こんにちは、日本画の佐々木です。
今回は、意外と見落としがちなアイツについて。
座って目線が低くなると
台や円柱の底面にパースがついて薄くなりますね。
それは誰もが最初に習うことだろうと思うのですが
台が薄くなる=台に落ちている影の形も薄くなる
のです。
基本的に台の面にへばりつくもの
(物の底面、紙などの薄い物、影)
は、すべて台の薄さと連動して薄くなります。
そして、ただ薄くすれば良いわけではなくて…
物から落ちる影は
台上の自然な「乗ってる感」に
大きく関わってきます。
それだけでなく
他の部分の自然さを描くためにも…
影について語り始めると
それだけで記事ができてしまいます。
それはまたの機会に。
意外と見落としがちな「影のパース」
しっかり観察していきましょう。