月別アーカイブ: 2018年4月

先端芸術表現科 4月15日(日)新学期スタート

こんにちは。先端芸術表現科です。

新宿美術学院の先端芸術表現科は、4月15日(日)に初回授業が行われます。

初回授業では、先端芸術表現科のカリキュラムや試験内容、前期の予備校カリキュラムについてのイントロダクションを行った後で、皆で模造紙を用いた課題制作を行ってもらいます。
特別な持ち物は必要なく、筆記用具のみ持参していただければ問題ありません。

先端芸術表現科の通常授業は、火曜・水曜は17:30-20:30まで。日曜日は9:00-16:00となっております。
また授業時間外でも、受講生の方には原則的に教室を9:00-20:30まで利用できるようにして、制作をサポートできる体制にしております。

まだ受験するかは決まっていないが先端芸術表現科がどういうところか知りたい、という方。受験は決めているが予備校選びに迷われている方。一度自分の制作について相談したい方など、面接相談は随時受け付けております。具体的な授業の様子が知りたい方には、無料体験という形で授業を受けてみることもできますので、ぜひご活用ください。

また遠隔地にお住まいの方には、通信教育もあります。こちらも受講や相談は随時受け付けております。

 

今日の1日体験&推薦入試説明会

こんにちは!
本日の新宿校の1日体験は、充実していました!
とってはいえ、いつもどの校舎でもですが!


モチーフはこんな感じです。
明るい感じで、健やかに描けそうです!
始めてかく受講生は、何が出ても難しいと思いますが
新美では大丈夫、ご安心ください。

日本画の木南先生がデッサン初心者のみなさんために、デモンストレーションをしてくれました。鉛筆の使い方から、構図、描きだしまで丁寧にデモスト付きで説明してくれます。
初心者でなく、経験者でも先生の説明が気になり聞きにいった人もいます。

そして、最後は講評会です。

油絵科の根本先生と木南先生で、1枚1枚順番に講評をしていきます。
1時間ぐらいかかりますが、熱心に聞いているとあっという間に時間がたっていることにきづきます。

本日はそれだけではなく、推薦入試説明会が体験終了後に行われました。

映像科の森田先生を中心に各科の主任の先生方も参加してくれました。
推薦入試合格者のポートフォリオも充実しており、実際のものを見ることができます。
オープンキャンパスでも推薦入試合格者のポートフォリオは、こんな量は見れません。

また、推薦入試の具体的な相談に、各主任の先生方は、とても親身に答えていました。

推薦入試は、意外と準備が大変です。早めに決めて取り掛かりたいものですね。

専攻選びのお話

今日も元気に1日体験実施中の秋葉原校です。
本日、ガイダンスにお越し頂いた保護者様から、専攻選びについてのご質問がありましたので、簡単にですがここでもお話させていただきます!

まず、前提として、美大や芸大は総じて専門性が高い特殊な大学です。
1年生のうちからそれぞれの専攻のカリキュラムをバリバリこなしていきます。
なので、入学前の段階からそれらの課題に答える力を身につけておく必要があり、その力があるかどうかを判断するために入試で実技試験があって、その対策を行う新美のような予備校がある、、、と言う訳です。ざっくりとした説明ですが。

そして、その専門性の高さゆえ、専攻選びは慎重にならねばなりません。
入ってみたらやりたいことと違った、、、ということになりかねないからです。

割と多いのが「よく美大のことはわからないけど、何と無くデザイン科かな?」というパターンです。もちろんデザインの勉強をやりたくて、デザイン科を志望する生徒が大半ですが、
中には、そういう子もいたりする訳です。
実は自分もそうでした。笑

自分はあまり下調べをせずに美大受験を志し、何となくデザイン科からスタートして、最終的に日本画科に落ち着きました。
決め手は当時の予備校の先生から見せてもらった日本画の岩絵具が凄く格好良く見えたこと。

日本画というのは、岩絵具という鉱石を砕いた顔料を膠という独特の定着剤と混ぜることによって初めて支持体に定着できる状態になるのですが、
まずもうその過程が素敵、、、、!!!!だと思いました。
こう、、指で顔料をすり潰して混ぜて行くと、絵の具になるのが、魔法みたいに見えて美しいなあと思ったというそれだけなんですけど、
自分はそれで日本画を選ぶことを決めました。
意外ときっかけってそんな感じなのではないでしょうか。

倍率や、併願のしやすさなど、実際の受験には色々考えることが必要となりますが、
専攻を選ぶときはやはり「4年間みっちり勉強するんだ!」ということを考えて、選択するようにして下さいね。

大まかな専攻は高校3年生の春までに決めておくのがベストです。
それは専門性の高い勉強がゆえに、専攻によって重視するものや試験内容がガラッと変わってくるからです。
なので、色々な大学に足を運んだりして情報を得るようにしましょう!

また、やりたいことが決まっていないと予備校に通えないか、、、というと、そんなことはありません。
美大には行きたいけど、何をやりたいのかわからないなあという人は、基礎的なデッサンの勉強から始めることをお勧めします!
予備校の中で色々な課題をこなすことで自分のやりたいことが見えてくることもありますし、先生方は美大芸大を卒業していたり、中には在籍中という先生もいます。
そういった生の声を聞いて判断ができるのも、早くから始めるメリットの一つかもしれませんね。

では実際にどういう専攻があって、どういう特徴があるのか、それぞれでどういうところを重視しているのか、、、、というお話は
また来週15(日)10:30からのガイダンスにて。笑

興味ある方は申し込み不要ですので、ぜひ校舎までお越し下さい。

それでは。

彫刻科 いよいよ新学期のスタートですね!

彫刻科講師の氷室です。
いよいよ新学期が始まります。みなさんは、どの様な1年にしたいですか。
とってもシンプルな目標に向かってひたすら努力できる時間は、今だけだと思います。
そして、皆さんに与えられた1年は、これからの人生に於いて貴重な1年になると思います。

彫刻家 本郷 新 は
「彫刻は形の芸術である。形とは何かを問いつめることは、彫刻を深める最も基本的な行為である」
また、彫刻家 舟越 保武 は
「劇的な精神の高揚こそが芸術を創造する基盤ではないか」と言われています。

指導ありきの1年なので、しんどい時もあるかもしれませんが、日常に自ら感動を覚える発見がある 能動的な場になる事を願っています。
是非、それぞれ何か彫刻への憧れを見つけて下さい!

ここからは春期講習の作品紹介です。


形を追う強さ、粘土を扱う上での表現力、双方のバランスが良いです!このセンスは、ぜひ見失わずにいって欲しいです!


体の表現力、素晴しいです!こんなデッサンは、なかなか描けません。ハーフトーンの幅広さ、爽やかさが奴隷のイメージにぴったりです。
そのモチーフの持つ印象を表現していけるデッサン、凄いセンスです!まさに、再現ではなく表現の領域です!


初めて描いた奴隷だそうです。初めて描くモチーフが、こんなにも描けるなんてびっくりしました。顔の印象も似ていますし、体の形の丁寧に追えています。
本人の意欲が眼差しと直結している良いデッサンだと思います。


地面に直接座って劇的に見上げて描いたデッサンです!この能動的な攻めの姿勢が、教室の空気をピリッとさせてくれます。まだ未完成ではありますが、本人の意気込みが絵の勢いに直結している良いデッサンだと思います!責任を持って仕上げて行く、その流れがとても良かったです。


こちらも初めて挑戦した裸婦デッサンです。人体デッサンは最近予備校では描く機会も減ってきてしまいましたが、人が重力に寄って地面に立っている事を描く。
まさに彫刻の基本だと思います。顔の印象はもう一歩ですが、モデルさんが立っている事実を素直に描けています。上手いですね。


こちらはラオコーンの模刻です!私自身、初めて見ました!良い感覚で積極的にモチーフが観察できています!
大型模刻から学べることは多いですよね。何より楽しんで取り組めている、その姿勢が素晴しいなと感じます。

今回の紹介はここまでです。
講師陣も頑張って行きます。今年1年、どうぞ宜しくお願い致します!

秋葉原校 ものづくりの街

秋葉原校の石崎です。
12日間に及ぶ春期講習会、皆さん本当にお疲れ様でした。

途中で今年の芸大油画合格者による再現制作や

美大受験における学科の説明などもあり、
https://twitter.com/shinbi_akb/status/981396563959468033

終盤になるにつれて少しずつ人も増え、賑やかな講習会となりました。

新年度は12日(木)からスタートです。
それまではいろいろなものを見たり聴いたり足を運んだり、自由な時間を満喫して下さい!
(もちろん学科の勉強は毎日コツコツやりましょう。復習の鬼となって下さい)

1日体験講習会や通常授業の無料体験もあります。
こちらまだ申込み間に合いますのでぜひ。

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さて今回のブログでは、秋葉原駅からもすぐ近くの素敵スポットを紹介したいと思います。
上野には東京芸大があったり有名な美術館や博物館がありますが、そのお隣、御徒町は伝統工芸を支える職人の町として、これまた魅力的なところなんです。

その一つがこの「2k540」です。
JRの秋葉原駅と御徒町駅の中間地点に存在するこちらは、工房とショップが一つになった新しいスタイルの施設。
ちなみに名前の由来は、鉄道用語の場所を示す際に東京駅を起点とした距離=「キロ程度」から来ているらしく、つまり東京駅から2キロと540メートル地点にある施設ということらしいです。(公式ホームページより)
全然普通に歩いて行けますね。東京駅って意外と近いんだな?。
ちなみに秋葉原駅から上野駅までは1キロちょっとです。もうお散歩コースみたいなものです。

50近いショップがギュギュっと集まり、クリエイターさんと直接顔を合わせて買い物が出来るのが特徴。木工、鍛金、彫金、陶芸、染織などなど個性的なお店が勢ぞろいで、特に工芸科あたりを志望している生徒にとっては魅力的で1日中入り浸れるスポットなんじゃないでしょうか。

そしてここ、2011年のグッドデザイン賞受賞施設でもあります。







アクリルガッシュでお馴染み、ターナーさんのお店もありました。

一つずつ紹介できないのが残念ですが、いろんなお店が盛り沢山で、
オープンスペースでは展示会があったり、お店によってはワークショップを行ったりもしているみたいです!

個人的には

この木製キーボード、いいな?と思いました。めっちゃ欲しいです。

個人的に秋葉原には電気街とサブカルのイメージが強かったのですが、こういう場所もあるんだなあと新たな発見でした。

それではまた。