こんにちは
新宿校 油絵科夜間部 山田です。
合同コンクールも終わり、皆さんメンタル体調共に元気に頑張れていますか?
来週から人物週間がはじまるので、今回は以前に授業で軽く触れた事もあったのですが
人物のプロポーションを把握する際にタメになるデッサン人形について、この場を借りてチョコっと紹介していければと思います。
皆さんも昔からお馴染みの球体関節人形は見たことありますよね?持っているという人も多いかもしれません。
でもあれって良く良く考えてみると、人の形と言うには中々難しいものがありますよね。
自分も持っていたのですが、これを参考にポーズをとらせてドローイングをやろうとしても中々しっくりこない…
そこで自分が趣味で持っていた『グラップラー刃牙』に登場する愚地独歩のフィギュアの方が余程為になる事に気付きました!
関節のギミックも多く、いろんなポーズをとらせてテンションを上げながら描く!笑
原作者の板垣恵介先生の筋肉はデフォルメも激しいのですが、実は医学的に正しいという噂も…
それは置いときまして、人の形を捉える為のフィギュアも今は良いものがたくさん出ています!価格帯もマチマチなのですが、まずは比較的お求め安いこちらから!
モデル人形 マネキン デッサンドール PVC 可動式 リアル 人形 素体 全身ドール 筋肉質体型 デッサン フィギュア
価格は1600〜1900円程。こちらは関節を軸に腕部や脚部のリーチ、サイズ感を捉えるのに向いていますね。主に多方向から対象を描かなければならない漫画や、イラストなどで使われる事が多いですが、故に人物の全体像を把握するにはこれとないツールになってます!
ただ、このタイプのフィギュアで確保できないのが、人体の柔軟性。実際人間はプラスチックでは無いので皮膚や筋肉が身体の動きに合わせて変形しますよね。
そこで出てくるのがこちら!
TBLeague 1/12 スーパーフレキシブル 男性シームレスボディ ヘッド付 ステンレススティールスケルトン サンタン TM02A (PH2019-TM02A)
TBLeague 1/12 スケール フィギュア 素体 シームレス ボディ グラビアモデル素体セット 白色肌 PHMB2018-T01A
皮膚はシリコン、骨格はステンレスでできており、動きに合わせて筋肉、皮膚も変形するかなり人体に近いヴィジュアルを再現してます!(女性の髪型がそこそこ面白いことになってますが笑)
シリコンシームレス、ステンレス骨格のカテゴリーはそれなりに歴史があり、昔はなかなかお値段が張るモノでしたが最近では4000〜5000円位でお買い求めできるそうです!
ホビー面が強めなのであまりデッサン人形として使われる事は無いと思いますが、寄り人体をリアルに把握することができますね!
1/12 東亜重工製第四次生産 合成人間 1/12スケール ABS&PVC製 塗装済み 完成品 可動フィギュア
こちらは完全に趣味の世界になってしまうんですが、『デッサン人形』で検索すると何故か出てくる『BLAM!』『シドニアの騎士』でお馴染み弐瓶勉先生の東亜重工製合成人間。
う〜んカッコイイ・・・
弐瓶先生は美術系で熱狂的に好きな方が多い印象がありますね!
とりあえず今回紹介するのは以上になります。
脱線気味な物も入ってきてしまった感じはありますが笑
立体的に感触で人体を把握し、良く観察し、頭に入れておくのに越したことはありません。
まだまだたくさん為になりそうなフィギュアはあるので興味のある方は是非調べてみて下さい。
そしてお財布に余裕があれば一体でも購入してみてもいいかもしれません!