月別アーカイブ: 2023年10月

芸大デザイン・工芸コース

こんにちは。
新宿校デザイン・工芸科 芸大コース講師の山本です。

2学期の授業は、基礎と応用をバランスよく強化する内容で展開しています。また演習課題では様々な形式の入試出題を想定しながら、柔軟性を養っています。
今月末には公開実技模試を開催します。夏期講習会と2学期の授業課題がどのくらい身についているのを客観的に分析できるチャンスです。ぜひご活用ください。詳細は下記URLからご確認ください。

・公開実技模試

10/29(日)は芸大デザイン科 鉛筆写生(石膏像デッサン/構成デッサン)

11/5(日)デザインⅠ(色彩)

11/12(日) デザインII(形体)

1日ごと科目それぞれでお申し込みいただけます。

art-shinbi.com/koukai/2023/

《基礎科》ものをみるということ

先日まで暑い暑いと言ってTシャツを1枚で、家の中でも扇風機をつけていたのに
昨日は東京も急に気温が落ち込み、一気に10度台に。
長袖を飛び越えて我が家では羽毛布団を引っ張り出しました。

毎年夏期講習中の面談で、
「夏越えたらすぐだよ〜、秋なんて一瞬で終わってあっという間に冬季講習で年末迎えて、
新学期になってすぐに高校3年生だからねえ」と言ってるのですが、
それは嘘ではなく、秋は連休も多く、夏を引きずってすぐにこうやって寒くなるもんだから、
秋なんて感じる暇もなく冬になってしまうのです。
なんか昔はもっと秋を味わったような気がするんですが、、、

基礎科講師デザイン科担当の名越です。

季節が変わるといつも見慣れていたものが急に違う顔を見せたりします。
紅葉や衣替えや日の短さなど。
いつも同じだと思っていたものはその一瞬一瞬で変化しているのです。
それは人間も同じで、細胞もまたどんどん新しいものへと変わっていくのです。

そんないつもみているものを、じゃあいつもみてるからと言って描けんのか?と言われると別問題なわけです。ただものを”見ている”とものを観察して”見ている”は大きく違うのです。
何がそのものらしく見せているのか?
何がそのものたる所以なのか?

それを観察することが、私たちの”みる”なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芸大系のデザイン工芸科では平面構成において、至って普通のものがモチーフとして手渡されることが多くあります。それをどのように描写するかは自由なのですが、まずは人に正しく”らしさ”が伝わるように描けることができて、そこからそれぞれの表現方法に落とし込んでいくことがやはり一番の近道だと思います。
(うまく描くことが目的ではなく、相手に伝えることがデザイン工芸科には求められていると思っています。)

そのらしさ、というのがものの本質となる部分なのではないかなと思います。

「この人は何を言おうとしているのかな?この人は何を伝えようとしているのかな?」
という本質を探ること、
外見ではなくその人の本質の部分で人とつながること、
表面的には見えないことかもしれないですが(絵の具で描くので表面的ではあるのですが)
“そこを見るチカラ”をつけるということが、
美術に携わる人間以外にも広がって行けば良いのになと思う昨今です。

そんな練習として、基礎科は今週、先週と靴の細密着彩をおこなっております。

では

先端の公開コンクールは11月3日(金・祝)です

こんにちは。先端芸術表現科です。

10月に入り、個人資料ファイルに関する活動や制作、一次対策についても、受講生の各個人の進度や関心に応じて面談の回数を増やしながら進めています。

さて、先端芸術表現科の公開コンクールは11月3日(金・祝)に行われます。
公開コンクールでは、総合実技および本番を想定した面接も含めて、現段階での自分の受験としての位置付けを考えてもらうための機会になっています。
幅広い方の受講をお待ちしておりますので、まだ個人資料ファイルができていない方でも、遠慮なく申し込んでください。講評後は、個人面談も行い、ファイルや総合実技に関することについても個別に話しながら今後の進め方について相談していく時間を設けたいと思います。

それでは先端芸術表現科でした(画像は過去の総合実技の再現作品になります)

秋葉原校 公開コンクール間近

秋葉原校デザイン科講師の多田です。

10/8、10/9で武蔵美系公開コンクールが開催されます。

武蔵美は3時間という短い時間でデッサンと平面構成が課されるため、秋葉原の生徒たちも夏くらいから短時間で描く練習を積み重ねてきました。

現役生だと、まだまだ3時間という時間に対応するのは難しいと思いますが思い切り挑戦して欲しいです!

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

2学期10月ターム制作期間です。

特別講義は11月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

 

2024公開コンクールがはじまります。各科、試験を想定した課題、制作時間になっております。今の自分の作品について客観的に把握できる良い機会です。締切が出てくるコースもありますが、奮ってご参加くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。