カテゴリー別アーカイブ: 新美

大学入試センター試験 出願期間です!!

こんにちは。
大学入試センター試験の出願が始まりました!!
受験生の皆さん、出願の準備は大丈夫ですか?

高卒生、高卒認定資格者などは、個人出願です。
早めに準備しましょう。「卒業証明書」などの必要書類や、検定料の振込も忘れずに。
高校生は通っている高校に確認しましょう。

出願書類を書くと、なんとも緊張感が増しますね。。
いよいよ、入試に向けスパートする時期が近づいてきました。
頑張りましょう!

大学入試センター試験出願期間
平成28年9月27日(火)~10月7日(金)(消印有効)
※以上は参考情報です。必ず「大学入試センター試験 受験案内」でご確認ください。

国立ではじめる! 高校1.2年生、中学生のための受験対策!

国立校です。

楽しい高校の文化祭も終わり、高3生は入試に向けての本格的な受験対策が始まっています。
高1、2生も、すでに勉強を始めている学生もたくさんいますが、
これから始める人、まだ進路を悩んでいる人も多いでしょう。

そんな人のために新美では「1日体験講習」「無料体験入学」を行っています。

◇1日体験講習 10月16日(日)・11月27日(日) 9:00~4:00
◇無料体験入学 1週間(各コース:5日間、3日間、1日間) 随時体験可
 ◎用具はすべて準備してあります。

kunitachi-a-001-%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

kunitachi-b-001-%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

「無料体験入学」「1日体験講習」は、新宿校、渋谷校でも行っています。

 

進路のことや授業のことなど、気軽にご相談ください
授業の見学、面談も可能です。

新美国立校 042-577-1117

多摩グラ、プロダクト推薦特訓 ムサ美映像もやります!

こんにちは。
夏も終わり、推薦やAO入試受験者はいよいよ佳境ですね、、!
今年から、多摩美大で公募制推薦入試が実施されます。
新美では、「日曜特訓 多摩美推薦入試対策講習」を実施します。
特に実技の難易度が高いと予想される、グラフィックデザイン学科とプロダクトデザイン専攻が対象です。
全4回、日曜日に集中的に特訓して入試に備えましょう!

★武蔵野美大映像学科、ディレクション資質重視型入試の日曜特訓も実施します!あわせてご確認ください。

詳細お申し込みはこちらから→ http://www.art-shinbi.com/event/winter-suisen/

item02_pc

日本画科 あなたはどこまで描けますか??

こんにちは、日本画の佐々木です。
昨日、一昨日の二日間、日本画では細密課題を制作していました!

モチーフはこちら。今が旬のイチジクです。
二日間ということで少し他のモチーフも足して。。。
img_5343

普段はたくさんのモチーフを11時間で描いているので、省略だったり見せ方だったりというものはかなり意識しますが、一切ごまかしなく「描き切る」力が自分には一体どれほどあるのか!?
を、実感してもらうための試みでした。
そして、ここまで観て描けるんだ!という参考になれば・・・と思い、私も一緒に制作しました。

%ef%bc%91
デッサンの上がり。これで5.5時間。

2
着彩の上がり。11時間です。
細部はこんな感じ。ちょうど最初の写真と同じような角度ですね。
3
正直、参考になればと言いつつも、(どこまで描けるのだろう・・・)と不安でしたが、
物をじっくり集中して観察するうちに、そんな不安はどこへやら。
柔らかくみずみずしいイチジク、淡い色の変化、小さな隙間を通る光・・・様々な魅力がたくさん見えてきて、とにかくそれを描き写したい!絵を見る人にも伝えたい!と、夢中になっていました。
受験の絵は、受験。だけれども、やっぱり自分の描きたい!伝えたい!というポジティブな衝動があって初めて、強い作品になるのだなと思いました。
たくさんの絵の中から合否が決まる受験だからこそ、もっともっと貪欲に、受験の先を見据えることが大切です!

土曜日には、先週行った毎年恒例大型着彩の様子をアップする予定です。
今年も力作が上がってきました!

エッシャーの世界

こんにちは。油絵科の関口です。
先日、横浜そごう美術館で「エッシャー展 ?視覚の魔術師?」を見てきました。なかなか良い展覧会でしたので、皆さんに紹介したいと思います。
img_5053
今回は作品の前に「これ以上前に来ないで下さい」というテープや柵が無かったので、かなり間近で作品を見ることが可能です。小さい作品が多いですし、エッシャーの世界を存分に味わうなら、このスタイルは大正解だと思います。
ちなみにエッシャーの作品は、大半が版画で木版画とリトグラフが殆どです。キャプションにはタイトルの他に版種や描画材なども書かれていますので、そちらにも注目してみて下さい。

今回はエッシャーが実際に刷った版木も何点か展示してあります。刷り上がった版画を見る機会はあると思いますが、版木までは中々見る事は無いと思います。版画は間接技法なので、直接エッシャーが手掛けた版木を見ると、息使いまで聞こえてくる様な感覚に陥りました。

%e9%ad%9a%e3%80%9c%e9%b3%a5
あとエッシャーと言えば、反復する形を利用し、それらが少しずつ変容し、別のものに変わっていく有様を描いた作品が有名ですね。この着想の源流にあるのは、実はイスラム美術です。しかしエッシャーが実際に訪れたのは中東ではなく、スペインでした。スペイン内戦を避けるようにアルハンブラ宮殿を訪れた彼は、そこでタイルや装飾の幾何学的な美しさに魅せられたようです。

余談ですが、このイスラム圏の幾何学模様は、確かに綺麗で面白いんですよね?。見ていて飽きないので、僕も最近はPinterestというアプリでジャンジャン集めています。
%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%83%a0%e7%be%8e%e8%a1%93
エッシャーはアルハンブラ宮殿にある幾何学模様をたくさん模写して、独学でこのパターンを研究していきました。そこに独自の解釈を加え、具象生のあるパターンを次々と作り出したのです。
ただ残念な事に、個展で最初にこれらを発表した時には、人々に受け入れられた訳ではなかった様です。自信作だっただけに相当凹んだと伝えられています。

そんなエッシャーが注目され始めたのは、平面の繰り返されるパターンから、三次元の世界に像が浮かび上がる様な作品を作るようになってからでした。reptiles
視覚的なイリュージョンを巧みに扱う様になったエッシャーは、その後も様々な作品を作り出し、世界的に有名になっていきました。

いつの時代でも、作品に命を吹き込むのは作者の情熱です。そして、その熱を作り出す最初の一歩は「好奇心」なのです。例え美術に関係無かったとしても、興味を持ったジャンルがあるなら、将来かけがえのない財産になっているかもしれません。

 

エッシャー展 ?視覚の魔術師?
https://www.sogo-seibu.jp/yokohama/kakutensublist/?article_seq=198574