日別アーカイブ: 2018年7月8日

秋葉原校 この夏おすすめ展覧会情報

秋葉原校の石崎です。
もうすぐ一学期も終了の時期となりましたね。光陰矢の如しとはまさにこのこと。
夏期講習会が始まると息をつく暇もありませんから、このお休みの期間は英気を養うようにしましょう!
例えば、、、、 ほら、美術館に行ってみたりとか。

(秋葉原校の掲示板にもいろいろ貼ってあります)

と、流れは少々強引ですが(笑)今回のブログはいつもと趣旨を変えて、秋葉原校の先生方に聞いた
『今、自分が行ってみたい!気になっている!!展示会情報』を一言コメントと共にお届けします。

まずは僭越ながら、私から。
日本画ショートトリップ ―ようこそ避暑地へ―
コメント>世界各国の避暑地をテーマとした作品展です。都心にいながら海外ツアー気分を楽しめちゃう。
受験生の皆さんもそうだと思いますが、自分もなかなか旅行する機会がなく悶々としているので(笑)チョイスしてみました。
現代日本画専門の美術館というのも珍しいですよね。建物の規模もそんなに大きくないので、買い物のついでとか、気軽にふらーっと立ち寄れるところも好きなところです。ぜひこれを見て日本画の魅力に目覚めちゃって下さい!

続いて、油の本村先生おすすめ
アイ・チョー・クリスティン 霊性と寓意
コメント>世界的に注目を集めているインドネシアを拠点とするアーティスト、アイ・チョー・クリスティンの、世界初となる美術館個展です。ペインターならぜひ観てみたい展示です。
ちなみに、金沢21世紀美術館の建築を担当したのは、妹島和世+西沢立衛の「SANAA」。SANAAとして、2004年ヴェネチアビエンナーレ国際建築展 金獅子賞、2010年プリツカー賞など数多くの賞を受賞しています。
建築も展示も合わせて楽しめるので、夏休みを利用して、行ってみたいところです。

デザインの多田先生おすすめ
コメント>秋葉原にちなんで漫画ゲーム系の展示を。
まずFFシリーズのイラストを担当されている天野さんの「天野喜孝の世界展」が8月10日から池袋サンシャインシティで開催されます。独特の雰囲気のある人物の画風と表現が魅力的です。
同じく天野さんのファインアートの「CANDY GIRL」が表参道の「KIKKA GALLERY」で6月29日からスタートしています。同じ作家でありながらこちらは色使いがポップでデザイン系にも参考になりそうです。
もう1人はジョジョで有名な荒木飛呂彦さんの原画展、JOJO 冒険の波紋です。こちらは8月24日から国立新美術館で開催されます。こちらも鮮やかな色使いがデザイン系に参考になりそうです。また彫刻家などの他のアーティストとのコラボ作品があるようなので色々な人が興味を持てるのではないでしょうか。ただしチケットが日時指定制なので注意が必要そうです。
2人共自分が小学生の頃から興味を持っていた作家さんなので行ってみたいです。

工芸の酒井先生おすすめ
JOMON
東京国立博物館
コメント>まさに生活の中で生まれた原始的な美!!
もともと民族仮面や、民族衣装など土着的なものに興味がある私ですが、その土地だからこその個性的な形は美術の根源とも言える内なるエネルギーが集約されていて、心が高鳴ります。生命感のあるフォルム、ラインを是非感じに行きたいですね!

番外編
国立博物館からすぐ!!
国立科学博物館
?昆虫展?
アート作品ではないですが、
細胞が生み出した色彩と私たちとは異なる異形な姿!!にかっこよさを感じてしまう私です。ぜひ見に行きたい…
動いてる虫は苦手だけど静止してる虫はまじまじと見ちゃう。生命が生み出した美!!国立博物館から近いので合わせて見てもいいかもね!

最後に、学科の野澤先生おすすめ
2018年6月16日[土]ー9月2日[日]「小瀬村真美:幻画~像(イメージ)の表皮」展

藝大で油絵を学んだ映像作家、小瀬村真美の個展が、原美術館で開催中です。小瀬さんは、一貫して「絵画の中に流れている時間」を、多重露光やアニメーションで映像化してきました。たとえば16~17世紀のオランダ静物画を借用し、実物のモチーフをセッティングして撮影した映像からは、花が咲いては枯れ、果物が腐敗してゆく時間の流れが、残酷なほどのリアリティで迫ってきます。油絵や日本画を描いている子にもオススメです。僕は映像科をふだん教えているので、「映像で絵画を描いている画家」を紹介してみました。

、、、、とのことです。
ほかの先生の分も紹介したいのですが、今回はここまで。
気になるものをワンポイントで行くもよし、はしごするもよし。

沢山良いものを見て、刺激をうけましょう。
part2はまたそのうち。
それでは!