月別アーカイブ: 2016年7月

工芸科 昼間部 <動物模刻>

工芸科の酒井です!
7月に入り、気温もどんどん暑くなってきていよいよ夏到来ですね?!
工芸科昼間部では、動物模刻の授業がありました。
1日目は上野動物園に行き、実際に動物を見て、自身で模刻をしたい動物を選びクロッキーをし
2日目、3日目で模刻をしました。

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人それぞれ選ぶ動物が違うので、個性が出て面白いですね◎
自身で選んだ動物なので思い入れがあるせいか、皆気合いが入っています!

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完成した作品の一部です

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工芸科昼間部はただ今内部コンクール期間中です。
今回の動物模刻をきっかけに、模刻の表現に幅が出ていることを期待します◎

夏期講習まで後二週間を切りました。
新美の夏期講習は7/20(水)から始まります。
工芸のイチオシコースは8/22(月)~27(土)に行われる、Ⅵ期の現役芸大生と合同コンクールコースです!
現役の芸大生と合同コンクールを行い、今の時点での自身の実力を知る事ができます。
外部生の申し込みも絶賛募集中です◎
みんなで打倒芸大生!!気合を入れて、皆頑張りましょう?!!!

「夏、グラ。」ムービー公開中!!

こんにちは、新美コンテンツ制作担当です!
去年に続き、今年もデザイン科の講師の先生たちに特大サイズの細密デッサンを制作してもらいました!!
今年は暑い夏に涼しさを…ということで、冷たいグラスを持つ手を描いてもらっています。

新宿校、国立校、渋谷校から集まったデザイン科講師チームの制作プロセスをぜひご覧ください!

(完成した作品は夏期講習会中、新宿校に展示されるので実物もぜひ見てみてくださいね?)

☆☆夏の1日体験講習会☆☆

こんにちは。新宿校です。
7月に入ってからというもの、毎日暑い日が続くかと思いきや、今日はなんとなくジメジメ。。。
今週は雨が降ったり、暑くなったりと、せわしない天気が続くそうです。

こんな時こそ、快適な屋内で実技に励んでみるのはいかがでしょうか。
新美では7月10日(日)に1日体験講習をおこないます。

夏-1日体験-新美2016OL

美術系の大学受験において、必須ともいえるデッサンが体験できる内容になっています。
それぞれの習得度に応じて初級・中級、また専攻に応じて鉛筆・木炭から選択可能です。

初級→デッサンを描くのは初めてという方向けです。道具の名前の説明、鉛筆の削り方など基本的なところから説明します。
中級→学校などで実技経験がある方向けです。専攻別の課題を通じて、より受験内容に即した指導を行います。

また、実技の講習だけでなく、申し込みの方 全員 に経験豊富な講師陣との面談の場を設けています。
美大ってどういうところ?といった初歩的な話から、それぞれの志望に即した具体的な受験情報まで、幅広く相談にのらせていただきます。
(保護者様を交えた三者面談は、時間調整のために事前に申し出が必要です)
申し込みにあたって、よくある質問をまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。

◯よくある質問

Q.鉛筆と木炭どちらを選べばよいですか?
→将来的にどの専攻の勉強をしたいかで変わってきます。
油絵や彫刻なら木炭、その他なら鉛筆がおすすめです。
まだはっきり決まっていない方は、単純にやってみたい方を選んでください。

Q.初級・中級を選ぶ目安は?
→今までデッサンを10枚ほど描いたことがあればまず中級で問題ありません。
デッサン経験1~2枚ぐらいの方でも「挑戦してみたい!」ということなら、中級を選んでもらって大丈夫です。

Q.はっきり美大進学と決めた訳ではありませんが、参加しても大丈夫ですか?
→もちろんです。まずは実技を体験してみて、話を聞くだけでもだいぶイメージが膨らんでくるかと思いますので、ぜひご参加ください。

まだまだ受け付けておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
一人だとちょっと恥ずかしい…という方は、ぜひお友達と一緒にどうぞ。

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申し込みは こちら から。

電話、FAX、郵送でのお申込みも受け付けています。
7月10日、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

日本画 絵を描くということ。

こんにちは!日本画の佐々木です。

早いもので一学期ももう終わりに近づいていますね。
一学期が終われば夏期講習と、受験に向けてぐんぐん力をつけていきたいタイミングです。

そんななか、最近の昼間部ではこんなことをしていました。4
大学のような雰囲気?!大きなパネルで自由制作!題材も素材も自由です。

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青い!!

みんな、自分で選んだ題材なので普段よりのびのびと描けていたんじゃないかな?
でも、「自由」って一番難しい。
絵を描くということは、無限の可能性の中から「自分はこう描くんだ!」というのを見つけ、やり切る ということだと思います。なので、描き始める前の構想、計画、そして覚悟がとっても大切!
どうしても受験の絵をいつも描いていると、一つの正解が有るように思えちゃったり、自分で決めたイメージが頼りなく感じることがありませんか?
そこを堂々と言い切れるようになった人から絵が強くなるのだと思います。

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描き終わった後は、アトリエに絵を並べて鑑賞会!
絵の下にタイトルと絵のコンセプトが書かれたシートが貼ってあります。こういうのを読むと、一人ひとりみんな違うことを考えて絵を描いているんだなーってアタリマエのことに感動してしまいました。たのしい!

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この自由制作を通して、「絵を描く」ってこと、受験のその先の、本当に皆が目指すべきことはなんなのか、がちょっとでも繋がったらいいな?と思っています。

 

 

油画×先端=∞ ②

こんにちは。油絵科の関口です。
さて、いよいよ来週7/10(日)に油絵科と先端科合同のプレ夏期講習会が行われます。
学生から「どんな事をやるんですか?」と聞かれる事が多いので、今日はイメージしてもらいやすい様に参考の作品をお見せしたいと思います。

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これは2000年代前半に行った※特殊表現課題(新美油絵科命名の既成の課題に属さない課題の総称)コンクールの作品で「一マスの楽園」という課題。

 

ダンボール、マッチ軸
与えたのは床一マス分の大きさの段ボール、マッチ棒の木軸(多量)です。描画材は自由(油性以外)。他にも提出用のベニヤ板を与え、床のマスに合わせて置く事を条件にしました。

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楽園と言っても、人によって様々なイメージがあるようですね(笑)。

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ちなみにこれらは当時の上位作品ですが、この中から後に何人も芸大合格者が出ています!!

 

芸大では、毎年どんな課題が出題されるのか、全く想像がつきません。いきなり石膏像が出題されたり、極端に現代美術的な出題がされたり、年によって全然違う内容が出題されています。あまりにも振り幅が大きいため、受験生の中には戸惑ってしまう人も多いでしょう。

しかし、芸大油画専攻や先端科を受験する以上、色んな人と関わって多様な視点を学んでいく事は不可欠です。油絵科と先端科が触れ合うのは、お互いに未知の領域に足を踏み入れる様な感覚ですよね。一緒にやる事で、一体どんな化学反応が起こるでしょうか?

可能性は正しく無限大。こちらの期待感もMAXです!