日別アーカイブ: 2020年1月13日

入直がはじまりましたね!!!

こんにちは!油絵科夜間部です!
入試が近づき頭がかたくなってはいませんか?

前回構図についてすこし日本の浮世絵を使って紹介したので、今回はNYの写真家で光と色、構成にこだわったソール・ライターを紹介したいと思います。

現在Bunkamuraで3月8日まで展示しています。

彼の作品は大胆で意表を突くフレーミングと、油彩を思わせるこってりとした色のりのカラー写真は、とても興味深い作品がおおいです。

わたしもソール・ライターという写真家を知ったきっかけは
『写真家ソール・ライター 
急がない人生で見つけた13のこと』
という映画でした。
 映画の中で「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」語り作品にする上で切り捨てるものの大事さを物語る。
また、「大した人間じゃない。わざわざ映画にするような価値などあるもんか」と語っているのは謙遜ではないのである。しかし、生涯を通じて写真に対するスタンスが一貫していたことは、この映画を見るとよくわかり、絵画と通じるものがあると感じる。
作品でその人の中身が見えてくるということは、こういうことなのかも知れない。とおもえる作品の数々。

入試の直前、センター後の気晴らしにでも…
見にいく時間がない方も作品を調べてみると構図の参考になるかも・・・?

https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter/