日別アーカイブ: 2020年4月9日

先端芸術表現科授業開始延期にともなう自宅課題について

こんにちは。先端芸術表現科です。

授業開始延期に伴い、先端芸術表現科では5月10日(日)の授業初日までの3週間、自宅課題を週に2課題行い、オンライン上で講評(ウェブミーティングツールやメールなどでの添削)するという方法でのサポートを行っていきます。

今回特別な措置として、先端では体験入学を希望されている方にも自宅課題を行ってもらい、講評することを可能にしています。
体験入学を希望される方は、ホームページのフォーマットを利用してお申し込み下さい(質問の項目のところに、自宅課題体験希望と明記していただくと良いと思います)。
追って課題内容をメール等でお送りします。

初週の課題の講評日時は、4月19日(日)の14時から16時となっています。
2週目の課題の講評日時は、4月26日(日)、3週目は5月3日(日)を講評日として予定しています(いずれも時間は14時から16時を予定していますが、予定に応じて調整も可能です)。
随時制作相談などはメールでも受け付けながら進めていければと思っています。

初週の課題内容は以下の通り。

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先端芸術表現科自宅課題1週目

課題1
「あなたが現在興味のあること、面白いと思っていることを、800-1000字程度で書きなさい。あなたのことをまったく知らない人に向けて、あなたが何に、どのように興味があるのかを、具体的に書くこと」

課題2
和辻哲郎の「面とペルソナ」(1935年)という文章を読み、そこからあなたが考えたことをもとにして制作しなさい。

テキストは以下のサイトで読むことができます。 https://www.aozora.gr.jp/cards/001395/files/49911_41926.html

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自らの関心を一度言語化し、他者のテキストの読解と解釈に基づいて制作をしてみる、ということを初週は行います。
2週目は映像に関する課題、3週目はドローイングとプランニングを行う予定です。

この状況下で何を考え、何を自分が行うのか。誰もが直面のしたことのない事態の中で、講師の方も自らを取り巻く状況について思考し、皆様としっかり対峙していきたいと思っています。

それでは、先端芸術表現科でした。


(画像は春期講習で使用した本たちです)