カテゴリー別アーカイブ: 新美

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

2学期9月ターム講評期間です。

特別講義は9月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。

映像科:実技模試(公開実力コンクール)のお知らせ

こんにちは。映像科です。今回はお知らせになります。

10/8(日)・9(月/祝)の2日間で「実技模試(公開実力コンクール)」が行われます。
武蔵野美大映像学科の一般選抜一般方式の受験を想定して、500点満点で現時点での実力をはかります。

「感覚テスト/150点」、「選択科目(小論文or鉛筆デッサン)/150点」はもちろんですが、「学科試験(国語・英語)/各100点」も一緒に受けられるのは貴重です。普段通学していない方も受験できるので、武蔵美映像学科が気になっている人は、ぜひこの機会にご参加ください。
お申し込みなど詳しくはこちら
(※パンフレットでは「小論文」が「2時間」と表記されていますが、正しくは「3時間」です。HPの特設サイト上では正しい内容で表記されています。)

さて、季節もようやく秋らしくなりつつありますね。高校生の方はちょうど文化祭という人もいるようです。美大も10月・11月には芸術祭がありますので調べてみるとよいと思います。ちなみにこちらは、ena美術新宿から近い初台駅商店街で行われる祭りの準備の様子。

時々は「ハレ(非日常)」に触れつつ、引き続き頑張っていきましょう!!

くにたちの9月

国立校です。

夏期講習会が終わり、2学期が始まりました。
国立校受験科では、先週は「ポスター」、今週は「私(自画像)」を制作、
来週からは志望校専攻別課題に入ります。

受験相談、体験入学は随時受け付けています。
美大に興味がある方は気軽に来校、参加してください。
高3生もまだ間に合います。

今日は、ポスターの作品を何点か紹介します。
ポスターの優秀作品は、校舎前の国立東1番街通のフラッグになります。

彫刻科:

こんにちは、講師の新妻です。

来週末くらいから、ようやく暑さが落ち着いてきて秋らしい気候になってくるようです。よかった〜。

夏期講習を経てみんなできることが増えてきました。自分の強み(ポジ)に自覚的になるとその強みを活かすための押さえるべき要素(ネガ)が見えてきます。ネガポジの関係は課題一つ一つにも見つけられると思います(表現する上で何が魅力になるのか、何が欠けると見劣りになるのか)日々の課題に対しては事前に狙いの確認や分析をした上で取り組むことが課題を無駄にしないことに繋がります。いい仕事は事前の準備の有無で変わってくると思いますよー。

では作品紹介に行きましょう。まずは昼間部

木炭の調子に作者の感覚的なものが滲んでいていいなと思いました。目がやや中心に寄って見えたりなどの形の精度に自信が持てるまで引き続きクロッキーも頑張って見てください!

部分の密度に固執せず全体の印象を大事にしている取り組みがgoodです。

守るべき要点を安定して出力できるようになってきました。その中でも観察、表現双方にこだわりや気配りを持ちながら作品の魅力を増やしていきましょう。

ジョルジョは一筋縄ではいかない難しいモチーフですが、スタートからフラットなテンションで臨めていたのが良かったです。そこが安定してきた先に完成度があると思います。

続いて夜間部です。

シンプルな構成ですがマスクの精度、触れ合う接点、手の表情、いいクオリティです。

作ってる本人が制作途中で「いい感じです!」って言ってたのが印象的でした。作り手としてポジティブに乗りながら制作できるのって大事です。

2学期から彫刻アトリエで制作している基礎科生の作品です。夏期講習からまたさらに観察が一段深まってきました!どんどんイコー!

今回は以上です!

 

彫刻科 二学期始め

彫刻科講師臼田です!
夏期講習も終わり二学期が始まりました!
夏期講習の勢いそのまま中だるみすることなくしまって頑張っていきましょう!

夏期講習最後の課題から最近までの学生作品を紹介していきます!

明快にブルータスの印象を拾えていると思います!手前の肩から奥の肩までの空間もよく表現できています。首周りがやや詰まった感じと口の印象があっていればなお良かったと思います。

こちらの作品も印象よく捉えられています!頭部の表現もとても密に表現できています!体の布部分の特に手前側などはもっとかっちり捉えて奥の表現と差をつけていけると尚良いと思います!

この位置からのブルータスらしさを出せています!形の厚みに対してもっとよく見て差を出せると良いです。線の印象は良くなってきていますが、さらにリアリティのある複雑な線を捉えられると良いでしょう。

現役生の作品です。前期、夏期講習で培った物を存分に発揮してレベルの高いものをかけたと思います!量感の表現が非常に良いです!ややプロポーションが狂っていることが惜しいです。さらなる高みを目指して頑張りましょう!

続いて手と鏡(鏡の特性・要素を用いる)の構成課題です。

課題に良く反応できいますし構成もとても魅力的です!鏡の世界の表現も良く考えられていて、影の色味も多く使えていることも素晴らしいです!これからも自信を持って頑張りましょう!

軽やかな構成がかっこいいです!鏡の解釈も面白いと思います!手の形はもう少しだけ柔らかい表現ができるとなおリアリティが増してくると思います!硬さと柔らかな形の差が手の造形においては重要になってくると思います。

基礎科の学生の作品です!この時期にここまで作ってこれることは本当に素晴らしいです!手の肉感表現まで追えていることも魅力的です。この調子でどんどん頑張っていきましょう!

続いて任意の場所にいる鳩という課題です!

塑像板上の空間をめいいっぱい広く使えていてダイナミックな魅了があります!場所の情景も見る人が感じ取れる面白さもあります!鳩自体の造形もよく高いレベルでの作業ができています!

まずは鳩の造形が良くできていると思います。作品全体に流れる静寂さも魅力的です。鳩の柔らかい粘土の表現に対しての水面のピタッとした質感の対比も面白いと思います!

現役生の作品です!鳩の細かいところの表現までできていて素晴らしいと思います!動きはまだやや固さを感じます。鳩をもっと観察して鳩らしい体勢や動きの理解をさらに深めていきましょう!

続いてフォーンのデッサンです。明快に力強く表現できていてカッコ良いです!細かな形の表現は素晴らしいです。大きな形の表現はもう少し断面や面の展開を観察して密な表現ができると良いと思います!

最後に自刻像+αの課題です。

髪の毛が風になびいている感じを良く表現できています!影の色味も豊富でカッコ良いです!顔に落ちている影もそれに合わせてもう少し強く表現してあげると作品全体でもっと強さが出ると思います。

帽子や服のフードを含めて完成度の高い作品を作れていると思います!こちらも影の色味を豊富に拾ってこれているので目をひきます!目の表現ですがやや固さを感じます。黒目の表現に関してはもう少し研究できると良いかなと思います。

口から泡のようなカタチが出てきているアイデアは面白いと思います!自刻像の方に関してはこちらも目の表現にもう少しだけ柔らかさが出てくると尚良いと思います。また首周りの形ももう少しだけ見たかったです!

長くなりましたが以上になります。