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先端芸術表現科春期講習の記録および新学期について

こんにちは。先端芸術表現科です。

5日間の春期講習が終わりました。

初日は、「A4用紙10枚を用いて自己紹介をする」「白ガムテープを用いて自己紹介をする」という課題をやったあとに、「2時間かけてある物を変容させる」という課題をやりました。

2日目の課題は「レディメイド」。

「レディメイド」とは、マルセル・デュシャンという20世紀の美術家によって作られた言葉で、「既製品」を用いた作品を示します。課題では、最初にこれまでに作られた様々な「レディメイド作品」を紹介した上で、「レディメイドを自分なりに解釈して実践する」という課題を行いました。

3日目、4日目は映像コースと合同授業を行いました。
3日目はカメラを使い、写真について考える課題でした。

午前は「セルフポートレートを撮ってきてみんなで観る」
午後はグループに分かれ、「集合写真を撮る」

最後に次の日の課題の参考作品を紹介して、次の日の課題に繋げました。

4日目は「なにかを24個集め、ある場所に配置する」

5日目の午前は「関係」をキーワードに、新美周辺でフィールドワークを行い、撮ってきた写真をみんなでみました。

午後の課題は、午前で考えた「関係」に「介入」してみる

毎日様々な課題を行う、かなりハードな5日間でしたが、受講生の方はそれぞれ自分なりに考えて応答し、面白い興味の端緒が見出せたような気がします。

新学期は、4月15日(日)から始まります。このような課題を通して自らの制作を立ち上げながら、一次試験の素描/小論対策、総合実技の対策も同時に行っていきます。
受講の相談は随時受け付けています。先端受験で迷っている方は、いつでも来てください。

また、遠隔地にお住まいのかたは、通信教育という制度もあります。
こちらもあわせて参考にしてみてください。