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彫刻科 夏期講習に突入!!

こんにちは!講師の佐宗です。
いよいよ夏期講習が始まりました!気温以上に熱い制作が行われています!
一期は7時間という受験に近い制作時間でデッサンと塑像をするチームと、長い時間をかけて大型作品を制作するチームで分かれていました。
まずは大型作品の秀作を紹介します!

自刻像をバストアップで制作しました。この大きさ、激しいポーズ、かなり難しかったとは思いますが、大きな破綻なく完成しました!腕を上げた時の肩や肩甲骨の動きなど、よく観察できたと思います。カットの仕方や髪の毛など、自由度が高い部分でさらに動きや形をカッコ良くできると良いですね!

ヘルメスの模刻、3日間で完成させました。なんと現役生の作品です。少しだけ動きが弱くなったものの、かなりの完成度です。最近デッサンもぐいぐい伸びている学生ですが、こうして時間をかけて模刻することでさらに彫刻作品への理解度が上がり、デッサンにも良い影響が出ていると感じます。次の作品も期待しています!

こちらのヘルメスも完成度高いです。動きをとても意識して制作できました。

7時間で制作したマルスです。短い制作時間の中では序盤中盤の仕事が特に重要になってきます。描写の完成度ももちろん大切ですが、大きな動きや形が合っていなければ意味がありません。途中段階でも印象を合わせていきましょう!

現役生の自刻像です。作り初めから明確な作品イメージがあり、力強く制作できました。柔らかな動きがとても魅力的です!

トルソーは胸像に比べると上から下までの響き合いを意識しなくてはならず難易度が高いですが、よく描けています。
動きも激しい像ですので最後まで体の構造を観察してほしいです。

グデアの模刻です。少しバサバサとした表面の仕上がりですが、量や形の精度はかなり高いです。ここからグデアのピタッとした魅力を出していけたら最高です。
模刻はとにかくフォームよく、たくさん動いていきましょう!

夏期講習は特に現役生にとってジャンプアップのチャンスです!熱く熱く制作していきましょう!(熱中症に注意!)

秋葉原校 夏期講習スタート

秋葉原校です。
梅雨も明けて本格的に夏がスタートしました。今年もかなり暑くなりそうですね。ここ数年毎年夏の暑さが更新されている気がします。このまま暑くなり続けたらと思うと恐ろしいですね、、。適切に冷房を使い熱中症にならないように気をつけましょう!

7/20から夏期講習がスタートしました。1期目はまだ学校がある生徒もいるため人が少なめです。夏は本格的に志望校別の対策課題を行なっていくので、かなり重要な時期になります。自分の受験する志望校のポイントをしっかり理解し、実力をあげていってほしいです。
現状人気のコースは筑波芸専コースです。外部生も含めかなりの人数申し込みいただいています。2期目以降まだ余裕があるので受験を考えている学生は一度参加してみて下さい!筑波の芸術専門学群は他の生徒と比較する機会が少ないコースだと思うのでオススメです!他にも多摩美や武蔵美の志望校対策や造形大、女子美、日芸、東京工芸などの推薦総合型対策も実施しています。なかなか他の予備校で対策してくれないコースもあると思うので内容が気になる方はお問い合わせください。

画像は1学期末に行われた新宿校、大宮校、秋葉原校合同学期末模試の講評風景です。前半はプロジェクターを使用しオンラインでそれぞれの校舎をつないだ全体講評会になりました。夏期講習明けにも合同模試や公開模試があるので夏にしっかり実力をつけて良い結果につなげてほしいですね!

映像科:一学期末コンクール(そして夏期講習へ)

こんにちは、映像科です。
先週の日曜日に映像科の一学期木金日コースの授業は終わりました。受講していた皆さんは本当にお疲れさまでした。
4月から7月まで、思い返せばあっという間でしたね!

一学期の最終週は恒例の武蔵野美大型コンクール(実技模試)でした。
木曜日と金曜日に「感覚テスト」「小論文または鉛筆デッサン」を制作。日曜日に丸一日かけて講評しました。
感覚テストは「立ちどまって」という文章がキーワード。また小論文と鉛筆デッサンはいずれも「とうもろこし」をモチーフとして出題しました。
この時期としてはかなり充実した作品が並びました。夏期講習からの制作も期待できますね!

さて、少しの休みを挟んで7/20(土)からは全22日間の夏期講習会がはじまります。
あらためて夏の講習のスケジュールを確認しておきましょう!
こちらから

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映像科の授業
オンライン教育科(映像コースも開設)

《基礎科》今年の夏は暑いだけじゃない!

梅雨はどこに行ってしまったんでしょうか、、、。

梅雨といえば雨が連日続き、洗濯物が溜まり、謎の場所にカビが生えたり
食べ物が急速に傷んだり、毎日アンニュイで外出も億劫になる季節の代名詞。
早く夏にならないかな〜と思ったりするはずなのですが、
ほとんど今年はそれがないような気がします。
なかったらなかったで少し寂しいと思う反面、
今年の暑さはその分長いということで、
もうすでに体感40度ぐらいの日々にギブアップ寸前な上に、
これがあと数ヶ月続くと思うとゾッとします。

そんな夏バテ防止に、
昔から夏の土用の丑の日は鰻で精をつけよう!
と言われてる感じがしますが、実は土用の丑の日は1年のうちに何度もあり、
うなぎというよりは、「う」のつくもので運気を上げて無病息災を願うものだったようです。
(諸説あり)

夏がスタートする時期に精のつく鰻を食べて夏バテを防ぐ、みたいな目的
で聞いていたような気がするのですが、だいぶ違うんですね。
先日浜松に出張で行ってきて、その際にうなぎを食べようと思ったのですが、
さわやかでハンバーグを食べてきてしまいました。

さて、
猛暑の中、夏期講習ももう少しでスタートするわけなのですが、
今年の夏の一大イベントをみなさんはご存知でしょうか?

そうです、『ブルーピリオド』(実写版)の映画公開です!!

それに合わせて、
ena美術新宿では劇中で使用された絵画の展示を1階ギャラリーにて
行っております。
そうなのです、この作品に当校はがっつり噛んでいるのです。
そこの詳細に関しては、きっと他の科のブログで詳しくお話ししていただけるはずですので
私からはあまり話さないでおきます。

そんなこんなで、僕もご縁があって試写会に行かせていただきました。

今第一線で活躍する若手からベテランの俳優さんまで、
素晴らしいキャスト陣、良作の予感しかしないですねよね。
少し前ですがエルピスの眞栄田郷敦さん、めちゃくちゃ良かったですよね。。
実は僕は薬師丸ひろ子さんと江口のりこさんの演技が好きなので、
本作の掛け合いのシーンはたまらなかったです!!

そんな試写会の感想を映画の内容に関して、全く触れないようにお伝えしたいと思います。

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自分にとって何をしてる時が1番楽しいのか?
何をしている時が1番自分らしくいられるのか?
そんなすごくシンプルだけれど、そのことについて深く考えたり、
向き合ったりすることが苦手な人が多い。
ふと気づいても目を伏せたり、心の奥底にしまってしまったり。

実は、程度の差こそあれ、誰にだってきっとそれはあるはずで、
「じゃあ、それを糧に生きていくのか」と言われると、
上がっていた手がどんどん下がってしまう。
「好きとそれを仕事にするのは違うよね、」と。それで食っていけるのかと。

手を上げ続けた人たちは、
「自分の好きなことで生きていけていいよね。」
「才能があるからできたんだよ。」
そんなことを言われるかもしれない。

でも、自分はもうその気持ちに気づいてしまった。

どんな辛いことも、どんなにプライドをズタズタにされても、
感情に嘘はつけない。何度倒れてもファイテングポーズを取り続けるしかない。
誰にも好きという気持ちは汚させない。

そんな思いの人は美術以外でもたくさんあるはず。
劇中ではそれが美術だっただけで、きっとたくさんの「好き」がある。
この映画を1人でも多くの人が見て、
自分の「好き」を見つけ、耳を傾けられる人が少しでも増えたら、
きっと少しは素敵な世界になるんじゃないだろうか。

好きを糧にしていくことは簡単じゃない。苦しみもある。
それでも、きっとその時に手を差し伸べてくれる人はいて、そのおかげで今の自分がいる。
改めてそういう存在に感謝をしたくなりました。

作品自体は藝大の油画受験の話ですが、きっと美術に関わってこなかった人にも、
これから進路を決める若い人以外にも、自分を見つめ直すような
作品なんじゃないかなと思いました。

『論破』という言葉がもてはやされるご時世、
論破というのは断絶を生むと私は思っています。
まさに言葉の暴力であり、その先には荒地しかない気がします。

一方で芸術や美術、表現というのは、他者を受け入れる行為です。

同じものを見ても人によって使う色や、形が異なっても良い世界。
人の作品を見て、「なぜそうしたんだろうか?」と相手の視点になって物事を考える。
そして、「そういう考え方もあるんだなあと」自分の中にさまざまな視点を持つ。

美しいものだけが芸術ではないです。わかりにくいものだってたくさんあります。
ですが、それもひっくるめて芸術なのではないでしょうか。

こんな時代だからこそ、
こういった映画を通して、少しでも芸術に興味を持ってもらい、
『他者の意見を受け入れる』ことが
世界に広まっていけば良いなあと思います。

さあて、夏期講習に向けて精をつけるために
焼肉でも食べに行こうかな。

渋谷校、夏期講習会で卓上デッサン課題を受講するならこのコース

渋谷校です

まだまだ夏という時期ではないですが
渋谷校ではちょっと前から夏期講習会の申込みはすでに始まっています。

美大の受験を考えている人はこの夏はしっかり実技の制作に取り組んでみましょう。

今回は渋谷校の志望校別コースの紹介です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1(7/20-2)、2(7/15-20)、3(8/1-6)4(7/20-2)、5(8/8-13)、6(8/22-27)期に分かれています。

対応している大学は東京造形大、女子美、日大や横浜美術大学、東京工芸大などの卓上でデッサンを制作することの多い大学向けの課題を制作していきます。

普段行っている予備校であまりこのようなの受験対応をしてくれないことに不満な人なども
いればこの夏から予備校を変えるチャンスかも。

渋谷校では様々な大学を志望するの学生達をしっかり面倒みます。

 

この夏、私大の卓上デッサンの受験対策ならば、渋谷校に決定です!

またENA美術の各校は同じように志望校別の課題にもしっかり対応していますので
通いやすい校舎を選ぶのも良いと思います。
各校舎の最寄り駅は

●渋谷駅は渋谷校

●国立駅は国立校

●初台駅は新宿校

●秋葉原駅は秋葉原校(千葉県からも通いやすいのが秋葉原校)

●大宮駅にも大宮校(埼玉の学生などは大宮校ですね)

この他のコースの説明も徐々にこちらに上げていくようにしますね