開催概要

映画『ブルーピリオド』では、同名の原作漫画『ブルーピリオド』の舞台のモデルとなったena美術(旧 新宿美術学院・通称 新美) が映画のロケ地として使用されました。映画の中で描かれている芸大受験予備校の様子を、 併設ギャラリーならではの視点で展示します。

前期は、「映画『ブルーピリオド』 ×ena美術」 と題して、 芸大受験までの一般的な受験生のタイムスケジュールを紹介します。 ena美術講師が描いて映画の中で使用された作品や、 出演者が練習で描いた作品などを展示。 油絵科のアトリエ再現コーナーでは、作品制作や撮影の雰囲気を体感していただくことができます。さらに、出演や美術監修などで撮影に協力したena美術講師にインタビューを行い、 俳優の実技指導について、 ブルーピリオドのリアルなところ、受験生に見て欲しいところ、 受験生だった時の面白エピソードなどを伺いその様子を会場で上映します。

後期では、映画に制作協力および実際に出演した講師3名による展示を行い、作家としての作品や、予備校で描いたものなどを紹介します。 ブルーピリオドのその後の一端として、アートへの興味を喚起し、 受験生への刺激になることでしょう。

映画『ブルーピリオド』をきっかけに、 芸大受験に興味を持っている方はもちろん、興味のない方でも、 ギャラリーに足を運んでいただければと思います。