日別アーカイブ: 2015年5月16日

彫刻科 実材実習!!

こんにちは!彫刻科の新任講師の稲田です。よろしくお願いします!!
4月からの緊張感も少し緩んで来た頃ではないでしょうか。彫刻科はこの時期、実材実習に突入しています!木彫や石膏取りなど普段はなかなか縁のない素材に触れる事で新鮮な経験となると思います。
ということで、今回は生徒の作品&実材実習のレポートです。おまけで新任講師の自己紹介がてら制作している作品の紹介もしていきます。
では!さっそくデッサン&塑造の作品から紹介して行きましょう!!

円盤投げ(木炭デッサン)
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円盤の動きに反応して実直な観察が好感が持てるデッサンです。構造的にもう一歩踏み込んで行けるとさらによくなるでしょう。

ミロのヴィーナス頭部(模刻)
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良い観察から生まれた模刻です。像の持っている張りやたるみにまで神経が行き届くようになるとヴィーナスらしさにもっと迫れるでしょう。

 

 

ここからは、実材実習の様子を紹介します!!今回紹介するのは、木彫です。各自「手」をテーマに取り組んでいます。

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まずは、木に作りたい形をデッサンしていきます。

 

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次に、大きくのこぎりや鑿で形を彫り出していきます。

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鑿とハンマーで彫り進めます。

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鑿の扱いにも慣れてきました。

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みんな、だいぶ手の形が出てきましたね!あと1週間完成に向けてファイト!!
実在実習は木彫組と首像の石膏取り組と分かれて行いました。石膏取りは次回紹介します。

 

 

最後になりましたが、簡単に僕の自己紹介がてら、過去の作品を紹介して締めくくります。
僕は大学に学部、大学院の修士過程、博士過程と9年間いたのですが、その間何をしていたかというと、、、ただひたすら制作していました。大学の思い出は、夏に蒸し風呂みたいな木彫室で木を彫っていた記憶と冬の極寒の中、外で石を彫っていたことです。それでも、その経験があるからこそ自分を信じて制作を続ける道を選んだと思います。
生徒のみんなも大学生として生活する日が来ますが、今日やっておけばよかったとか明日やればいいやという気持ちでは自分が納得出来る作品は絶対に作れません!!今日することは今日のうちに!!新美での1年を実りあるものに一緒にしていきましょう。言いたいことは言いましたので過去の作品を紹介して終わりにします(笑)

修士過程で制作した作品「かわきの肖像」

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修士過程で制作した作品「きえさるひと」

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博士過程で制作した作品「ある日の肖像」

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博士過程で制作した作品「静かな立像」部分

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博士過程で制作した作品「ひとりとふたり」

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こんな感じで僕は人の形をテーマに作品を作ってきました。話し出すと切りがないので作品を紹介するだけにしましょう。ちょうど実材実習で木彫を彫っているところです気になることがあったらどんな質問でもどんどんしてください!!

次回は一巡して小川原先生です。よろしくお願いします!!