タグ別アーカイブ: 1日体験

渋谷校 デッサンのコツ、石膏デッサンのプロセスなど

んにちは渋谷校です

 

渋谷校の壁にはいろいろな紙が貼ってあります。

いろいろな紙には各講師の思っていること、制作についてのアドバイスが書いてあります。

 

本日はその中の少しだけ内容を紹介したいと思います。

まずはデッサンのプロセス、特に石膏デッサンを意識したものですが、静物や他のデッサンにも共通することがあります。

 

1H 線での形どり + 2階調

このときは印象を合わせる!比率・動き・イメージ(怖そう、優しそうなど)

1H~2H 光側を含めて色を乗せ、薄めで見たときの色を合わせる

2H~3H 3時間までにこすり終わる!その前に印象をあらためてなおす

3H~4H30 稜線部分の描きこみ—ここに命をかける!

4H30~6H 光側と影側の大事なところをさっきより力を抜いて描きこみ

6H~7H 調整!–何度も席を離れて目を細めて見て、その時の色の濃さを合わせる!

 

芸大のデザイン科の石膏デッサンに向けてのアドバイスではあるし、人によっては違う進め方の人もいるので参考までに。

また席から離れて見るということは大事なことで、その点でもアドバイス。

 

離れた時に見るチェックリスト

・形(中心軸、パース、比率、傾き具合、大きさの関係)

 

また目を細めて見比べること

・光の方向

・固有色の差

・立体感(光、影、反射光、質感など)

・手前、奥の距離感(奥描きこみすぎていないか?手前、奥で差があるか?など)

10~15分に1回は離れよう(どんなに集中しても30分に1回は離れよう)

 

などです

 

渋谷校では11月24日の日曜日に1日体験を開催します。このようなアドバイスを受けたい一は是非参加してみましょう。

申込みはこちらから

また、冬期講習会もこの後12月16日(月)より開始します。そちらの方の告知もそのうちこちらのページで行うようにします。

渋谷校、平面のアイデアスケッチについて

渋谷校です

 

今日はデザイン科の平面構成のエスキースについてお話してみましょう。

新美ではエスキースとよく言うのですが、実際には(esquisse)エスキスというフランス語のことで、このエスキスという言葉は素描や下書きラフスケッチのことなので、アイデアスケッチと呼ぶほうが一般的かもしれません。

このアイデア出しですがはじめは言葉で出しても構いません

このスケッチのようにまずは言葉でアイデアを出してから、絵に移っていくのが良い方法だともいます。

言葉出しで大事なことは、良し悪しの判断をせず間違ったアイデアでも良いので数多く主ついたことを出すことが大事です。短時間でどれだけ数多く出すかがポイントだと思います。

また、このとりとめのない言葉を見て、またそこからインスピレーションを受け、類似のアイデアを出したり、アイデアをグループ分けして、そこからまた発想するなどアイデアを出す訓練は日頃からしていきましょう。

ブレインストーミングやKJ法などアイデア出しのためのノウハウもあるので調べてみるのも良いと思います。アイデアのあまりでないデザイナーでは困ってしまうので、今のうちに訓練することをお勧めします。

 

この次はアイデアを得にしていくのですが、とにかく一度バリエーションにこだわりいろいろな種類のアイデアスケッチを簡単でも良いので書いてみましょう。このときに一つのアイデアにこだわらず幅広く描いていくのが大事です。なぜなら一つのアイデアに時間をかけたのに、そのアイデアを使用しなかた場合には時間の無駄になってしまうので、入試のように時間が限られることを想定して効率的にアイデアスケッチができるようにしておきましょう。

 

最終的にアイデアを決定するのですが、同じアイデアでも構図や色によって伝わり方は変わってきますので、形や色、構図など同じアイデアに対してのバエリエーションを出しましょう。やはり得になってからの見栄えということは大事なので、できればここからのアイデアスケッチに時間をかけたほうが良い作品になりやすいと思います。最終的に決定したものも、しっかりメイド計画の出来ている画面を作ること、実際の画面に対しての比率などが大事なので画面の比率にも気をつけて制作しましょう。

ちなみにBサイズの比率は正方形の辺を短辺として、長辺の長さはその短辺を辺とする正方形の対角線の長さになります。なので1:√2とおぼえてもらえばよいと思います。文字での説明は難しいので、質問があれば渋谷校に来て質問してみましょう。

最終的には

 

 

 

 

 

これらのようにしっかりスケッチを完成してから制作に進みたいですね。

アイデアスケッチがいい加減だと、途中で悩んで時間がかかったり、場合によってはあまり考えていなかった部分のせいで失敗なんてこともあります。

アイデアスケッチは重要なのです。

渋谷校では2学期になり、基礎科でも平面や立体構成の課題を増やしていきます。場合によっては高3の受験かと一緒になって制作する機会も作っていきますので、内部生はカリキュラムを確認していきましょう。

渋谷校、基礎科のステップアップ授業について

渋谷校です。

高1生や高2生の美大受験を予定しているみんなは、そろそろ進路など決まりだしたでしょうか?

そんななかデザインや工芸を目指す事を考えだした君たちにお知らせです。
渋谷校は現在デザインと工芸に特化した校舎になっています。
そのような特徴を持った校舎なので、基礎科と受験科がすごく近い関係にあります。
せっかくの特徴を活かすべき、この秋渋谷校の基礎科ではステップアップ授業として、

基礎科の生徒でも受験科の課題の参加、例えば

このようなB3サイズのデッサン課題や平面構成、私立の手のデッサン、

芸大の平面構成や構成デッサンなど数種類の課題で基礎科生が受験科に混ざって制作できるようにします。このような柔軟な対応はデザインと工芸に特化した渋谷校ならではの特徴です。

受験科もそろそろ公開コンクールなどが始まり例年だとピリピリムードの始まる頃ですが、
基礎科生も参加して、さらに緊張感を高めて制作していけると良いですね。

ただし、参加できるのはカリキュラムのスケジュールの関係で
私大課題は週3(月~水、木~土)
芸大課題は週5コースの学生の参加が基本となっています。
また参加は高校2年生からとします。

このように早い時期から受験に対応していきたい学生は渋谷校でしっかり制作を始めていきましょう。

高2や高1生などの体験授業もありますのでまずはそこから気軽に参加してみましょう。

詳細はこちらから

 

また渋谷校でこの秋おすすめの展示を一つ

イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
Yves Saint Laurent, Across the style

会期

2023年9月20日(水)~12月11日(月) 毎週火曜日休館

会場

国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

で開催です。

あまり多くはないファッションの展示です。

日本とはまた違ったファッションの流れ、クチュールの世界を垣間見てみましょう。

渋谷校は美大でファッションを学びたい人も応援しています。

渋谷校・授業無料体験開催中(10月、11月)

渋谷校の無料体験
高1高2はいますぐ手ぶらでOK!

まずは、気軽に参加してみませんか?
渋谷校では通常の授業に参加できる無料体験今行っています。
1週間単位で自分が受講したい曜日のコースを受講できます。

実技体験で美大受験の不安や疑問を解決!
渋谷校では、美術系大学に進路を決めたいが、あまり実技勉強をやったことがないので不安があり決めかねている学生や、実技勉強を高校でやったことはあるが、予備校の雰囲気や実態がよくわからないので、実際に予備校の実技授業を体験してみたいという中・高校生を対象に、用意された画材を使って実際の授業を受けてもらう体験入学のシステムをご用意しています。
是非ご利用ください。

無料体験の申込みはこちら新美のHPから

◎お申し込みのご登録には「マイページ登録」が必要になります。
既にマイページをお持ちの方は、ログインした上で、お申し込みください。

小中学生向けイベント・小中生のためのデザイン&アートスクール

こんにちは渋谷校です。6/12(土)14:30〜17:30に小中学生向けイベントとして

小中生のためのデザイン&アートスクールを開催いたします。

 

昨年秋から始めたイベントで結構好評で今回が3回目になります。

内容は鉛筆で簡単なモチーフを描くというイベントで、3時間程度の短い時間で開催する内容です。

小中生ですでにデザインナーやイラストレーターなどをぼんやり考えていて将来美大受験なども意識しているような小中生にピッタリの内容です。

今までの参加者は結構絵に自信のある子たちで絵の上手な子たちも多かったですが、あまり自信の内容な子でも問題無いです。

まずは上手に描けなくてもまずは道具の使い方に慣れてみようという程度でも大丈夫です。まずは体験してみることが大事です。お気軽にご参加ください。

参加費や詳細な内容、お申し込みは

https://www.art-shinbi.com/event/2021/21event-syougaku-01.html

でご確認ください。

ちなみに美術系高校受験のためのイベントではないのでお気をつけ下さい。