カテゴリー別アーカイブ: 映像科

映像科:課外授業&映像制作実習

こんにちは、映像科です。5月後半から6月上旬にかけての木金日コースの授業では「映像について広く/深く知る」ことをテーマにして特別授業を行いました。

まずは課外授業として映像メディアを扱う会社「東京光音」さんに見学へ。
新美新宿校のご近所にあるこちらでは、映像の修復・復元に関わる業務をされています。見学では社員の方に映像メディアの移り変わりについてのレクチャーをしていただき、その後実際にフィルムやテープといった映像メディアをデジタルデータに変換する作業を見せていただきました。35mmフィルムが4Kに変換されるプロセスを見ることはとても貴重な体験でもあり、講師も含めて「映像」について考え直すきっかけにもなりました。(東京光音さん、ありがとうございました!)

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日曜日の授業では現在日本科学未来館で開催されている「文化庁メディア芸術祭」の受賞作品展へ。二会場あり見て回るだけでもなかなか大変で課外授業らしい記録を撮れませんでした・・・。この日の課題としては、自分の興味と繋がりそうな作品をジャンル問わず取り上げてレポートしてもらいます。メディア芸術祭はアートとしての映像だけでなく「エンターテイメント」「アニメーション」「漫画」と様々なカテゴリがあります。

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そして先週は久しぶりに教室に戻り、木金日の3日間で映像制作実習です。プロジェクターを使って映像を『投影する』ことを条件として映像インスタレーション作品を制作するという内容。グループワークですが、誰かひとりのアイディアを実現するというよりは、ディスカッションしながら具体的な内容やテーマを深めていきます。制作期間は実質2日間でしたが、予想以上に手の込んだ作品が見られました。

なお今週末は「映像鑑賞課題」と「武蔵美のオープンキャンパス見学」。
来週からは実技試験に近い形式の制作を行います。

映像科:「映像って何?」を考えるための図書の紹介

こんにちは。映像科です。
今週の木金日コースでは「映像」と認識される様々な表現や技術についてのレクチャーや課外授業を予定しています。というのも一口に「映像」と言っても指している対象は幅広く、映像科の学生も(講師も?)「映像って何ですか?」というストレートな質問を投げられると、一瞬固まってしまうことがあります…。興味ある分野に限らず、映像を使って表現する人は「映像とはこういうもの」という自分なりの考えを持っておきたいものですね。
今週の授業の詳しい内容はまた機会があれば紹介しますが、今回はそうした「映像って(そもそも)何?」ということを考える上で参考になりそうな図書をいくつか紹介してみようと思います。しかし紹介する上でいつも困るのは、映像が技術的につねに更新されてゆくこと。必然的にある程度新しい情報に触れることが必要になります。もちろん内容的に古びない本も沢山ありますが、今回はこの1〜2年くらいに出版された本限定で選んでみました。

・『インフラグラム 映像文明の新世紀』港千尋/講談社選書メチエ
・『アニメ制作者たちの方法 21世紀のアニメ表現論入門』高瀬康司など/フィルムアート社
・『ヴァナキュラー・モダニズムとしての映像文化』長谷正人/東京大学出版会
・『スクリーン・スタディーズ:デジタル時代の映像/メディア経験』光岡寿郎など/東京大学出版会
・『現代写真アート原論「コンテンポラリーアートとしての写真」の進化形へ」』後藤繁雄など/フィルムアート社
・『ホンマタカシの換骨脱胎:やってみてわかった!最新映像リテラシー入門』ホンマタカシ/新潮社
・『インスタグラムと現代視覚文化論』レフ・マノヴィッチ/BNN
・『ゲームする人類-新しいゲーム学の射程』中沢新一など/明治大学出版会

やや難しそうに感じる本も入れてありますが、手に取ってみて自分の興味と繋がりそうな部分から読んでみることをおすすめします。

映像科:フィールドワーク課題講評会

こんにちは、映像科です。GW明けの授業では武蔵美映像学科の実技試験、感覚テストや小論文の対策が始まっています。
…が、今回は4月の最終週に行われたフィールドワーク課題の講評会の様子をレポートします。新美の周辺を散策し、具体的な「ある場所」の観察から、映像作品や写真作品を制作しました。

ショートムービーや写真の展示作品、プロジェクションマッピング的な試みなど、様々な形態の作品が生まれました。今後6月には映像制作実習の授業もありますが、これらの授業で試した手法やテーマを発展させて、推薦入試に向けて制作を進めようとしている人もいます。楽しみですね。

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さて、新美から近い初台のインターコミュニケーション・センター(ICC)では、今週末から新しい展示が始まるようです。映像に興味がある人以外にもオススメの展覧会です。

映像科:映像科のデッサン

こんにちは。映像科講師の森田です。
一学期がはじまって二週間経ち、少しずつ新しい教室に慣れてきた頃だと思います。

写真は今年から映像科のアトリに設置された本棚。合格者のポートフォリオなど入試に関わる資料はもちろん、映像関係の図書や図録など充実してます。今後も増えていく予定なのでお楽しみに。

GWまでの授業では写真や映像を使った課題を中心に制作してますが、先週は「描写基礎課題」として、映像科には苦手意識を持ってる人も多い(?)鉛筆デッサンを制作しました。

初日の課題説明では「そもそもデッサンって何?」というテーマで、ファイン系、デザイン系など各専攻ごとのデッサンの違いについて見ていきました。映像科は美大ではデザイン系と括られることもありますが、デッサンを見ると、どの専攻とも少しずつ異なる独自の傾向があります。とはいえ、今回はあくまでも「鉛筆による描写の基礎」といった内容です。

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新美の1Fのギャラリーの合格者作品の展示も今週金曜日までとなりました。
武蔵美の感覚テストや小論文が展示されています。

映像科:新学期は4/11(木)スタートです。

こんにちは。映像科講師の森田です。

タイトルの通り、映像科の一学期の授業は今週の木曜日から始まります!

映像科の授業では武蔵野美大、日本大学芸術学部、東京造形大学などの映像系の学科・専攻の実技対策を行なっています。最終的には一般入試であれば「感覚テスト」「構想表現」「小論文」などの制作、また推薦・AO入試であれば映像作品やポートフォリオファイルの作成へと進んでいきますが、一学期は美大の映像系学科に合格する上での基礎を作る重要な時期です。夏までに課題制作を通じて試みるのは、ざっくり分けると以下の3点。

1.映像について知る・・・実習での撮影や編集、また作品鑑賞を通じて「そもそも映像ってどんな表現手段なのか?」ということについて、一人一人が自分なりの考えを深めていきます。

2.絵で伝える・・・頭の中にある映像のイメージを他者に伝える上で絵は有効な手段です。デッサンやクロッキーからイラストレーションまで幅広く学びます。アニメーションやCGの制作をする人はもちろん実写や写真で表現する人にとっても、視覚的な感覚を鍛えることは大切です。

3.言葉で伝える・・・目で見た情報を言語化したり、言葉を駆使して表現することは美大の映像系学科の入試の大きな特徴です。小論文や物語を書く上では、形式にとらわれすぎず、まずは自由に自分の考えをアウトプットしてみます。

また映像科の授業は他の科と違い、
木曜日・金曜日が17:30~20:30
日曜日が9:00~16:00
の週3日の授業です。

授業開始後も無料体験入学の制度でお試しで参加してもらうことも可能です。詳しくはこちらまで。