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渋谷校:受験の制作用具について

こんにちは渋谷校です。

今日はそろそろ4月に始めた人たちも、少しずつ慣れてきたと思います。鉛筆などの道具について聞きたいことなどもあると思います?
そこで今回は、絵を描く道具について話したいと思います。
特に今回はその中でも鉛筆や絵の具、立体の道具のしまい方を中心にお話します。デザイン科中心の内容ですので、他の科は参考程度に見てください。

鉛筆について

まずは鉛筆についてですが、鉛筆の種類はなるべく多く、同じメーカーの硬さの違いで例えば6Bから6Hまで、できれば1本ずつではなく複数用意したいものです。とりあえずは渋谷校ではユニという軸がエンジ色の鉛筆を勧めています。
話はそれますがえんじ色とはもともとは草木染めの紅花染の色をこの名前で読んだことがはじまりとのこと、現在はコチニール(虫から抽出した染料)による赤を指す。ともいわれています。ただ草木染自体染料に浸染した後に触媒によって反応して出る色は違うのが普通なので、何となくこんな感じの色という程度で覚えていればよいでしょう。話はそれましたが。

鉛筆のしまい方

また鉛筆をしまう際にはこの右側にあるような仕切りがあるケースに入れると良いと思います。大体の硬さを揃えてしきりに入れる、またはもう一つケースを買って、ネリゴムやカッターなど他の道具を入れるものも用意すると良いと思います。持っている人に聞くとこのようなケースは100均などで購入しているようです。

 

絵の具について

次に絵の具ですが、絵の具や筆もいっぱいあったほうが良いです。絵の具の蓋に色を塗って、ケースに上向きに入れて、色を選びやすいようにしてあります。ケースの中の仕切りは牛乳パックを切って使用しているようです。使いやすい上にエコで良いですね。

 

立体構成の道具

粘土の道具自体はそれほど多くなくヘラや定規などですが、デザイン科または工芸科で道具の種類も若干違うので、しっかり聞いてから購入しましょう。
鉄製のヘラもあると便利かと思いますが、まずは木製のヘラから揃えましょう。また写真の右から6本目の金属のパーツが付いたカキベラも欲しいです。
写真の中のボケている部分は秘密の道具になっております。個人的に工夫した道具らしいのであまりおおっぴらには載せられないのでボカしてあります。知りたい人は一度渋谷校にでも遊びに来てみましょう。

制作する上では道具はとても大事です。早めに多くの道具を揃えて試してみましょう。また道具は揃えるだけではなくしまい方や手入れの方法なども大事だと思います。きちんとした道具があってこそ良い絵が描けるというものです、お金はかかりますが絵の上達への投資だと思い頑張っていきましょう。

このページでのご紹介になってしまいますが、渋谷校はこの春よりデザイン・工芸科に特化した現役向けの校舎にリニューアルしました。デザイン・工芸の大学を目指す高校生や中学生は渋谷という好立地の渋谷校を検討してみましょう。

 

またそのうち制作用具についての説明のイベントなども考えています。興味のある方は近日HPにて公開しますので確認してみてください。