んで、面白さを見出せるようになると思います。

今後5月後半からは総合型選抜や学校推薦型選抜の可能性を探るべく、特別課題も並行して取り組んでいきます。
また、引き続き無料体験講習も行っていますので、映像メディア系で美大進学を考お考えの方はぜひご連絡ください。

///////////////////////////////////////////////////////////////
映像科の授業
オンライン教育科(映像コースも開設)
映像科公式 Twitter
映像科公式 Instagram

彫刻科近況

こんにちは!彫刻科の小川原です!

GWも終わり、気合を入れ直してのスタートです!ここから夏期講習までに一通りのことをみにつけていってほしいです。まだまだクロッキー力不足は否めないので、昼間部生、夜間部生共に意識して取り組んでいってください!

それでは直近の優秀作品を紹介します。

昼間部生の作品。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライティングデッサンでした。調子の変化を美しく追えています!絵画として魅力的な作品になりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全体幹の把握がよく出来ています。最後に思い切って背景をつけましたが、空間的に自然に馴染んでいてとても良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モチーフ自由で全て自分でモチーフを設定して描いてもらいました。アクリルボックスの質感表現に苦しみましたが、イイところまで持ってこれたと思います。その他完成度はバッチリです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

骨格感がもう少し出せると良いですが、顔や脚の表現が緻密で魅力があります。ポーズも自然で良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ややバランスに不自然さは残りますが、全体的に攻めた造形をしていてとても良いです。微妙な動きのニュアンスにも生命感を感じます。

夜間部生の作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライティングデッサンです。とにかくやり切りの魅力がすごいです!こだわって一つの作品を仕上げていく姿勢に作家としての資質を感じます!

 

イイ作品も出ていますが、まだまだです!上手い作品を出すこと以上に、イイレベルで安定させることはとても難しいし、それが出来るようにならないと安心して受験できません。そういう意味でも毎回預かり作品を目指して徹底的にやり切っていきましょう!その積み重ねが重要です!

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。https://www.art-shinbi.com/online/

5月入学募集中です。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講しています。
課題数は自らの生活のスタイルや、受講生の進度に応じて、
高3・受験生は新たに、10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。
高1・2生は原則【3課題コース】です。

 

_____________________

2020オンライン教育/合格体験記❷

東京芸術大学/建築科 合格
【建築コース】
Y.H. 現役 (大阪府)

私は高校3年生の5月から新美のオンライン教育科で藝大の建築科を目指しながら勉強していました。
3月に春期講習を受けに新宿校に行き、オンラインがあると知って、講習がとても楽しかったので、そのまま受けてみようと思いました。

藝大の情報が圧倒的に少ない関西からの徹底的な対策は、やはり難しいので、私は大阪の画塾で基礎を学びつつ、オンラインで建築の対策をし、直前講習は実際に校舎に行って、周りに人がいる環境の中で入試までに仕上げていくという形ですすめました。
(コロナの影響で夏期講習は大阪からオンラインで受講しました。)
オンライン教育では、自分が提出した課題を見てもらい、先生と苦手なところなどを相談して、次の課題を決めてもらうので、自分のレベルにあった練習が出来ました。
そして、ビデオ通話で講評をしてもらえるので、分からないことがあればすぐに聞けるし、課題の相談や講評の日程調整もやりやすかったです。
また、提出のシステムもオンライン上のみで簡単なので、課題の30分ごとの進捗を見てもらうということなども可能でした。

地方からで情報が少ないうえに、今年は特にコロナの影響で、思うように描けないこともあり、とても不安でしたが、オンライン教育科で細かく丁寧に教えてもらえたおかげで、直前期には本科生になんとか追いつき、合格することができたと思います。ありがとうございました!