月別アーカイブ: 2021年10月

オンライン教育科

 

こんにちは。オンライン教育科です。

10月ターム・5課題コース録画動画講評日は、10/17(日)を予定しています。

 

 

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今月は、第66回全国公開実力コンクールが開催しています。定められた環境下での今の自分の力を確認し、これからの制作のきっかけとなる機会にしてくださいね。

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◯10月入学生募集中です。オンライン教育科は各月タームからの入学可能です。

新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に
通学できない方のためのコースです。
Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、
録画による動画講評、豊富な参考資料によって、
遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。
講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、
カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講しています。

課題数は自らの生活のスタイルや、受講生の進度に応じて、
高3・既卒生は【5課題コース】と【3課題コース】から選択になります。
高1・2生は原則【3課題コース】です。

※Google アカウントを取得の上、申込フォームメール欄にご記入ください。

志望理由書について

 

こんにちは、留学生コースです。
少しずつ秋らしくなってきましたね。
留学生コースではこの季節になると、出願や志望理由書の話題で持ちきりです。
出願資料の準備には時間のかかるものもあるので、まだ志望校で悩んでいる生徒は早めに決断し、準備に取り掛かりましょう。
出願資格などについて質問がある場合は、すぐに大学に問い合わせて確認するようにしましょう。

今回は【志望理由書】についてですが、皆さんはどれくらい書き進めていますか?
学校によっては、【研究計画書】といいますね。
これは出願や面接で使う大事な資料となりますので、しっかり考えて書きましょう。
どんなことを書いたらいいのかわからない…という相談をよく受けますが、そういう生徒は、まずは自分のやりたいことから書き始めるのが良いです。
最初に大まかでいいので、やりたい分野を特定する。そしてそこから細分化していきます。

 

例:
やりたいこと ⇨ 情報デザイン

具体的に ⇨ ゲーム

例えばどんな ⇨ RPGを作ってみたい

どんな人に向けて ⇨ 強い不安や孤独感、疎外感を抱えた青少年たち

どうしてRPG ⇨ 遊び手がキャラクターと動作を共有することによって様々な立場の人間を体験でき、共感したり視野を広げやすくなるため



こんな具合にどんどん掘り下げて自問自答することで、自分のやりたいことが具体化していきます。
ある程度掘り下げたら、今度は話を少し広げてみましょう。



どんな課題があるか ⇨ 母国ではゲームに偏見を持っている人たちがいる、ゲームの可能性を提示したい

どんな可能性があるか ⇨ ゲームは娯楽だけでなく、心を癒したり、自分や他者を知る手助けをしてくれる

情報デザインでやりたいこと ⇨ まずは感情の視覚化(色、形、様々なメディアの特性、情報を受ける環境によってどう違うかなど)について研究し、感情の変化などを認識、自覚するための方法を提案したい


このように、将来ゲームを通じて叶えたいことへの第一歩として、大学での勉強がどのような役割を果たすのかが少しずつはっきりしてくるかと思います。
うまく自分に質問をしていくことで、自分の視点や考えを引き出してみて下さい。
アンケートを取るような感覚でやってみると良いかもしれません。

新美では、過去に合格した先輩たちの志望理由書も参考として保管してあるので、
読みたい人はぜひ声をかけて下さい!

 

保護者面談終了、デモ見るだけの日報告。

雨が続くとどんよりとしてきますが、晴れるととても過ごしやすい時期ですね。今年は秋が早く来た印象がします。コロナでの緊急事態も解除となり、救急車の音が少なくなった気がします。また感染がぶり返さないように気を付けましょう。

デザイン•工芸科夜間部です。

 

保護者会週間でした。もっとデータを保護者の方に見せていきたいところなのですが、最低限のデータ開示になってしまって、ちょっと申し訳ない感じです。生徒の状況管理のシステムを、もっと新しく構築していきたいですね。ネット上のシステムなど、もっと活用していくよう勉強していきたいと思います。

今回は、秋のデモンストレーション見るだけの日の報告です。年二回やっています。一学期では、まだピンと来ていない生徒もいるでしょう。二学期のデモ見るだけの日の方が、生徒の熱視線をより感じた気がします。とても良い雰囲気でした。

今回のデモンストレーション作品の紹介です。芸大系は描きlだし75分制作デモ。私大系静物は2時間40分制作でした。奮闘してくれた講師の皆様、お疲れさまでした。
描き出しが良いデッサンはだいたいいい感じの仕上がりになります。手順をしっかりと身に着ける、やらなければならないことを優先し、描きたい気持ちを後に持ってくるといった具合で進めてくれると、クレバーな絵が出来上がってきます。クレバーに絵を描くのは、一発受験にはとても大切なことです。覚えていきましょう。

【油絵科】いろんな報告ちょこちょこと。

こんにちは、油絵科夜間部の鷹取です。

今日はちょこちょこと色々な報告を!

まずは油絵科、夏の特別企画展

『To Rewind Time』

が9月30日に無事終了しました!

今回の展示はTwitterでもたくさんの反響をもらうことができ、実際に見た人たちからも見応えがあった、良かった、など良い反応をたくさんいただけました。
展示の企画を立ち上げたときは、当時の作品を展示するにあたって協力してくれる人はいるかな?と心配していましたが、本当に皆さん快く協力してくれました。
展示参加者を発表した時に、

『〇〇さんて新美だったんだ!〇〇さんも!?うわー!〇〇さんもいる!!』

と生徒達も盛り上がっていました。現在活躍して居る人たちも自分達と同じ受験生だったことを間近で感じることが出来、良い刺激になったのではないかと思っています。
改めてありがとうございました!

そして10月からはギャラリーにて全科合同のコンクールの展示が始まります。これは新宿校のみならず、国立校、秋葉校、渋谷校も参加する校内コンクール。

課題は『わたし自身』をかきなさい。

ギャラリーにどんな作品が並ぶのか、こちらも楽しみにしていてください。
油絵科も入ってるかな!?

夏の展示が終わり、秋の展示がはじまる、そして秋になると毎年行われているのが保護者会です!
そう、10月3日(日)の今日がまさに保護者会。
年に一度…海老澤先生のスーツ姿が見られる貴重な日(そこじゃない!!)
今年も希望する方がいた場合はzoomでの保護者面談も行いました。
山本先生と海老澤先生が苦労しなが、一生懸命zoom設定してて…思わず写真を…(笑)

夜間部生の保護者様とも不安なことや気になることなどお話しできて良かったです。
保護者会に限らず気になる事があればいつでもご連絡下さい!

↓ ちなみに夜間の来週からの課題は ↓

これをどんな風にキャンバスに表現してくれるのか!!たくさん観察して、感じて考えて、ガンガンやっていきましょう。

10月を越え11月に入ると公開コンクール、そして12月には冬期講習と、段々と受験が本格化してくる季節に入ります。
冬期講習のパンフレットもそろそろ出来上がってくると思いますので、公開コンクール同様チェックをお忘れなく!

公開コンクールは冬期講習に入る前に校内外問わず自分の実力を試すための重要な機会です。またTwitter、ブログなどで詳細お知らせしていきますので、是非参加して下さいね!!

日本画:奥行きの形

こんにちは。日本画の佐々木です。
前回はものの接地同士の距離についてでした。
今回は、離れているはずのものがなんでくっついて見えるのか?の続きです。

パース、面白いですよね。
人間はかなり頭の中で角度を補正して見ることができるので、意外と意識して見ないと気付かないのです。

身近な例として
かなり斜めの角度からテレビを見ていても、ちょっと見づらいな、くらいで
見ることに支障はないと思うのですが
その角度から片目でテレビを見ると
テレビ画面がかなり薄いことがわかるはずです。

このように、片目で見るとパースによる形の歪みがよくわかります。

次回は、パースの影響を受けて形が変化する特に大事なポイントについて書いていきたいと思います。