新宿美術学院 現役校 enart 国立です。
ふいに金木犀の香りがして、あたりを見回すことが増えました。
それと同時に、ブタクサのアレルギーでマスクを手放せない人もチラホラ。
秋の風物詩になりましたね。
絵具メーカーのクサカベさんに来ていただき、絵具の材料研究の講義が行われました。
絵具の材料をお持ちいただき、原材料から構成比率、特性など、
普段当然のように使っている絵具について、詳しく説明していただきました。
絵具には不思議な名前がついていることが多いのですが、
例えば、バーントシェンナは、イタリアのシェンナの土を焼いて作ったような濃い赤みの茶色。
意味がわかると、イメージも膨らみそうです。
化学の授業のようでした。
9/27・28の土日、谷保天満宮例大祭は本番を迎えました。
夜の宵宮では古式獅子舞が重さ4キロはある、獅子頭を付けて舞いました。
天暦3年(949)に村上天皇より獅子頭三基を下賜された時から伝わる行事だそうです。
日曜日は山車が町内をねり歩きます。お祭りならではの笛の音が響いていました。
例大祭の一番のイベントが万灯行列です。
谷保駅前から13~14基の花万灯が、約2時間かけて天満宮境内まで移動します。
重さ40㎏から、一番大きいものだと100㎏以上ある万灯を、氏子さん達が力の限りグルグル回しながら 1歩1歩、天満宮の鳥居を目指します。
かなりの迫力でした。
国立校の非常階段にある空調室外機の上で、鳩が卵を温めています。
夏にも2羽のひながかえり、旅立っていきました。
居心地がよいのでしょうか、又戻ってきています。