日別アーカイブ: 2021年3月17日

美大受験を目指すには、受験への準備について

こんにちは渋谷校です。

 

年度末も終わり新学期をこれから迎える季節です。
この時期これからはじめて美大を目指そうとしている人も多いのではないでしょうか?

でデザイン科中心のお話になりますが、受験に向けての準備や流れについて簡単にお話いたします。

まずは高校3年生になるまでは、何でも良いので絵を描くとよいでしょう。
高校の勉強もしっかり、運動や遊ぶこともデザイナーを目指すには必要なこと
様々なことをやっていきましょう。
どこで絵を描くか困るようであればもちろん、新美の基礎科にはいって制作しましょう。
まずは自分のペースで良いと思います。

で、3年生になるまでに出来れば志望を決めましょう。
まずは
●平面のデザイン(グラフィックや広告、イラストやアニメーションなど印刷や映像のデザインです)
●立体のデザイン(文具や家電、車やファションなど立体のデザイン)
●空間のデザイン(建築も含むインテリアや舞台美術、照明や都市計画など)
また、立体のデザインと近いものに素材(ガラスや徹夜、布など)を使って作品を作る工芸というものもあります。
デザイン科は他の科と違って、就職を目標に選ぶことが多い科です。
どの方向に行くか、もしかしたら一生自分の仕事として関わっていく可能性のあるものです、
出来れば自分の好きな興味のある方向に行きやすいところを選択できると良いです。
簡単には決まらないですが、よく考えましょう。

もう一つは第一志望の決定です。
まずは芸大を受験するか、私立を中心に受験するか、
実技と学科のバランスや実技の種類、傾向が違うのでこれも3年生までには決まると良いですね。
概ね芸大は学科よりも実技のバランスが高く、
私立の大学は実技と学科のバランスがだいたい同じということで、受験の時に何に力を入れるかが変わってきます。
渋谷校では3年生になると芸大志望は週6日、私大志望は週5日で土日は学科の勉強と言っています。
また、日大や造形、女子美の推薦志望の学生もいますが、その場合は週3コースを薦めています。
週3で制作をし、他の日には推薦のための作品やポートフォリをなどに時間をかけます。
推薦でも多摩美、武蔵野美大の場合は科にもよりますが、一般入試よりも合格が大変な事が多いので
一般入試をメインに推薦対策は行っていきます。なので週5で通うことが多いです。

美大といえども最近は浪人する学生も大分減ってきました、現役での合格を目指すのであれば、
場合によっては併願校を増やすことも考えなくてはいけないです。
ただし、併願校の対策は秋から冬ぐらいになってやりだすことが多いので、その時期までは
第一志望中心の対策になります。このぐらいの時期まで併願校に関しては決定しなくても大丈夫です。

共通テストは高校で申し込みをするので問題無いです。
各大学への願書は1月から徐々に申し込みになるので、それまでに大学の資料や、高校での必要書類などを早めに準備していきましょう。
毎年1月の終わりから3月の頭辺りまで受験期間となりますので、しっかり予備校で準備をして対策を立てるようにしましょう。

予備校では通常の授業の他に、夏期講習、冬期講習など本科の授業とは別に受講する口講座も必要になるので、
高校の予定をしっかり把握して、早めに申し込みをしましょう。
今の時期は春期講習会です。
こちらで内容確認してみてください。

ざっと、簡単な話で細かくすべてを文章に書くと大変なので、質問があれば直接新美。渋谷校まで問い合わせてください。
ちょうど4月4日に体験があるのでぜひそこで
体験(3時間チャレンジ)詳細はこちら

また、最近は早めの時期から美大を目指す学生も多く、中学生から美大を目指す子も渋谷校には結構います。
4月17日に、また中学生向けのイベントを開催します。興味のある方は是非ご参加ください、
詳細はHPで確認して下さい。

 

今回はかなり宣伝中心になってしまいましたが、デザイン工芸科を志望するのであれば、渋谷校まで質問しに来てみましょう。どんな質問でも良いですよ。
優しく質問に答えますよ。